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殺陣アクション満載 映画「桜の鬼」主演・川渕かおり+監督・宮園博之インタビュー

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日本の美しさ、殺陣の魅力、人と人の絆、人種差別問題や愛などをメッセージとした、アクションファンタジー映画「桜の鬼」の制作に邁進する監督・宮園博之氏と主演の川渕かおり氏にインタビューを行った。同映画制作の為のクラウドファンディングは2021年3月9日まで実施中。


映画「桜の鬼」とは

コロナ禍で失った表現の場を求めて立ち上げられた映画「桜の鬼」プロジェクト。

監督は本作が初の監督作品となる宮園博之。主演は剣舞師・殺陣師・モーションアクターとして、またアートロックバンド KAO=S のヴォーカリストとしても活躍する川渕かおり。

本作・映画「桜の鬼」は、川渕がボーカルを務めるKAO=Sの楽曲「桜の鬼」からインスピレーションを受け、宮園が脚本を執筆した作品となる。

KAO=Sの同曲は映画「桜の鬼」の主題歌として使用される事が決定している。

KAO=S楽曲「桜の鬼」も収録されているアルバム「AMRITA」

あらすじ

とある小さな村、高山村で起きた物語。

高山村の近くにはそれはそれは美しい桜が咲く桜岳という山があった。だが妙な事にその山に立ち入った者は二度と帰ってこない、そこには鬼が住んでいるという噂が…。

高山村に住む青年・唐四郎(とうしろう)が、剣術道場の師範の使いで桜岳近くの寺へ出向く途中、傷を負い倒れている一人の女性・楓桜(ふうか)と出会うことにより動き出す運命の歯車。

人と鬼との共存を夢見つつも、相容れぬ両者の狭間で揺れ動く儚くも壮絶な物語を、アクション満載で描く時代劇エンターテインメント!!

映画「桜の鬼」Website
https://sakuranooni0.wixsite.com/my-site

主演・監督 プロフィール

桜鬼 楓桜役
川渕かおり

「鬼一族」鬼神を宿す桜鬼 楓桜(オウキ フウカ)役を演じる川渕かおり

日本のシンガー・剣舞師・殺陣師・モーションアクター・女優・声優・モデル・作詞家・演出家・アクション指導家。多彩なキャリアで世界中で活動する。

その美しく激しい日本刀剣舞は世界中で評価が高く「LADY SAMURAI」の異名を持つ。

ジャパニーズ・アート・ロックバンド KAO=S(カオス)ではヴォーカリスト/ソードパフォーマーを務め、作詞も手がける。

ソードパフォーマンスチーム 偉伝或〜IDEAL〜 を主宰。演出家のみならず、自らもパフォーマーとしてステージに立つ。

モーションアクターとしては「FINAL FANTASYシリーズ」「NieR:Automata」「攻殻機動隊SAC_2045」などのビッグタイトルのメインキャラクターとして出演。

Website
https://www.kaorikawabuchi.net/

唐四郎役
木村優良

鹿屋道場に通う青年 唐四郎(とうしろう)役を演じる木村優良(きむらまさたか)

ミュージカル「忍たま乱太郎」/演劇「ハイキュー!!~はじまりの巨人~」/舞台「ヨルハVer1.3a」等、人気の2.5次元舞台で注目を集める。

またテレビでも、NTV「行列の出来る相談所」やTX「ゴッドタン」に多数出演し、舞台・テレビ等で幅広く活躍する注目の若手俳優。

Official Blog
http://www.diamondblog.jp/official/masamasa_k/

監督
宮園博之

役者、また殺陣団体 Sword Performance Team 偉伝或〜IDEAL〜に所属しパフォーマーとしての活動。

今回初となる映画監督としての新しい表現へと挑戦する。

Twitter
https://twitter.com/hryk0007

クラウドファンディング

劇場公開、世界へ向けての発信を目標とした映画「桜の鬼」の制作の為のクラウドファンディングが、2021年3月9日までCAMPFIREにて実施されている。

日本の伝統文化とアクションファンタジーを盛り込んだ長編映画で世界へ羽ばたきたい。https://camp-fire.jp/projects/view/342579

出演者からのコメント紹介や、映画制作進捗状況報告等、同プロジェクトページに掲載されているので、ぜひチェックして欲しい。

また「オンライン完成披露試写会視聴権(監督・キャストによる舞台挨拶有り)」や、「クラウドファンディング限定仕様 映画「桜の鬼」本編+メイキング Blu-ray」等、支援者への多彩なリターンも用意されている。

日本の伝統文化とアクションファンタジーを盛り込んだ長編映画で世界へ羽ばたきたい。https://camp-fire.jp/projects/view/342579

