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GENKI SESSION 2024 速報 フォトレポ

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東京キネマ倶楽部にて、2024年8月27日 5年ぶりにGENKI SESSIONが開催された。出演は人見元基(Vo)、難波弘之(Key)、ロジャー高橋(Dr)、日下部“Burny”正則(G)、松本慎二(B)。Onigiri Mediaは、この様子を写真多めのフォトレポにて、速報でお伝えする。セットリストも併せて紹介。


GENKI SESSION

本記事写真は主催者より許可を得て撮影しております

All photos & Text by Kaoriko “ossie” Hanawa
Edit by Onigiri Media

2024年8月27日 東京キネマ倶楽部にて、5年ぶりにGENKI SESSIONが開催された。

1990年 VOWWOW解散後、人見元基は第一線から退いていたものの GENKI 名義でセッションや音源への参加などの活動は続けていた。

そんな人見元基が気の置けない仲間と不定期に、時には名前を変え、長きにわたって開催してきたライブが「GENKI SESSION」だ。

しかしコロナ禍の影響で何度か開催を試みつつも、2019年を最後に実施には至らずにいた。

2022年には、GENKI SESSIONの他にも人見と数多のライブをともにし、アルバム「RAVEN EYES II」に人見が参加するなど、長く親交が深かったギタリスト 大谷令文が亡くなり、今後のGENKI SESSIONの行方はファンの気になるところとなっていた。

大谷令文 (大谷レイブン/大谷Raven)

伝説のジャパニーズ・メタル・バンド「MARINO」のギタリストとして1984年にデビュー。イングヴェイ・マルムスティーンのオープニング・アクトを務めるなど、精力的にライブ活動を行う。2022年9月19日逝去。

そして今年2024年、2019年の最後の開催より5年の時を経て、以前からのメンバーである難波弘之(Key)、ロジャー高橋(Dr)に加えて、人見と共演の経験がある 日下部“Burny”正則(G) と 松本慎二(B)を迎えた編成でGENKI SESSION 2024 が行われた。

GENKI SESSION 2024

2024年6月に開催された「VOW WOW Beat of Metal Motion 発売40周年記念公演 ~新美俊宏 一周忌追悼~」ライブでの「プロ宣言」を受けて、今回のGENKI SESSIONでも晴れて 人見元基 名義を解禁。

その結果より多くの人見ファンに開催が知られることとなり、チケットは数分でソールドアウト、改めて人見の歌を待ちかねていた人の多さを見せつけた。

ライブでは大谷令文を偲んで、彼との懐かしいエピソードやGENKI SESSIONの思い出話が、たびたび語られた。

この日 人見が着ていたアロハシャツは、その昔大谷に売ってもらったものとのこと。

一方で日下部や松本の見せ場もしっかりとあり、「30 Days In The Hole」冒頭では、このメンバーならではの息のあった美しいコーラスを聴かせてくれた。

セットリスト

  1. Hallelujah I Love Her So
  2. I Got the Fire
  3. Communication Breakdown~How Many More Time~Whole Lotta Love
  4. Move Over
  5. Ain’t No Sunshine
  6. 樹のうた
  7. いつものように
    -(休憩)-
  8. 花・太陽・雨(vo:難波)
  9. 難聴(vo:高橋)
  10. Cry Me A River
  11. Hey Bro.
  12. ガンガンガン
  13. Sweet Sweet Surrender
  14. 好きさ好きさ好きさ
  15. 30 Days In The Hole
  16. Gimme Some Lovin’
  17. All or Nothing
  18. Imagine
    (アンコール)
  19. Going Down
    (アンコール)
  20. アッコちゃん
    (アンコール)

仲間達との楽しい時間を垣間見るような気持にさせる、程よいリラックス感が漂うGENKI SESSION。

しかしそこは流石のツワモノ・ボーカリスト 人見元基。3時間半を超えるステージでも、力強く美しい歌声を響かせた。

本編終盤で人見は「今日一緒にできてよかった。サイコーだよ!」と、感謝と賛辞をを口にしていた。

終ってみれば、今年も休憩をはさんでの2部構成だったとはいえ約3時間45分の長丁場ライブとなり、来場したファンはたっぷりと人見と仲間たちとの時間を楽しんだ。

GENKI SESSIONのファンにはおなじみの「アッコちゃん」でライブをしめたあと、人見が言った「また来年!」には、ファンのみならず今年チケットを手にする事が出来なかった多くのロック好きが、大いに期待しているだろう。

写真向かって左から難波弘之(Key)、松本慎二(B)、人見元基(Vo)、ロジャー高橋(Dr)、日下部“Burny”正則(G)

All photos & Text by Kaoriko “ossie” Hanawa
Edit by Onigiri Media

ライブ情報

ASIAN BLACK
※日下部・松本・高橋+藤原MAX正紀(Vo)のバンド


VOWWOW

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おにぎり1号・Tomoko Davies-Tanaka
Onigiri Media メイン・ライター おにぎり1号こと Tomoko Davies-Tanaka (Team Little-Big) は、フリーランスPRエージェント。海外⇔国内、英語⇔日本語業務を中心に、スモールビジネスのPR業務のサポート他、コーディネーションやブッキングも行っています。 インタビュー記事 https://ledgeweb.com/740/