フュージョン・エイジのスーパー・バンド ハング・ライジの未発表音源を収録したアルバム「ライヴ・エイティワン」が高音質CD(UHQCD)にて2025年1月22日にリリースされる。
ハング・ライジ /
プラス・ファイヴ
2024年6月19日にリリース、オリジナル・アルバム全8曲+未発表ボーナス・トラック5曲を収録したハング・ライジ(HANG RAIJI)のアルバム「プラス・ファイヴ」。
「プラス・ファイヴ」リリース後、本作にボーナス・トラックとして収録したデビュー前のライヴ音源をもっと聴きたい、という要望がレーベルに多数届いたとのこと。
これを受けて、今回 未発表音源を収録したアルバム「ライヴ・エイティワン」をリリースする事が決定した。
ハング・ライジ /
ライヴ・エイティワン
2025年1月22日にリリースされる「ライヴ・エイティワン」には、未発表音源 他、未発表楽曲や学園祭におけるライヴ音源、プレゼンテーション用スタジオレコ―ディング音源等も収録される。
収録曲
1曲目~9曲目は、メンバー在籍時の学園祭におけるライヴ音源(1981年11月)。
ゲストミュージシャンとして、1曲目~11曲目 初川克郎(パーカッション)が参加。10曲目と11曲目には松浦義和(キーボード)、10曲目に森園勝敏(ギター)が参加している。
編曲は全てハング・ライジ。★印はボーナストラック。
- Knocked Back Funk
曲:川口雷二
未発表音源 / 未発表楽曲 - Express for My Town
曲:近藤 洋
未発表音源 / 未発表楽曲 - Dance
曲:長江 純
未発表音源 - Terada De Samba
曲:寺田正彦
未発表音源 - Drop You off
曲:川口雷二 - Kuillima
曲:寺田正彦
未発表音源 / 未発表楽曲 - Glass Hopper
曲:中野 豊
未発表音源 / 未発表楽曲 - The Woods of Random Words
曲:近藤 洋
未発表音源 / 未発表楽曲 - Crash !
曲:中野 豊/渡邉明夫 - Lady Violetta ★
曲:森園勝敏
未発表音源
六本木ピットインにおけるライヴ音源(1982年5月) - Get Back ★
詞曲:Lennon=McCartney
Vocal:中野 豊
未発表音源
プレゼンテーション用スタジオレコ―ディング音源(1982年8月)
※The Beatles 楽曲カバー
リリース情報
- タイトル
「ライヴ・エイティワン」 - アーティスト
ハング・ライジ(HANG RAIJI) - リリース日
2025年1月22日 - リリース形態
CD(UHQCD仕様)
※高音質CD:すべてのCDプレーヤーでお楽しみいただけます
https://hqcd.jp/about/ - 品番:STPR048
- 価格:2,970円(税込)
- 発売:ステップス・レコーズ
ハング・ライジ とは
高校時代 別々のバンド、ジャズ / ロックとタイプが違う音楽ジャンルで活動をしていた、ロック育ちの中野 豊(G), 近藤 洋(B), ジャズ育ちの川口雷二(Dr), 寺田正彦(Key)。
彼らはその当時より他のバンド少年たちとは異なる、高い演奏技術を持った、抜きんでた存在であった。
大学時代 お互いを高め合うべく、別々に活動をしていた4人が集まり、結成されたバンドがハング・ライジの始まりである。
1980年 まさにクロスオーバーの時代。それぞれが持ち寄ったセンス、卓越した演奏技術はごく自然に融合し、新しいサウンドを生み始めていた。
1981年には、六本木ピットインへ出演するようになる。
さらにサックス・プレイヤーの長江 純、パーカッショニストの吉田幸平が加わり、バンドは6人編成になった。
この年の秋に開催された、彼らが在籍した大学の学園祭ライヴでは、熱気と迫力が詰まったエネルギーの塊のごとき圧巻のステージを披露している。
その後、ギタリスト森園勝敏との交流がはじまる。森園勝敏は、六本木ピットイン ジャズ・フェス出演時にはゲストとして参加。プレゼンテーション音源のレコーディングにも参加している。
やがて、1983年 ハング・ライジ はデビューを迎える。
残した作品はアルバム1タイトルではあるが、日本フュージョン界の名盤として、昨今再評価が著しい。
HANG RAIJI / ハング・ライジ メンバー
川口雷二:Drums, 近藤 洋:Bass, 長江 純:Tenor, Soprano & Alto Saxophones, 中野 豊:Guitar, 寺田正彦:Keyboards, 吉田幸平:Percussion