フィッシュロックバンド 漁港の包丁/歌手担当かつ浦安 鮮魚「泉銀」の店主である森田釣竿。その森田氏オススメの魚やバンド情報等を不定期でお届けするエンタメ系魚食コラム「魚食えコノヤロー！」。今回は魚の話は一切なし！マニアな音楽話です。
Killing Joke じゃないのよ
森田釣竿氏が、漁港（正式名称は港が反転）以前に組んでいたバンド Killing Jerk。
正確には、Killing Jerk→ The 般若→ 漁港の順。漁港の結成が2000年なので、恐らく1990年代前半に3年間だけ活動したバンド（森田・談）で、森田氏はベーシストとして参加していた。
ジャケ写向かって左上段の柄シャツを着ているのが森田氏。若い…
Jerkとは因みに Cambridge Dictionally で調べると「バカな奴・基本的に男」とのこと。（noun は名詞の意味）
jerk noun (PERSON)
https://dictionary.cambridge.org/dictionary/english/jerk
a stupid person, usually a man:
察しの良い音楽好きな方はお分かりの通り、バンド名は1980年代のUKバンド Killing Joke のもじり。
この曲は1985年リリースの「Eighties」って、今は2024年だから…42年前!!!!
因みに Killing Joke 解散しておりませんが、創設メンバーでギタリストのケヴィン・“ジョーディー”・ウォーカー（Kevin “Geordie” Walker）は、2023年に死去されました（涙）。
キリング・ジョークの創設メンバー ギタリストのジョーディー・ウォーカー死去（2023/11/27 amass)
ついつい懐かしくて話が横道にそれました。でも、今回は終始こんな感じの内容です（苦笑）
Killing Jerk のCD
さて、森田氏が若かりし頃に演奏をしていた Killing Jerk の話を「なぜ、いま、ここで？」って話なんですが、理由はコチラ ↓
ババーン！なんと珍屋立川２号店で、50円で売っていたKilling JerkのCDを手に、若者2人 ルルさんとジェンヤさんが、泉銀を来訪。
遠路はるばる東京・府中から、浦安まで来られたとのこと。
さすが、会いに行けるアイドルならぬ、会いに行ける魚屋（当たり前か）。
因みにルルさんが着ているTシャツは、1985年Queenの来日公演でお母様がGetされたモノとか。おかぁさん！まぁ、そーなりますよね～（遠い目）
確実にKilling Jerkのアルバム「3years on Earth」よりも市場価値が高いTシャツを着たルルさんと、ロシア出身のジェンヤさんは東京の大学に通う学生さんで、Killing Jerkにメチャハマりして3回も続けて聴いたとのこと。
ここで、その音源を…と行きたいとこですが、残念ながら時代も時代ですし、ネット上に音源はなく、ご紹介出来ないのが残念無念ではありますが。
でも、コチラのカセットテープは、マニアなレコード屋さんでは高値で取引されているとのこと。
https://x.com/tsurizaomorita/status/560586034316972033
さて、Killing Jerkにハマったルルさんとジェンヤさん。どうしても当時のメンバーに会いたいと、色々調べた結果、泉銀に辿りついたと言う訳です。
そりゃ、そーなりますわな。
なかなか一言では表せないKilling Jerkの魅力について語り合った3人。
しかし、森田氏が次に結成したバンド「The 般若」について『インスト・バンドなんだけど、吉幾三さんとKing Crimsonを合体させたみたいな感じでさ』と説明しても「吉幾三」を知らない2人。
まぁ、ジェンヤさんはモチロン、ルルさんもパッとは思いつかず慌ててスマホで検索。「あ、知ってます！」って感じでしたけど、そりゃそーですよね。
因みに合体させたのは「雪国」的な吉幾三さんではなく、「俺ら東京さ行ぐだ」的 吉幾三さんとは思いますし、それをKing Crimsonと合体って説明されても何の事やらとは思いますが（笑）。
The 般若の動画はコチラ↓ちょーっとだけ漁港の片鱗+吉幾三さん×King Crimson風味があります。
さて、その後 3人の会話はどんどんマニアな方向へ。ジェンヤさんはボアダムスやじゃがたらもお好きとのこと。鮮魚店ですから、季節じゃないけど「鱈」イイ感じですよね…って違いますよ。暗黒大陸じゃがたらですよ。
どうやらパンクやらミクスチャーの先駆け的なごった煮感のあるバンドがお好きな様で、ザ・スターリン（←ロシア出身の人にこのバンド名はどうなんだ？）も観たことがあるとか。
ドラマー 三原重夫さんの事ですね、三原さんは「海」のプロデューサーでもあります。（総合プロデューサーは福田裕彦さん）
混んでなければ、魚の事はもちろん、音楽の話も出来る鮮魚店 泉銀。ひそかにミュージシャンの方々も来店されております。
2024年5月4日(土)は8時から17:30。5日(日)は8時から14時。
なお、最新の営業時間・状況は森田釣竿氏のX（Twitter）@tsurizaomorita にてご確認下さいませ。
また、遠方で足を運びにくい方には便利な通販サイトもあるので、併せてぜひチェックしてみて下さい。
しかし、Killing Jokeと、吉幾三さんと、ローザ・ルクセンブルグの動画が埋め込まれた記事って…（苦笑）
おあとがよろしいようで（笑い）
鮮魚 泉銀 店舗情報
- 定休日：火・水 (不定休あり)
- 最新情報は森田釣竿氏のX（Twitter）にてご確認下さいませ。
- 営業時間
11時00分～17時30
（土・日を除く）
土曜日：8時00分～17時30分
日曜日：8時00分～14時00分 - 住所
千葉県浦安市堀江3丁目25−1 - Website
https://www.gyoko.com/ - 泉銀 / 漁港通販サイト
https://gyoko.thebase.in/ - 森田釣竿 X（Twitter）
@tsurizaomorita
バンド 漁港
プロフィール
1986年に結成され、2004年ユニバーサルミュージックよりメジャー・デビューも果たしているバンド・漁港（gyoko）。(正式表記は「港」が反転）
現在のメンバーは歌手・包丁担当で、鮮魚店・泉銀店主の森田釣竿氏と、ギター他担当の深海光一の2人。
日本古来の食文化・魚食を広めるべく、店舗はもちろん、様々なステージにて活動している。
漁港Twitter
https://twitter.com/pnlozwA9H3qkcTY
アーカイブ楽曲も公開中
漁港YouTube公式チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCriPbYlL0DhTu7cVLpcCigg
鮮魚 泉銀
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