京都国際マンガミュージアムで、2021年12月26日まで開催中の『姫川明原画展 ‐マンガ「ゼルダの伝説」をふりかえる‐』が、2022年1月22日〜4月10日まで、巡回展として、宮城県石巻市にある石ノ森章太郎が作り出したマンガのミュージアム 石ノ森萬画館にて開催する事が発表された。さらに同館ならではの連動企画として、石ノ森章太郎版マンガ「ゼルダの伝説」原画も特別展示される。
姫川明原画展
任天堂ゲーム「ゼルダの伝説」のコミカライズ等を手掛ける漫画家 姫川明の原画展が、 2022年1月22日より4月10日まで、 宮城県石巻市にある石ノ森章太郎が作り出したマンガのミュージアム 石ノ森萬画館にて開催する事が発表された。
『姫川明原画展 ‐マンガ「ゼルダの伝説」をふりかえる‐』は、2021年9月18日~12月26日まで京都国際マンガミュージアムにて開催。2022年1月22日から石ノ森萬画館で開催されるのは、同展の巡回展となる。
姫川明のマンガ原画や、カラーイラストなど約200点が展示される。
石ノ森萬画館 特別展示
石ノ森萬画館では『姫川明原画展 ‐マンガ「ゼルダの伝説」をふりかえる‐』の連動企画として、石ノ森章太郎版マンガ「ゼルダの伝説」の原画も特別展示される。
石ノ森章太郎版マンガ 「ゼルダの伝説 / The Legend of Zelda: A Link to the Past」 は、アメリカ任天堂が発行していた雑誌『NINTENDO POWER』1992年1月号~12月号に連載されていたもの。2015年にアメリカの出版社 Viz Mediaよりグラフィック・ノベルとして出版されている。
さらに同館来館特典として、「姫川明原画展」ビジュアルのステッカープレゼントも実施するとの事。
同展図録、マンガ「ゼルダの伝説」シリーズ歴代のリンクが総登場したメインビジュアルを使用した、クリアファイルとポストカードも販売される。
開催概要
- タイトル
姫川明原画展
‐マンガ「ゼルダの伝説」をふりかえる‐ ※巡回展 - 会場
石ノ森萬画館 2階企画展示室 - 開催期間
2022年1月22日(土)~4月10日(日) - 時間
9:00~17:00
※3月からは18時まで
※入場は閉館時刻の30分前まで - 休館日
毎週火曜日
※3月~は第3火曜日 - 観覧料(常設展観覧料含む)
大人:840円
中高生:520円
小学生:210円
未就学児:無料 - 詳細
https://www.mangattan.jp/manga/exhibition/17615/
主催:石ノ森萬画館
協力:任天堂株式会社/株式会社小学館/Himekawa Art Production株式会社/株式会社石森プロ/京都国際マンガミュージアム
https://onigirimedia.com/2021/08/27/himekawaakira_exhibition/
姫川明 コメント
姫川明にとっての心の師匠・石ノ森章太郎先生のふるさと宮城、先生のミュージアムである萬画館で展示会をして頂けるのは夢のようです。
連動企画で石ノ森先生が92年にアメリカの雑誌で連載されたゼルダ「神々のトライフォース」のカラー原画も展示されます。東北の皆さん、どうぞよろしくお願いします。
なお、現在連載中の姫川明「ゼルダの伝説 トワイライト・プリンセス」は、最新刊10巻が好評発売中だ。
姫川明
プロフィール
姫川明(ひめかわ あきら)
本田Aと長野Sによる2人組のマンガ家。1987年よりユニットを組んでマンガを描き始め、1991年少年サンデーの「コミックグランプリ」準グランプリ受賞にてデビュー。
その後、それぞれの持ち味を融合させながら、仕事ごとにローテーションを組み仕事を続ける。空気感を伴う世界観とそこに生きる人や動物や自然の「生命力」を描き出すことを得意とする。
2010年にドイツ/ソンダーマン読者賞/国際マンガ部門ベスト漫画賞を「時のオカリナ」にて受賞。
2015年より、これまでの流れの仕事を姫川明として、より個性的なオリジナル作品は姫川明輝としてペンネームを使い分ける。
代表作に「ゼルダの伝説シリーズ」「Gold Ring」「Gliding REKI」「シートン動物紀」「日本の歴史」など。
Website
https://www.himekawaartpro.com/
展示会情報サイト
https://hap-animalartgllery.jimdofree.com/