全国に点在する農村や山村・漁村に宿泊し、現地ならではの食や体験を楽しむ「農山漁村滞在型旅行」略して「農泊」の魅力発信の一環として、声優 梶裕貴が「農泊1日アンバサダー」に就任。梶裕貴が声優を務める「農泊」のオリジナルアニメ動画「意外な関係」も公開された。
農泊 とは
農泊とは、全国に点在する農山漁村地域に宿泊して、その土地ならではの食事や体験等を楽しむ「農山漁村滞在型旅行」のこと。
古民家・ジビエ・棚田など、農山漁村ならではの地域資源を活用した様々な観光コンテンツを提供。
農山漁村への長時間の滞在と消費を促すことにより、農山漁村における「しごと」を作り出し、持続的な収益を確保して地域に雇用を生み出すとともに、農山漁村への移住・定住も見据えた関係人口の創出の入り口とすることを目的に、2020年より農林水産省が推進しているプロジェクト。
農林水産省
「農泊」の推進について
https://www.maff.go.jp/j/nousin/kouryu/nouhakusuishin/nouhaku_top.html
農林水産省は全国で600以上の地域を「農泊」地域として採択。各地域が観光客を呼び込む取り組みを進めている。
また楽天グループ株式会社(以下「楽天」)は、2020年より本プロジェクト「農泊」のプロモーションに取り組んでいる。
「楽天トラベル」特設ページ
「のんびり農泊」
https://travel.rakuten.co.jp/movement/area/nohaku/
梶裕貴が就任
農泊1日アンバサダー
写真向かって左から、楽天グループ株式会社 上級執行役員 地域創生事業 ヴァイスプレジデント 木村美樹 / 声優 梶裕貴/ 農林水産省 副大臣 鈴木憲和
2023年10月3日 都内にて開催された『農泊1日アンバサダー』就任式に、声優 梶裕貴(かじ ゆうき) が登壇。
併せて梶が声優を務める「農泊」のオリジナルアニメ「意外な関係」が初披露された。
本作で梶裕貴は、都内大手IT企業に勤める30代システムエンジニアと、駆け出しの20代動画クリエイターのキャラクターの2役を演じている。
オリジナルアニメ「意外な関係」について梶裕貴は「ドラマを通して、次第にエネルギッシュになっていく様子を演出できたらな、という気持ちで演じました」とコメント。
同作でヒロインを演じた石川 由依については「付き合いの長い声優さんなので、阿吽の呼吸でした」とコメントしている。
オリジナルアニメ
「意外な関係」
「意外な関係」概要
入社後、3年ぶりに偶然町で会った同期の椎名葵と有働大和。
葵は、自分と同じように忙しいはずなのに大和の表情が明るいことに気が付く。久々に再会した2人は都内のカフェで会話をする。
すると東京育ちの大和が「先週末、田舎行ってきたんだ」と農泊体験を打ち明ける。
「古民家泊まってさ、時間がゆっくり流れるんだ。その土地ならではの美味しいもの食べたりしてさ!」古民家の縁側や、高台から見える田んぼや海、風土料理など、様々な田舎の風景や体験を思い出す大和。
葵は、大和の話を通じて農山漁村への旅の魅力に気付いていく。大和が「漁業体験も楽しかったなあ。ほら!」と、その時の写真を見せると、葵は思わず目を丸くする。「その帽子かぶってる人…わたしのお父さん」まさに 意外な出会い だった…
梶裕貴 生朗読
『農泊1日アンバサダー』就任式では、オリジナルアニメ「意外な関係」を更に深堀りすべく、梶裕貴が「農泊を楽しむ2人の旅行者」になりきり朗読も披露。
最初に演じたのは都内大手IT企業に勤める30代システムエンジニア。日々の仕事に忙殺される中、部下に勧められた農泊で福岡県うきは市を訪れる。
古民家の主人のペースに振り回されながらも、フルーツ狩りや自分で焚く五右衛門風呂などを堪能。主人に教えてもらった山の暮らしや記憶に残る景色など、新しい経験が1人のシステムエンジニアの心を潤していく様子を披露。
梶は「農泊」の存在に感動した彼の様子を、「責任感溢れる、できる男性」のような声色で演じた。
次に演じたのは、動画配信を行う20代動画クリエイター・カジックスというキャラクター。
ネタ探しでたまたま「農泊」を知り、有名なアニメ映画にもゆかりのある地ということで、酒造りが体験できる長野県佐久市を訪れる。
300年以上続く酒蔵の歴史的な重みや酒造りの大変さを、ライブ配信で紹介していくカジックスが、様々な体験を通して人生観が変わっていくストーリーを、梶は 愛嬌たっぷりに熱演。
短いストーリーでもカジックスのお調子者で明るいキャラクターが伝わってくる声で、生朗読の迫力を感じさせてくれた。