2020年1月6日にローンチした、国内屈指の写真家による珠玉のアート・フォトの数々を販売する新しい形のWebsite 「Photographers Art Japan」にて、5月15日より忌野清志郎氏の写真販売が開始された。
撮影は、日本人唯一のローリング・ストーンズ公式フォトグラファーで、忌野清志郎写真展『NAUGHTY BOY』を、2010年〜2011年に開催したロック・フォトグラファー 有賀幹夫氏。
Photographers Art Japan とは
厳選された写真家のアート写真を提供するWebsite Photographers Art Japan。
https://onigirimedia.com/2020/01/11/photographers-art-japan/
2020年1月6日 ローンチした際にも当メディアでご紹介したが、海外では、有名写真家が撮影したロック・フォトの販売は一般的であり、現在は Instagram 等で、オーダーを受け付けているフォトグラファーも存在する。
しかし日本では様々な理由により、写真集以外での、プロ・フォトグラファー撮影のロック・フォト販売は余り一般的ではない。
Photographers Art Japan は、そんな現状に一石を投じる存在であり、プロのフォトグラファーが切り取った、憧れのアーティストの見逃せない一瞬を身近に楽しむ機会を、ファンに与えてくれるサイトだ。
忌野清志郎
オリジナルプリント
新型コロナウイルス感染拡大と言う、誰も体験した事のない世界的な非常事態の最中、Photographers Art Japan が発表した第2弾販売写真アーティストは忌野清志郎氏。
撮影は、第1弾販売写真アーティスト、ザ・ローリング・ストーンズの撮影も手掛けている有賀幹夫氏だ。
ミック・ジャガーと忌野清志郎
中でも注目は、ザ・ローリング・ストーンズのミック・ジャガーと忌野清志郎氏とのツーショット。こんな写真が撮れるのは、世界中探しても有賀幹夫氏しかいないだろう。
同サイトに掲載されている有賀氏のコメントによると、そもそも「Photographers Art Japan」は、2010年〜2011年に開催された有賀氏の忌野清志郎写真展『NAUGHTY BOY』における、写真プリントや各会場内設置デザイン他、全てのビジュアル作り込みをした仲間たちが立ち上げたサイトとの事。
そう言った浅からぬ縁が、今回のミラクルな企画・忌野清志郎氏オリジナルプリント写真の販売に繋がった事は言うまでもないだろう。
コロナ禍だからこそ…
新型コロナウイルス感染拡大防止の為、現在、ライブハウスやイベント会場、コンサート会場は営業自粛を余儀なくされ、ミュージシャンを始めとしたライブ・パフォーマンスを行う多くのアーティスト達は、活動出来ない状態が続いている。
もちろん、人々の生命を脅かす、治療法もまだわからない新型ウイルスの感染を広げない為には、不要不急の外出を控え、人が密になる状況は避けなければならない。
だがそれは、音楽や様々なライブ・パフォーマンス、エンターテイメントやアートが、不要不急=「重要ではなく、急ぎでもないこと」である事を意味してはいないはずだ。
急ぎかどうかはともかく、少なくとも「重要ではない」かどうかは、それぞれ人によって異なるのではないだろうか?
今回販売される写真も、先行きが見えない不安な日々を過ごす中、心に灯をともしてくれる、ファンにとっては「重要」な作品である事は間違いない。
けして安価ではないが、憧れのロックスターが自室の壁や、眼にはいる場所から見守ってくれる事で、乗り越えられる事もある。また、写真を手に入れようと言う目標が出来る事で、頑張れる事もあるかも知れない。
そして忘れてはならないのは、これらの写真は、忌野清志郎氏が最も輝いていた瞬間=ライブで撮られている事だ。
2020年5月14日、東京などを除く39の県で、緊急事態宣言は解除となった。しかしながら、新型コロナウイルスの脅威が終息した訳では無く、音楽を含めたライブパフォーマンスが、以前と同じように楽しめる状況には、まだまだ程遠い。
そんな日々を過ごす我々に、エールを送っている様な、力強い忌野清志郎氏のオリジナル・プリント。ご興味のある方は、以下リンクにて詳細をご確認頂きたい。
忌野清志郎氏・オリジナルプリント写真の販売詳細情報
https://photographers-art.com/artist/kiyoshirou.html
その他 Photographers Art Japan が手掛ける作品全般、及び詳細情報
https://photographers-art.com/
※Photographers Art Japanの取扱作品には、販売期間等はありません。継続的な販売を予定されています。
有賀幹夫 プロフィール
80年代半ばより音楽フィールドを中心に活動を始め、RCサクセション、ザ・ブルーハーツ、浅川マキ等を撮影。
1990年、ザ・ローリング・ストーンズ初来日にあたりオフィシャル・フォトグラファーとして採用され、以降2014年までの全ての来日公演を撮影する。
これらの写真はバンド制作物に多数使用され、2019年に日本でも開催されたザ・ローリング・ストーンズ展「Exhibitionism」では、唯一の日本人クリエイターとして作品提供者に名を刻む。