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芳野藤丸を始めツワモノぞろいのバンド AB’S アルバム 2タイトル 9月15日復刻リリース

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1982年結成。ギタリスト 芳野藤丸を始め、豊富なキャリアを持つツワモノぞろいのバンド AB’S(エイビーズ)。彼らの第2期 2000年代の名作アルバム2タイトル「NEW」と「Blue」が、タワーレコード限定販売で2021年9月15日 復刻リリースされる。


AB’S プロフィール

AB’S(エイビーズ)は、1982年結成。

サポートやスタジオだけに留まらず、自身のアーティスト活動も活発に行ってきたギタリスト 芳野藤丸の、初のソロ・アルバム『YOSHINO FUJIMAL』レコーディング・メンバーで結成された。

顔ぶれは、渡辺直樹(B)、岡本郭男(Ds)、松下 誠(G)、安藤芳彦(Key/作詞)、そして芳野藤丸(G)。全員がヴォーカル、コーラスワークもこなす。

弾きながら歌ってハーモニーを付けられるバンドは、個々のメンバーを応援していたファンだけでなく、メンバーたちと「仕事」をしてきた音楽業界からも、注目をあつめた。

AB’Sのバンド名の由来は、メンバーの内3人の血液型がAB型だったから。また、アルファベット順に記載された時、トップに来るであろうことから。

コンスタントにアルバム・リリースを重ね、精力的に活動したが、1988年で一旦活動を停止。

2005年 伝説のフュージョン祭り CROSSOVER JAPAN出演をきっかけに活動を再開。この時、キーボード・プレイヤーが山田秀俊となる。

この2000年代の活動時期にリリースした5thアルバム『NEW』、6th アルバム『Blue』は、レコード会社の移籍等もあり、長らく入手困難であった。

日本のAOR作品として評価の高い、この2タイトルが、2021年9月15日復刻リリースされる。

AB’S Website
https://www.abs-5.com/

芳野藤丸
プロフィール

1952年4月21日生まれ、北海道函館市出身のミュージシャン/ギタリスト/作曲家。

函館ラ・サール学園を卒業後、アメリカ西海岸へ放浪。帰国後に大学へ進学。

70年に大学仲間とともにバンド“WISH”を結成。72年には つのだヒロ・スペースBANDに参加。73年に結成した“藤丸BAND”は西城秀樹のサポート・バンドとして活躍。

79年、One Line Bandを「SHOGUN」と改名。82年にソロ・デビューを果たす。のちに“AB’S”を結成。

バンド活動のほかスタジオ・ミュージシャンとしてのキャリアも長く、『新世紀エヴァンゲリオン』などの楽曲演奏にも参加している。

TOWER RECORDS アーティストページ
https://tower.jp/artist/303356
Website
http://www2u.biglobe.ne.jp/~krishna/fujimal/

足跡

第1期

  • 1982年
    結成
  • 1983年
    1st アルバム『AB’S』をリリース。
    デビュー・ライヴは渋谷公会堂。2階席もフル動員のソールド・アウトであった。続いて、大阪・神戸をツアー。
  • 1984年
    2nd アルバム『AB’S-2』をリリース。ロンドンでレコーディング。
  • 1985年
    3rd アルバム『AB’S-3』をリリース。前作同様、ロンドン・レコーディング。
  • 1988年
    4th アルバム『AB’S-4』をリリース。ロス・アンゼルスでレコーディングされた。以降、しばらく活動を休止する。

第2期

  • 2003年
    再結成
  • 2004年
    ミニ・アルバム『A5B3S』をリリース。
  • 2005年
    CROSSOVER JAPAN ’05に出演。マキシ・シングル『Single』をリリース
    5th アルバム『NEW』をリリース。
  • 2007年
    6th アルバム『Blue』をリリース。
    初のDVD『M.V.C』をリリース。以降、再び活動を休止。

第3期

  • 2018年
    新しいメンバー 竹腰かずゆき(Key)、目黒郁也(B)を迎え、新生AB’Sがスタートしたが、松下 誠は腰治療のため休養。彼の復帰までは4人で活動。
    新生AB’S初ライヴ(芳野藤丸45thAnniiversaryコンサート:恵比寿ガーデンホール)
  • 2019年
    松下 誠が復帰し、フル・メンバーによる新生AB’S初ライヴ(目黒ブルース・アレイ)開催
  • 2020年
    新ベーシスト 遠山陽介を迎えて、7th アルバム『AB’S-7』をリリース

AB’S Website
https://www.abs-5.com/

復刻リリース
「New」「Blue」

2021年9月15日復刻リリースされる「New」と「Blue」は、高音質CDであるUHQCD仕様にて、タワーレコード限定で販売される。

※UHQCD仕様のCDは、すべてのCDプレーヤーで聴取可能。

NEW/AB’S

オリジナル・リリースは、2005年11月22日。第2期活動のスイッチとなったアルバム。CROSSOVER JAPAN’05出演時のライヴ・テイクをボーナス・トラックとして収録。

