「平成ガメラ」3部作が10月29日より阿佐ヶ谷のミニシアター『Morc』にて一挙上映。

日本特撮映画の大傑作「平成ガメラ」3部作が、2021年10月29日～11月25日まで、東京・阿佐ヶ谷のミニシアター『Morc』にて一挙上映される。さらに特撮映画背景画家・島倉二千六、及び俳優・宝田明をゲストに迎えたトークイベントも開催される。

Contents

1 「平成ガメラ」3部作上映
2 上映スケジュール
3 トークイベント
4 『Morc』概要
- 4.1 会員情報

「平成ガメラ」3部作上映

昨年2020年に55周年を迎えたガメラ。最初の作品は1965年公開の「大怪獣ガメラ」。

そこで東京・阿佐ヶ谷のミニシアター「Morc」では、今もなお多くの人に愛されているガメラシリーズより、日本特撮映画の大傑作とも言われる「ガメラ大怪獣空中決戦」「ガメラ2 レギオン襲来」「ガメラ3 邪神覚醒」の3作品からなる「平成ガメラ」3部作を、2021年10月29日より上映する。

さらに、今回の上映を記念して「雲の魔術師」の異名を持つ、背景画で日本の特撮界を支え続けた島倉二千六氏、及び特撮映画界のスター俳優・宝田明氏を迎えたトークイベントも開催する。

上映スケジュール

ガメラ
大怪獣空中決戦

©KADOKAWA 日本テレビ
博報堂DYメディアパートナーズ

上映スケジュール
2021年10月29日(金)〜11月7日(日)
時間
14:30～

「ガメラ大怪獣空中決戦」
1995年製作／95分／日本　

大映による特撮映画「大怪獣ガメラ」を復活させた「平成ガメラ」3部作の第1作。宇宙の守護神ガメラと超遺伝子獣ギャオスの戦いを描く。全国民が震撼する中九州と東京を舞台にガメラとギャオスの壮絶な空中バトルが繰り広げられる。ガメラ誕生30周年記念作。

映画：ガメラ大怪獣空中決戦 Webpage
https://cinemakadokawa.jp/gamera/index.html

ガメラ2
レギオン襲来

©KADOKAWA 日本テレビ
博報堂DYメディアパートナーズ富士通日販

上映スケジュール
2021年11月8日(月)～11月17日(水)
時間
14:30～

「ガメラ2 レギオン襲来」
1996年製作／100分／日本　

「平成ガメラ」3部作の第2作目。ガメラとギャオスの死闘から数年後、札幌市に無数の宇宙昆虫と巨大宇宙植物が現れる…。

自衛隊の全面協力によるリアリティとミニチュア特撮が融合して高い評価を獲得し、映画作品として初めて日本SF大賞を受賞するなど特撮映画の名作として知られる。

映画：ガメラ2 レギオン襲来 Webpage
https://cinemakadokawa.jp/gamera/gamera2/index.html

ガメラ3
邪神（イリス）覚醒

©KADOKAWA 日本テレビ
博報堂DYメディアパートナーズ富士通日販

上映スケジュール
2021年11月18日(木)～11月25日(木)
時間
14:30～

「ガメラ3 邪神（イリス）覚醒」
1999年製作／108分／日本

「平成ガメラ」3部作の第3作。「ガメラが人類の敵だったら」というテーマのもと、ガメラとギャオスの戦闘による被害で両親を失った少女を主人公に、人口が密集する大都会に怪獣が出現することによる災害、日常の風景が奪われていく惨事を真正面から描いた。

映画：ガメラ3 邪神（イリス）覚醒 Webpage
https://cinemakadokawa.jp/gamera/gamera3/index.html

トークイベント

今回の上映を記念して「雲の魔術師」の異名を持つ、背景画で日本の特撮界を支え続けた島倉二千六氏、及び特撮映画界のスター俳優・宝田明氏を迎えたトークイベントを開催。

島倉二千六
プロフィール

島倉二千六
1940年生まれ。新潟県出身。名は皇紀二千六百年生まれから。

背景画の第一人者で、雲を描かせたら右に出るものはいないと「雲の神様」の異名をもつ。ゴジラシリーズや日本映画など、特撮の背景を支え続けている。

手がけた作品に「ウルトラQ」(66年)、「まあだだよ」(93年)、「ガメラ　大怪獣空中決戦」(95年)、「犬神家の一族」(06年)「シン・エヴァンゲリオン」(21年)など。

新刊「特撮の空　島倉二千六、背景画の世界」(発売元：ホビージャパン)が発売中。

特撮の空　島倉二千六、背景画の世界

宝田明
プロフィール

宝田明
1934年生まれ。東宝ニューフェイスとして俳優生活をスタート。

特撮映画の金字塔ともいえる「ゴジラ」(54年)で初主演し、若手トップスターとなる。その後も「獣人雪男」(55年)、「モスラ対ゴジラ」(64年)に出演。映画出演本数は200本を超える。

2021年1月より、戦後の引き揚げで初めて土を踏んだ故国での異邦人としての想いを綴った著書「送別歌」（発行：ユニコ舎）が発売中。