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東京芸術劇場「芸劇eyes」選出 ピンク・リバティ『点滅する女』6月14日より上演

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東京芸術劇場が才能ある若手団体とタッグを組み上演する「芸劇eyes」に選出された、演劇ユニット「ピンク・リバティ」の新作『点滅する女』が、2023年6月14日より東京芸術劇場 シアターイーストで上演される。今回メインビジュアル及び作・演出の山西竜矢、出演の森田想、岡本夏美のコメントが公開された。


芸劇eyes とは

次世代の演劇界を牽引する若い才能を紹介する芸劇eyes。

野田秀樹が芸術監督に就任した2009年夏 東京芸術劇場が立ち上げた企画で、【劇場の賑わい】【若手育成】と言うテーマに基づく企画のひとつ。

2023年度は、2023年4月20日 ~2024年02月11日に、選出された作品が上演される。

詳細
https://www.geigeki.jp/performance/theater330/

ピンク・リバティ
『点滅する女』

山西竜矢が脚本・演出をつとめる演劇ユニット「ピンク・リバティ」新作『点滅する女』は、ある一家のもとに亡くなった長女が別人の体を借りて帰ってくるという、一風変わった設定で送る家族にまつわる物語。

2023年6月14日~6月25日まで、東京芸術劇場 シアターイーストにて上演される。チケット一般発売は、2023年5月6日(土)10:00より開始。

新作『点滅する女』にて、ダブル主演となる姉妹役を務めるのは、映画『わたしの見ている世界が全て』でマドリード国際映画祭2022外国映画部門 主演女優賞を受賞した森田想と、映画『ハニーレモンソーダ』や舞台『12人の淋しい親たち』などに出演の岡本夏美

さらに水石亜飛夢日比美思斎藤友香莉稲川悟史(青年団)、若林元太富川一人(はえぎわ)、大石将弘(ままごと/ナイロン100℃)、金子清文千葉雅子(猫のホテル)と舞台・映像の双方で活躍する実力派が顔をそろえる。

劇中音楽は前作に引き続き、多数の海外映画祭を席巻する映像制作集団・大田原愚豚舎の渡辺雄司が担当。

ピンク・リバティの代表であり作・演出を務める山西竜矢は、21年に自身初となる長編映画『彼女来来』で若手監督の登竜門 MOOSIC LABにて準グランプリ含む三冠を達成し、NYで開催される日本映画祭JAPAN CUTSでは新人部門最高賞の「大林賞」を受賞。

その後も長久允監督・森田剛氏主演の短編映画『DEATH DAYS』のメイキングドキュメンタリー『生まれゆく日々』の監督・構成、ドラマ『今夜すきやきだよ』の脚本など、ジャンルの垣根を越え活躍中。

演劇映像の両ジャンルで活動する山西特有の、照明効果を駆使した幻想的な演出と、文学的表現を交えながらテンポよく駆け巡るセリフの応酬が楽しみな1作。

『点滅する女』特設サイト
https://pinkliberty.net/flashing-woman/

ストーリー

初夏。緑眩しい、山あいの田舎町。

父、母、兄と共に実家の工務店で働く田村鈴子は、家族の間にある静かな歪みに悩んでいた。表面的には仲の良い田村家だったが、5年前、家族の中心だった長女・千鶴が亡くなってから、その関係はどこかおかしくなっていた。

そんなある昼下がり。1人の見知らぬ女が、田村家を訪れる。「千鶴さんの霊に、取り憑かれてまして」

女の奇妙な言葉をきっかけに、ぎりぎりで保たれていた彼らの関係は、大きく揺り動かされ…

1年半ぶりのピンク・リバティ新作公演は、喪失に苦しむある家族に訪れた幻想的な夏の1幕を、ブラック・ユーモアを交えて軽妙に描き出す、さみしくも美しい家族劇。

公演概要

ピンク・リバティ 新作公演
『点滅する女』

コメント

山西竜矢

作・演出:山西竜矢

本作は、田舎に住む家族の物語です。

1家はある奇妙な出来事をきっかけに、見て見ぬふりしていた家庭の問題に向き合わざるをえなくなります。そこで描かれる彼らの姿は、滑稽で、ややこしく、けれど美しいものであり、笑いあり涙ありというより、泣きながら笑えてしまうような情景になると思います。

主演の森田さん・岡本さんをはじめ、以前からご一緒したかった力強いキャストスタッフと共に、東京芸術劇場で新作に取り組めること、大変楽しみです。ピンク・リバティのこれまでを凝縮した「点滅する女」、是非劇場でご覧下さい。

山西竜矢

森田想

森田想

自分にとって初めての舞台になります。ずっと見え隠れしていた好奇心を握りしめて、挑みます。

本音を言えばまだまだ不安で、実感も何も本当に客席の前の舞台に立つのかと浮き足立っていますが、山西さんや共演者の方とのコミュニケーションを重ねながら、W主演として頼り甲斐のある岡本夏美さんの存在に安堵しながら、皆さんが観に来てくださるときには胸を張れるよう精一杯頑張りたいと思います。

今言えるのは、それくらいです。強いて言えば、どれほど頭がパンクするのかが楽しみです。ご期待下さい。

森田想

岡本夏美

岡本夏美

ピンク・リバティはいつかご縁があるといいなと思っていた演劇ユニットでしたので今回こうして携われる事ができて嬉しいです。

リアルと非リアルの掛け合わせと、舞台上で飛び交う言葉達を面白がりながらお芝居出来ればいいなと思っています!

今回私が演じる役は、特殊な設定もあり、難しい役どころになると感じていますが、森田想さんや他キャストの皆さん、そして演出の山西さんと共に丁寧に繊細に、そして大胆につくっていきたいです。

岡本夏美

ピンク・リバティとは

山西竜矢が脚本・演出をつとめる演劇ユニット。2016年の旗揚げ以降、東京を拠点に活動する。

リアリティある日常生活の情景が奇妙な世界と混ざり合っていく、不穏かつ幻視的な作風が特徴的。人間が元来抱える行き場のないさみしさをユーモアを交えながら描き、空しくも美しい情景として昇華する劇作はどの作品にも通底している。

Website
https://www.pink-liberty.com/

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おにぎり1号・Tomoko Davies-Tanaka
Onigiri Media メイン・ライター おにぎり1号こと Tomoko Davies-Tanaka (Team Little-Big) は、フリーランスPRエージェント。海外⇔国内、英語⇔日本語業務を中心に、スモールビジネスのPR業務のサポート他、コーディネーションやブッキングも行っています。 インタビュー記事 https://ledgeweb.com/740/