FM Yokohamaにて2年半に渡り放送された2VOICE(原順子&叶央介)の『ミュージック・セレナーデ』。毎週スタジオで2人が披露した洋楽のアコースティック・カバーを収めた「Music Serenade Selections」第10弾はバレンタイン・デー、ホワイト・デーにもぴったりなラヴ・ソングス13曲収録、配信。
ミュージック・セレナーデ
セレクション vol.10
FM Yokohamaで放送されていた番組『ミュージック・セレナーデ』では、毎週 2VOICE(原順子&叶央介)の2人が決めた「テーマ」があり、スタジオ・ライヴのコーナーもそれに沿って選曲がされていた。
volume 10では、バレンタイン・デー、ホワイト・デーにもぴったりなラヴ・ソングスを 全13曲を、Jazzyな演奏で配信する。
リリース情報
- タイトル
Music Serenade Selections vol.10
ミュージック・セレナーデ・セレクションVol. 10 - アーティスト
2VOICE - リリース日
2022年1月26日 - リリース形態
デジタル配信 - レーベル
Music Serenade - 配信リンク
https://nex-tone.link/A00094608
なおvolume 11のテーマは『Friends and Happiness』。2022年2月26日より配信予定
vol. 10 収録曲 解説
- Kiss of Life
(キス・オブ・ライフ)
1984年にデビュー、翌年グラミー賞の最優秀新人賞も獲得したシャーデー。の代表的ヒットのひとつ。1992年にリリースされた4作目のスタジオ・アルバム『ラヴ・デラックス』収録曲。
※シャーデーは、シンガー「シャーデー・アデュー」の個人名と思われがちだが、実はバンド名。 - I Won’t Give Up
(アイ・ウォント・ギヴ・アップ)
グラミー賞受賞歴も多い天才シンガー・ソングライター、ジェイソン・ムラーズ、2012年発表の4作目のアルバム『ラヴ・イズ・ア・フォー・レター・ワード』からのファースト・シングル。ジャック・ジョンソンやG.ラヴ&スペシャル・ソースらとともに「サーフ・シーン」をなすアーティストと言われることもあるシンガー。
- Will You Still Love Me Tomorrow
(ウィル・ユー・ラヴ・ミー・トゥモロー)
1960年11月リリース。アメリカで1位、イギリスでも4位を記録。その後ダスティ・スプリングフィールド、ロバータ・フラック、日本でも山下達郎らがカバー、King=Goffin作のスタンダードのひとつ。キャロル・キング自身も1971年に発表した自身の2枚目のアルバム『つづれおり』に収録。 - All in Love is Fair
(恋)
スティービー・ワンダーのやや隠れた名曲。グラミー賞の最優秀アルバム部門などを受賞した1973年のアルバム『インナーヴィジョンズ』に収録。後にバーブラ・ストライザンドやナンシー・ウィルソン、ジェニファー・ハドソンもカバー。 - You are the Sunshine of My Life
(サンシャイン)
スティービー・ワンダー 1972年のアルバム『トーキング・ブック』収録。シングル・カットもされてビルボードHOT100では見事1位を記録。グラミーでも最優秀男性ポップ・ヴォーカル部門をこの曲で受賞。カバーも多く、ライザ・ミネリ、シナトラら大御所らを中心に1970年代には毎年のようにカバーがリリースされていた超スタンダード、日本でも小野リサ、平井堅らが取り上げている。 - Time After Time
(タイム・アフター・タイム)
シンディ・ローパーによる印象的なこのバラードは、車のコマーシャルでも使われた、彼女の代表曲のひとつ。
- I Say a Little Prayer
(小さな願い)
バート・バカラック作曲、ハル・デヴィッド作詞によるスタンダードな名曲。初出は1967年のディオンヌ・ワーウィック、全米では4位のヒットとなった。その翌年にはアレサ・フランクリンがアルバム『アレサ・ナウ』でカバー、当初はシングル・カットされた別の曲のB面だったが、ラジオでDJたちが気に入ってよくオンエアしていたため後日両A面となり、ビルボードで10位のヒット、イギリスでも4位まで上昇した。 - I Can’t Make You Love Me
(夕映えの恋人たち)
グラミー賞受賞歴もあるアメリカの女性シンガー・ソングライター、ボニー・レイットの切ないバラード。1991年にリリースした大ヒットアルバム『ラック・オブ・ザ・ドロウ』からのサード・シングル。全米でトップ20に入るヒットとなった。
- Love is Blind
(恋は盲目)
ニューヨーク出身のシンガー・ソングライター、ジャニス・イアンによる楽曲。1976年TBSドラマ「グッド・バイ・ママ」でも使われたため日本で特に有名な曲。 - My Cherie Amour
(マイ・シェリー・アモール)
本作3曲目のスティービー・ワンダーの楽曲。1969年にシングルのB面として発表されたが、A面曲を超えてアメリカ・イギリスともにチャート4位まで上がる大ヒットとなった。 - Angie
(悲しみのアンジー)
ローリング・ストーンズ 1973年のアルバム『山羊の頭のスープ』から先行シングルとして発売され、イギリスでは5位、アメリカでは7枚目のナンバー1ヒットとなった。日本のアーティストもライブで取り上げることが多く、代表的なところでは沢田研二、西城秀樹らがライブ音源を残している。 - Michelle
(ミッシェル)
親しみやすく美しいメロディを書くのが得意なポール・マッカートニーらしい作品。ザ・ビートルズ 1965年12月リリース 6枚目のアルバム『ラバー・ソウル』収録の名バラード。1957年にポールとジョンを引き合わせ、ビートルズという存在が登場するきっかけを作ったと言われる友人 アイヴァン・ヴォーンの妻ジャネットが書いたフランス語の歌詞が印象的。 - First of May
(若葉のころ)
ビージーズ1969年のアルバム『オデッサ』に収録。日本では主役の少年を演じたマーク・レスターが大人気となったイギリス映画『小さな恋のメロディ』のサウンドトラックに収録されたことからヒット。シングル盤としてゴールド・ディスクを獲得している。その後1990年代後半には日本のテレビドラマ『若葉のころ』のテーマとしても使われた。
2VOICE プロフィール
ヴォーカルグループ「サーカス」として長年活躍してきた 原順子と叶央介が結成した、夫婦デュオ「2VOICE」。
2016年9月、2VOICE名義でのデビュー・アルバム 『120歳のLove Song』 をリリース。
今まで書きためてきたオリジナル曲を中心に、サーカス時代の「Mr.サマータイム」「アメリカン・フィーリング」を新たなJazzy アレンジで披露、長年のファンだけでなく幅広いファン層から支持を受ける。
収録曲の中でも2人が特に思い入れを持つ「YOU~120歳のラブソング~」は伊藤秀裕監督からの熱いオファーを受け2018年3月公開の映画『おみおくり』の主題歌となり、映画のロング・ヒットにも貢献。
2018年10月には2作目となるアルバム 『Winter Love Songs ~ Harmony on Christmas Day ~ 』 もリリース。
若手アーティストとのコラボレーション・イベントも積極的にこなし、次の目標「140歳」に向けて作品作り、ライヴ活動のみならず「声の学校」など後進の育成にも積極的にかかわる日々が続いている…
Website
https://www.2voice.jp