ロケハンでの忘れられないエピソード

2020年3月~7月に行われたロケハン(プレ映像撮影)では、初めて監督として現場に立った宮園氏。

撮影される側から、撮影する側へ。いつもと違う視点で臨む現場は新鮮だったと語っていた。

特に自分の撮りたい内容を人に伝える事の難しさも改めて感じたとの事。また時間や天気等の制約がある中で「こだわり過ぎない事」の大事さも学んだそうだ。

印象に残っているエピソードを聞いたところ「最初の頃に、山の中での撮影で豪雨に見舞われた事は忘れられません。本当に大変でした。あの時の経験から、週間天気予報をチェックする重要性を学びました(苦笑)」と話していた。

なおこの時に撮影された映像も、クラウドファンディングのリターンに含まれるとの事。詳しくは 映画「桜の鬼」クラウドファンディング・プロジェクトページ にてチェックして欲しい。

宮園博之監督
インタビュー

クラウドファンディングページに【「桜の鬼」はKAO=Sの楽曲「桜の鬼」からインスピレーションを受け 執筆した】とありますが、そもそもこの楽曲と出会ったのはいつ頃ですか?

今から約3年前、川渕かおりさん主宰の殺陣団体Sword Performance Team偉伝或に所属後、KAO=S単独ライブ「To the Journey」というライブにて拝見したのが初めての出会いになります。

この楽曲をベースに映画の脚本を書こうと思った理由について教えて下さい。

この「桜の鬼」の楽曲をライブにて初めて目にし耳にした時に、歌詞のない楽曲の中でパフォーマンスをしているかおりさんを見ていると、自然と脳内に台詞が湧き上がってきました。

その台詞を元に女の人の苦悩や葛藤、何を思い、何と戦っているのか? この楽曲を物語にしたら面白いなと勝手に妄想を膨らませ、ライブから家までの帰路の間にメモにてプロットを書いたのを覚えています。

映画「桜の鬼」のキャスティングへのこだわりや、選んだポイントなどはありますか?

殺陣・アクションという要素が多く含まれている作品なので、最も重要なポイントの「殺陣」のできる方、そして役のイメージに合う方に、知り合いの役者さんや紹介して頂いた方々の中から、まずはお声掛けさせて頂きました。

そして、募集2日間のみのオーデションではありましたが、本当に有り難いことに多数の応募を頂きまして、エンターテインメントへの熱い思いや、あらすじから想像を膨らませ作品を愛してくれた方の中から、選ばさせていただきました。

ストーリーについてのこだわりや、こう言うところを観て欲しいと言うシーンやポイントはありますか?

本作は、時代劇の中にファンタジー要素を盛り込んだストーリーになっています。人と鬼が混在して生きる世界でのドラマを、壮絶に儚く描いておりますので、老若男女問わず楽しんで頂けると思います。

とっておきは劇中の膨大な殺陣とアクションです!豪華なキャスト陣が戦い争う様を是非楽しみにしていてください!

そもそも映画監督をやってみたい、映画を作ってみたいと言うのはいつ頃から思っていらっしゃったのでしょうか?

自分も1人の役者なのですが、いつかは自分が脚本を書いて監督する作品に出演したいという目標を、芸能活動を始めた当初(約8年前)から持っていました。

今回 初監督をする事になったのは、所属団体の主宰であり本作の主演でもある川渕かおりさんからの助言を頂いた事がきっかけです。

今自分に出来る事や、したい事を考え、コロナ禍で活動の場を失った、自分と同じ境遇の表現者と一緒に作品を作りたい!という思いで脚本を書き出し、このプロジェクトをスタートさせました。

「桜の鬼」は【劇場公開、国内外の映画祭への出展、オンラインでの配信】を予定されているとの事ですが、いつ頃の公開を考えてらっしゃいますか?

現在行っているクラウドファンディングにご支援して頂いた方々に向けての完成披露試写会 は、2021年12月を予定しています。

その後、2022年春を目標に劇場公開、ネット上での配信、各映画祭へのエントリーを予定しています。

またクラウドファンディング次第ですが、東京以外の場所でも舞台挨拶や上映ができればと思います。

最後に応援する皆さん、この映画を初めて知ったと言う皆さんへのメッセージがあればお願いします。

この度は、自主映画「桜の鬼」にご興味を持って頂き、そして沢山応援をして頂き、本当にありがとうございます!

この作品は、人と鬼という全く種族の違う相容れぬ両者が出会い、交流する中で互いに何を思い、何を求めるのか? 互いの信念がぶつかり合い生まれる歪みの中に、現代社会に向けたメッセージを沢山盛り込みましたので、劇中に登場してくる人物に自らを投影させて楽しんで頂ければと思います。

これから撮影をしていく中で、健康面、安全面にしっかり注意を払い出演者、スタッフ一同切磋琢磨しこの物語を制作して参りますので、どうか最後まで応援宜しくお願い致します。

主演・川渕かおり
インタビュー

最初に宮園さんからKAO=Sの楽曲「桜の鬼」をベースにした映画を撮影したいと聞いた時に、 どんな感想(印象)を持たれましたか?

