世界の⾳に⽿を傾ける新たなコンサートシリーズ「Listening to the World」の第1回が、沖縄県那覇市 桜坂劇場にて2024年10月6日開催される。いずれも今回が初来⽇となる北欧エストニアの PuuLuup / プーループと、イタリアの SUONNO DʼAJERE / スウォン・デイエレの2組が出演。前売りチケットは8月30日より発売。
Contents
Listening to the World
世界は、その⼟地に根ざした魅⼒的な⾳楽であふれている。
そうした世界の⾳に⽿を傾ける新たなコンサートシリーズ 「Listening to the World」が沖縄県那覇市 桜坂劇場にてスタートする。
その第1弾が2024年10月6日に開催、北欧エストニアの PuuLuup / プーループと、イタリアの SUONNO DʼAJERE / スウォン・デイエレの2組が出演。
いずれも今回が初来⽇となり、それぞれに韓国や台湾を巡る東アジアツアーの途中で、沖縄に⽴ち寄ってパフォーマンスを披露。⽇本公演は、桜坂劇場のみとのこと。
イベント詳細
https://sakura-zaka.com/?event_info=event_info-146803
出演者プロフィール
PuuLuup
プーループ
エストニアの伝統楽器タルハルパ(伝統的な⼸付き竪琴)の愛好家であるRamo Teder(ラモ)と Marko Veisson(マルコ)によって2014年結成。
タルハルパの⾃然な響きを保ちながら、弦の振動をエフェクト・ブロックやルーパーで演出し、オルタナティブな奏法で披露。そのパフォーマンスは世界で絶賛されている。
ラモは、北欧の奇才「パスタカス」としてソロ名義で2度来⽇しており、世界的にも評価の⾼い⽇本のバンド「テニスコーツ」と作品を発表している。
2020年、沖縄を含む⽇本ツアーを⾏う予定だったが、パンデミックで中⽌となった。PuuLuup としての来⽇は初。
Website
https://www.puuluup.ee/
SUONNO DʼAJERE
スウォン・デイエレ
イタリア南部、ナポリ歌謡の復権を象徴するグループ。
カリスマ的存在である IRENE SCARPATO(イレーネ・スカルパート)のヴォーカルと、MARCELLO SMIGLIANTE GENTILE(マルチェロ・スミリアンテ・ジェンティーレ)のマンドリン、GIAN MARCO LIBECCIO(ジャン・マルコ・リベッチオ)のギターによるトリオ。
伝統的なナポリ歌謡を再解釈して新たなアイデアを散りばめており、「ナポリの輝かしい⾳楽史に新たな輝きをもたらす夢」と称されている。
3⼈それぞれに素晴らしい⾳楽キャリアを重ね、多くの賞を受賞。
Website
https://www.suonnodajere.it/en/homepage-en/
開催概要
“Listening to the World”
エストニア・オルタナ伝統⾳楽と、イタリア・ナポリ歌謡の夢。
- 開催日
2024年10⽉6⽇(⽇) - 時間
開場 18:30 開演 19:00 - 会場
桜坂劇場 ホール A
(那覇市牧志 3-6-10) - 料⾦
※⼊場時別途 500 円ドリンクオーダーが必要
未就学児膝上無料- ⼀般前売 4,000 円
- ⼀般当⽇ 4,500 円(全席⾃由)
- U-20 前売 2,000 円
- U-20 当⽇ 2,500 円(要証明書提⽰)
- 前売チケット
- 発売日
2024年8⽉30⽇(⾦) - プレイガイド
桜坂劇場窓⼝・リウボウ4階プレイガイド(那覇市久茂地 1-1-1 4F)・ファミリーマート各店・イープラス・ローソンチケット・チケットぴあ・セブンイレブン - 問合せ・電話予約
098-860-9555
- 発売日
- イベント詳細
https://sakura-zaka.com/?event_info=event_info-146803
開催にあたって
野⽥隆司
9⽉〜10⽉は、アジアのインターナショナルなフェスシーズンで、各都市で多くのイベントが開催されています。
PuuLuup は、韓国・ソウルの Zandari Festa に出演、SUONNO DʼAJERE は、韓国・光州の Busking World Cup と台湾・台北の World Music Festival @Taiwan への出演が決まっています。
今回は、それぞれのエージェントから連絡をもらいました。PuuLuup は 2020年7⽉の⽇本ツアーで桜坂劇場での公演も決まっていましたが、パンデミックで中⽌に。最近の映像を⾒ると、そのパフォーマンスはさらに激しく磨かれた印象です。今回はそのリベンジ公演でもあります。
SUONNO DʼAJERE は、6⽉にチェコのオストラバで開催されたショーケース”Czech Music Crossroad”で、その演奏を聴いていました。マンドリンとギターをバックに歌われる郷愁に満ちたナポリの歌謡は、⾔葉の意味はわからなくとも深く響きました。
note にも少し書きましたが、アジアのツアールートをうまく構築できないかということを考えています。
沖縄は、海外のアーティストにとって、⾳楽的な背景や地理的な⾯で、かなり魅⼒的な場所だと思います。沖縄のアーティストとのコラボレーションの機会を作ることも可能です。
オーディエンスにとっても、クオリティの⾼い多様な⾳楽に触れてもらう機会を提供できることは有意義だと感じています。興⾏的にはなかなかハードではありますが、今後も少しでもこうした機会を増やしていけたらと考えています。野⽥隆司(桜坂劇場プロデューサー)