NEW : 収録曲

  1. MUSIC CRUSADE
    詞:松下誠 曲:岡本郭男
  2. THE PLANET IN OUR HANDS
    詞:松下誠 曲:山田秀俊
  3. DAY AFTER TOMORROW
    詞:安藤芳彦 曲:渡辺直樹
  4. SHE’S LIKE FALLING RAIN
    詞:安藤芳彦 曲:芳野藤丸
  5. TONIGHT
    詞:松下誠 曲:山田秀俊
  6. ROUND ABOUT MIDNIGHT
    詞:安藤芳彦 曲:芳野藤丸
  7. WALKING IN THE RAIN
    詞曲:松下誠
  8. CAN YOU KEEP IT UP !?
    詞:安藤芳彦 曲:岡本郭男
  9. ALWAYS
    詞曲:松下誠
  10. DREAM ON DREAMER
    詞:安藤芳彦 曲:渡辺直樹
  11. Bonus Track
    Dead or Alive (Live)
    詞:安藤芳彦 曲:芳野藤丸

Blue/AB’S

オリジナル・リリースは、2007年3月4日。「NEW」に続く6作目のオリジナル・アルバム。CROSSOVER JAPAN’05出演時のライヴ・テイクをボーナス・トラックとして収録。

Blue :収録曲

  1. OOH BABY
    詞:ケイン富永 曲:芳野藤丸
  2. Night View
    詞:松下誠 曲:岡本郭男
  3. Until The End Of Time
    詞:ケイン富永 曲:山田秀俊
  4. 君がいる奇跡
    詞:上新功祐 曲:渡辺直樹
  5. Only One
    詞:ケイン富永 曲:芳野藤丸
  6. Summer Wave
    詞曲:松下誠
  7. Un-til The Break Of Dawn
    詞:ケイン富永 曲:山田秀俊
  8. Rhythm Of The Universe
    詞曲:渡辺直樹
  9. Back To Paradise
    詞:安藤芳彦 曲:岡本郭男
  10. Into The Light
    詞曲:松下誠
  11. Bonus Track
    Correspondence (Live)
    詞:安藤芳彦 曲:松下誠

「New」「Blue」
解説:近藤正義

2000年代に第2期AB’Sが放った会心のフル・アルバム

解説:近藤正義
音楽ライター:Free Ride Edition

AB’Sは元スペクトラムの岡本郭男(Ds)と渡辺直樹(B)、パラシュートの安藤芳彦(Key)、 そして腕利きスタジオ・ミュージシャンとして名を馳せた芳野藤丸(G)と松下誠(G)により結成され、1983年にレコード・デビュー。

キャッチーなメロディーとフュージョン的なアレンジ、成熟した演奏、さらにヴォーカルとコーラスまでこなす和モノAORバンドとして80年代を駆け抜けた。

1988年に活動休止となった後、2003年に最初の再結成が行われ、2005年にはクロスオーバー・ジャパンのステージにも登場。2008年から再び活動休止となったが、2019年に再結成。

2020年にはアルバム『AB’S-7』をリリースし、レコ発のツアーも行なったことはまだファンの記憶に新しい。

その時、ちょうどギター・マガジンで ’80s city pop という特集号を作ることになり、 僕もその企画に絡んでいた。

その中で26ページにわたる松下誠、芳野藤丸、両ギタリストに ついての執筆を担当したのだが、事前準備としてAB’Sの全アルバムをチェックした。

そこでAB’Sにとって5枚目と6枚目にあたるアルバム『NEW』(2005年作品)と『Blue』(2007 年作品)を久々に聴いたのだが、この2枚がちょっとしたレア・アイテムになっていたことに気づいた。

当時インディーズで発売されていたため流通枚数が少なく、ネットでも高値が付き、 幻の貴重盤となっていたのだ。

改めて聴き直したこの2枚のアルバムのクオリティーの高さに僕は驚き、廃盤のままにしておくのは惜しいと思った。

また、オリジナル・メンバーである渡辺直樹が在籍した最後であるこ の第2期AB’Sには、80年代の第1期、現在の第3期とは違った味わいがある。

加えて、新作 『AB’S-7』で再びAB’Sに注目したファンの人からもこの2枚を聴きたいという声が、 多く寄せられるようになった。

今回のリイシューにあたっては新たに最新のマスタリングを行い、高音質CDを採用。さらに2005年のCROSSOVER JAPANにおけるライヴ音源からの2曲(オムニバス・ライヴ・ アルバムとして発売済み:現在は廃盤)をボーナス・トラックとして加えた。

2000年代のAB’S を存分に楽しんでいただきたい。

AB’S / New

AB’S / Blue

ABOUT ME
おにぎり1号・Tomoko Davies-Tanaka
Onigiri Media メイン・ライター おにぎり1号こと Tomoko Davies-Tanaka (Team Little-Big) は、フリーランスPRエージェント。海外⇔国内、英語⇔日本語業務を中心に、スモールビジネスのPR業務のサポート他、コーディネーションやブッキングも行っています。 インタビュー記事 https://ledgeweb.com/740/