PIPER 初のベスト盤「パイパー・クール・セレクション」が配信+高音質CDにて5月31日リリース

スカンク名義のシングル「ラブリー・ナイト」で1980年にデビュー、その後バンド名を改め 85年までに5枚のアルバムを発表したPIPER（パイパー）。

世界的なジャパニーズ・シティ・ポップの流行により、再び注目を集める彼らの初のベスト盤「パイパー・クール・セレクション（PIPER Cool Selection）」が、2023年5月31日配信及び高音質CD＝アルティメイト・ハイ・クオリティCD（UHQCD）にてリリースされる。

Contents

1 PIPER（パイパー）とは
2 初のベスト盤 PIPER Cool Selection

PIPER（パイパー）とは

山本圭右

村田和人バンドのメンバーとしても知られる、ギタリスト山本圭右を中心とするユニット PIPER。

1980年前身となるスカンク名義のシングル「ラブリー・ナイト」でデビュー。

1981年バンド名をPIPER（パイパー）に改め、ユピテル・レコードからアルバム『I’M NOT IN LOVE』をリリース。

デビュー当時は5人編成のバンド形態だったPIPERだが、『I’M NOT IN LOVE』リリース後にメンバーが脱退。

1983年リリースの2枚目のアルバム『Summer Breeze』以降は、山本圭右（G／Vo）、志間貴司（Key）、井藤弥（B）の3人体制のユニットとして活動。ドラムは「打ち込み」となる。

『Summer Breeze』の後、5か月のインターバルを挟み3枚目のアルバム『Gentle Breeze』をリリース。

1984年アルバム『Sunshine Kiz』リリース後、ムーン・レコードに移籍し『LOVERS LOGIC』を1985年にリリース。

メンバーの井藤弥（B）に代わって山本耕右（G／Bほか）が正式メンバーとなるが、86年以降は活動を停止。

2018年3月ユピテル・レコードからリリースした『I’M NOT IN LOVE』（81年）、『Summer Breeze』（83年）、『Gentle Breeze』（83年）、『Sunshine Kiz』（84年）4タイトルが初のCD化。

2019年7月にはムーン・レコードからリリースした『LOVERS LOGIC』（85年）がリイシューされる。

その後ジャパニーズ・シティ・ポップが世界的に再注目された事により、彼らのアルバムがアメリカにて「CD」「アナログ」「カセット」でリリースされ、好セールスとなる。

アメリカ公演も予定されていたが、新型コロナウイルスによるパンデミックのため中止となった。しかし以後、国内にて定期的にライヴを実施。38年振りの新作も期待されている。

初のベスト盤
PIPER Cool Selection

2023年5月31日配信及び高音質CD＝アルティメイト・ハイ・クオリティCD（UHQCD）にてリリースされるPIPER初のベスト盤「パイパー・クール・セレクション（PIPER Cool Selection）」。

収録楽曲は、ユピテル時代のアルバム『Summer Breeze』『Gentle Breeze』『Sunshine Kiz』、そしてムーンに移籍してからのアルバム『LOVERS LOGIC』から選曲。

インストと歌モノをバランスよく絡めた聴きやすい内容となっている。

メンバーはリーダーの山本圭右（G／Vo）、志間貴司（Key）、井藤弥（B）の3人。

レコーディングには山本圭右の実弟で、井藤に代わって『LOVERS LOGIC』から正式メンバーとなった山本耕右（G／Bほか）や、村田バンドの盟友である村田和人と小板橋博司（Cho）が参加。

他には打ち込みのプログラミング、パーカッション、曲によっては生のドラムも入っいる。

アルバム詳細
https://stepsllc1218.com/piper/