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ガールズロックバンド FullMooN ミニアルバム「SPREAD」8月14日CDリリース

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元祖秋葉系ガールズロックバンド FullMooN 2012年結成 今年で12周年を迎える彼女達が、今年作りあげた新曲のみを収録したミニアルバム「SPREAD」を2024年8月14日CDリリース。メンバー達による各収録楽曲についてのコメントも公開された。8月31日にはワンマンライブも開催。


FullMooN とは

2012年結成。日本のサブカルチャーであるコスプレと攻撃的ながらもキャッチーな音楽性を融合した、ガールズロックバンド FullMooN。

現在のメンバーは、りん(Bass)葵(Drums)ねね(Vocal)えれん(Guitar)の4人。

Website
https://www.tatenaga.net/

りん(Bass)葵(Drums)
ねね(Vocal)えれん(Guitar)

 FullMooNはバンド結成12周年企画 第1弾として、過去の楽曲を現在の編成/音楽スタイルで再録したミニアルバム「AncientMooNⅡ」を2024年4月にリリース。

収録曲「blue max」は、テレビ東京系「秋山ロケの地図」 2024年4月度エンディングテーマとして放送された。

ミニアルバム
SPREAD

2024年8月14日にCDリリースするミニアルバム「SPREAD」は、前作とは対照的に今年作りあげた新曲のみを6曲収録している。

収録曲について、メンバーからのコメントも公開された。

FullMooN
メンバーコメント

ねね(Vocal)

ねね  『Reality』には、現状に不満を感じているリアルな気持ちを描き出しています。この曲を書いた頃はとくに「チキショー!!」という気持ちがありました。

『Reality』は得意の病み系の楽曲ですけど(笑)。その気持ちを踏まえて、『Until the end』ではね。

えれん  前向きな気持ちで攻めています。

   ねねが『Reality』に書いたのは、メンバーみんなが常日頃感じている気持ちですけど。これはFullMooNに限らず、誰もが日々生きていく中で感じる思い。

誰だって毎日の暮らしの中、いろんな理不尽さを覚えながら。それでも前へ進んでいるわけじゃないですか。私たちは『Reality』を「社畜の歌」と呼んでいます (笑)。

葵(Drums)

ねね  自分を社畜と感じている人たちには、そういう風に刺さるみたいです。『Reality』の中で抱いているモヤモヤとした感情を、『Until the end』では明るく前向きに吹き飛ばしていますけど。

もともと『Until the end』は、FullMooNの強みであり、魅力にもなっているえれんの「やんちゃボイス」を生かしたくて、ツインヴォーカルに近い攻めた曲として作りました。

えれん  『Until the end』もそうだし、『Another』でも叫んでいるように、今回は叫び系の楽曲が割と多めになっています。

りん   けっして「攻めた曲を」と意識していたわけじゃなかったけど。みんな理不尽さを感じながら生きているから、それが楽曲にも出たんだろうね。

ねね  そうかもね。でも、『Devil Princess』と『missing』は自分たちではなく、想像のキャラクターとして書きました。

『Devil Princess』に書いたのは、表向きはか弱そうに見せて、じつは腹黒い女の子。女性なら、『Devil Princess』に記した心情をわかる人は相応にいると思いますけど、男性は(女性の涙や、か弱い仕種に)騙されてしまう場合もあるのかなと思って。

えれん  こういう女もいるから、女性のいろんな仕種や表情には気をつけろよという注意喚起の歌です。

  『missing』は、浮気された女性の歌。浮気されて「あのヤロー!!」とぶち切れるのではなく、「違う、大丈夫」と思い込もうとしてるところが可哀相というか、自分から気持ちが離れてしまっているのに気づいているけど、気づきたくないと思ってしまうところがリアルですよね。

えれん  この子はちょっと年上の男性に遊ばれている感じなのも、なんか可哀相だよね。この曲のツインギタープレイはすごく綺麗なので、そこも聴いてください。

りん(Bass)

りん  『Another』は、今までのFullMooNにはなかった新たなチャレンジ曲です。歌も曲調もすごく格好いい、テクニカルな面を追求した曲になりました。

むしろ、「FullMooNはこういう楽曲も表現できるよ」という幅を見せています。この曲のギターソロが格好いいんですよ。

えれん  『Another』自体が、ガールズバンドらしくない渋さを持っている曲だから、ギターソロもちょっと渋い感じで演奏をしてみました。

えれん(Guitar)