自分の曲から物語を作ってくれたというのも勿論嬉しかったですが、この時期に映画を作りたい、しかも初監督作品として挑みたいというところに「表現」や「ものづくり」に対する熱意を感じました。

初監督にしては大きすぎる規模に挑戦するとの事なので、サポートもしていきたいと思います。

今回 KAO=S楽曲は「桜の鬼」だけでなく、この作品に合いそうな新曲なども作れたらなと思っていますし、創作意が高まりそうだとも感じています。

川渕さんが演じられる役柄について教えて下さい。

鬼族の楓桜(ふうか)という女性を演じさせて頂きます。

鬼と人間が存在する世界の中で、人間によって住む場所を追われていた鬼の側でありながら人間との共存を願う女性で、彼女が人間側の青年と出会うことで両種族間の根の深い確執が浮き彫りになり、その歴史に翻弄されて行くのですが、人の優しさに触れ交流を持っていきます。

その先は…。是非本編を楽しみにしていてください!

キャスティングやストーリー等、映画「桜の鬼」で「ココは観て欲しい」と言うポイント等はありますか?

予算的な面で自主映画では難しい「時代劇」と「ファンタジー」を掛け合わせた本作品も、クラウドファンディングのご支援のお陰で実現出来そうです!

殺陣を得意とする豪華なキャストの方々の立ち回りシーン、各方面で活躍する俳優の方々の共演、風景、そしてストーリー自体を是非楽しんで貰いたいです。

この映画はKAO=Sの楽曲「桜の鬼」がベースとなっていますが、映画と楽曲の違い、楽曲をパフォーマンスする時と、映画で演じる時の違いはありますか?

スタンスも臨み方も全く違い、別の作品になっています。

KAO=Sの「桜の鬼」のパフォーマンスでは孤独と再生の戦いを一人きりの舞や剣舞で表現するのですが、今回の映画「桜の鬼」では監督始め共演者の方々がいて、共に戦える仲間がいるという感じです。

また物語も宮園監督の完全オリジナル作品なので新鮮な気持ちで演じさせていただきたいと思います!

KAO=Sの楽曲「桜の鬼」は、KAO=Sが結成された2011年に作られた曲かと思います。その背景には東日本大震災があると聞いていますが、この10年この曲を演奏してきて思う事はありますか?

また現在新型コロナウイルスにより、今度は日本だけではなく、世界全体が混乱した世の中になっています。その中にあって映画「桜の鬼」を制作する事について思う事はありますか?

東日本大震災の時「自分たちに何ができるのか?」「できることを演奏やパフォーマンスでやりたい」「エネルギーを贈りたい」と言う想いに対する足枷は、『不謹慎』や『こんな時に音楽活動なんて…』という風潮でした。

そして現在、また日本も世界も大変な時期を過ごしています。

困難な時期でも、その中で自分達にできることを最大限に実行する。自分の信じることを貫いて、作品やステージを作ることで生まれるエネルギーは確実に誰かに伝わるし、自分も成長することができる。状況に囚われず自分の生命力を信じて動き続けることが大事だと思っています。

だから、映画「桜の鬼」を制作する事については「こんな時だからこそ」という気持ちが大きいです。その点では来年に延期せず、なんとか今年この作品を作りたい!という宮園監督のエネルギーに動かされた部分は大きいです。

感染症対策はしっかりしつつ、自粛だけでない、しっかりした活動も出来るということを自分たちにも自信として持ちたいですし、何よりこの作品を作ることで参加してくれる方々、応援してくれる方々に元気とエネルギーを循環できたらとても嬉しいです。

最後に応援する皆さん、この映画を初めて知ったと言う皆さんへのメッセージがあればお願いします。

最後まで読んで頂きありがとうございます!

これから撮影に入る作品『桜の鬼』に少しでも興味を持って頂きましたら、是非一緒に作品を作る仲間になって頂けると嬉しいです。3月9日までクラウドファンディングも実施しておりますのでチェックしてください。

いい作品を作り皆さんに楽しんでもらえるように頑張って準備を進めていきたいと思います!みなさんもお体に気をつけてお過ごしください!

映画「桜の鬼」クラウドファンディングは2021年3月9日まで

日本の伝統文化とアクションファンタジーを盛り込んだ長編映画で世界へ羽ばたきたい。https://camp-fire.jp/projects/view/342579

映画「桜の鬼」Website
https://sakuranooni0.wixsite.com/my-site

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おにぎり1号・Tomoko Davies-Tanaka
Onigiri Media メイン・ライター おにぎり1号こと Tomoko Davies-Tanaka (Team Little-Big) は、フリーランスPRエージェント。海外⇔国内、英語⇔日本語業務を中心に、スモールビジネスのPR業務のサポート他、コーディネーションやブッキングも行っています。 インタビュー記事 https://ledgeweb.com/740/