  『ドロップ』は、「溢れる言葉ノートに書いておくよ」や「大切な想いはカバンに閉まっておくから」など、ねねの書いた歌詞が驚くほどキラキラしているんですよ。

ねね  わたし、「悩んで泣いた日もある あの子を傷付けたことも ごめんねが言えなくて苦しくて」の歌詞が好きなんです。

大人になると心に余裕を持てるようになり、その対処法もわかりますけど。あの当時(10代の頃)は、何事にも必死で、精一杯すぎて心の余裕を持てなかったんですよね。

ただし、大人になるにつれいろんな現実を知り、ただただキラキラ真っ直ぐな気持ちではいれなくなった。だからこそ必死に、全力で輝いていたあの頃が眩しく見えるんですよ。

そんなキラキラとした『ドロップ』に登場する女の子が、大人になっていろんな現実を知り、『Reality』のように現実はけっして美しいものではないと悩んでしまう。

 『Reality』で「現実なんて美しくない」と嘆きながらも、『Until the end』では「積み上げた時間は負けない 向き合った時間は負けない」と自分を奮い立てていく。

りん  そんな日々の中、『Devil Princess』に出てくる女の子や、『missing』で他の女性にうつつを抜かす男性のように、世の中にいろんな人がいることを知った主人公は、『Another』を通して自分を見つめ直していくんですね。

ねね  『Another』は、鏡の中の自分。つまり、もう一人の自分自身に問いかけてゆく内容。いろんな病んだ現実を知り、「どうか暗闇に負けないで逃げないで 僕が手を引く」と自分を奮い立てながらも、「羽根を広げても飛べなくて飛べなくて 此処でまた散る」と書いたように、結局は理想と現実の狭間で葛藤をしてゆく。だからこそ。。。

  『ドロップ』で眩しかったあの頃の自分の姿を思い出し、ふたたび『Reality』を通して現実に戻るんだけど…。

ねね  やっぱし理不尽さを感じてしまう。でも、『Until the end』でふたたび気持ちを奮い立てる。そういう延々とループしてゆく物語を、 ミニアルバム『SPREAD』には描きだしています。

リリース情報

  • タイトル
    「SPREAD」
  • アーティスト
    FullMooN
  • リリース日
    2024年8月14日
  • リリース形態
    CD
  • 価格
    2,750円(税込)
  • 予約特典
    • ディスクユニオン特典 
      サイン入り生写真(各メンバーランダム全4種+シークレット)
    • タワーレコード特典
      特製着せ替えジャケット

2024年8月23日(金)19:00~ ディスクユニオンお茶の水ハードロック/ヘヴィメタル館にて「SPREAD」発売記念サイン会を実施。

詳細
https://diskunion.net/metal/ct/news/article/4/123607

収録曲

1曲目の「Reality」はテレビ東京系「秋山ロケの地図」2024年8月度エンディングテーマとして放送中。同曲ミュージックビデオは7月に公開された。

  1. Reality
  2. Until the end   
  3. Devil Princess 
  4. missing   
  5. Another      
  6. ドロップ

ワンマンライブ

FullMooNは、2024年8月31日に赤羽ReNY alphaで「FullMooN 12th ANNIVERSARY ONE-MAN LIVE THE LEGEND OF FullMooN~そして伝説~」と題したワンマン公演を開催。

この日は、Empressのみつき、Siriusのあにゃ、2人のギタリストがゲストで出演する。

メンバーコメント

えれん  今回のワンマン公演はミニアルバム『SPREAD』を軸に据えた公演にしつつ、FullMooNにはツインギターを生かした楽曲がいくつもあるからこそ、今回は2人をゲストに招いて、それぞれ何曲か一緒に演奏をしながら豪華な姿も見せていきたいなと思って。

いつもとはちょっと異なるワンマン公演にもなりそうだし、一段違うFullMooNのライブをお見せしていけると思います。ID-JAPANさんに提供していただいた新衣装も、この日の公演からお披露目します。

ねね 普段のライブでも、私たちは観た人たちをかならず満足させている。結果、FullMooN中毒になる人たちが増えているから、もっともっとそういう人たちをSPREADしていきたい。

FullMooNのライブは一度触れたら離さないし、みんなも離れられなくなるはず。ぜひ、ワンマン公演に足を運んでください。

開催概要

FullMooN 12th ANNIVERSARY ONE-MAN LIVE
THE LEGEND OF FullMooN ~そして伝説へ~

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おにぎり1号・Tomoko Davies-Tanaka
Onigiri Media メイン・ライター おにぎり1号こと Tomoko Davies-Tanaka (Team Little-Big) は、フリーランスPRエージェント。海外⇔国内、英語⇔日本語業務を中心に、スモールビジネスのPR業務のサポート他、コーディネーションやブッキングも行っています。 インタビュー記事 https://ledgeweb.com/740/