2022年2月20日に2ndアルバム「四季織々」発売記念イベントとして、赤羽ReNY alphaで太田家主催ライブ「おおた祭り例大祭 レジェンドとおおた!」を開催した、声優 太田彩華率いる文学的青春パンクバンド太田家。その太田家のライブの様子を写真と共にご紹介する。
おおた祭り例大祭
レジェンドとおおた!
2022年2月20日、声優 太田彩華率いる文学的青春パンクバンド太田家の2ndアルバム「四季織々」発売記念イベントとして、赤羽ReNY alphaで開催された「おおた祭り例大祭 レジェンドとおおた!」。
出演は主催の太田家を始め、ザ・マスミサイル、GEEKS、花男、THE BOOGIE JACKの計5組。
今回はコロナ禍である事を考慮し、THE BOOGIE JACKと花男は会場に足を運ぶこと無く、中継での出演となった。
太田家 ライブ
太田家のライブはTHE BOOGIE JACKのヒライシュンタが曲提供した「星明かりのメロディ」からスタート。
続く2曲目は、太田たけちゃんの声を合図始まった↑THE HIGH-LOWS↓ のカバー「青春」、さらに「夏のイカれ野郎」と続く。
「夏のイカれ野郎」では、楽曲を提供したザ・マスミサイルの高木芳基ことよっくんもステージにゲストとして登場。
よっくんは太田彩華の歌声に熱を加えるように、声を重ね合わせ、歌いあげていた。
太田家もいつも以上にパッションあふれるパフォーマンスを披露、観客たちの拳を高く高く突き上げさせる。
太田彩華自身が、喜びを隠せない最高の笑顔とイカれた気持ち全開で、ガナり、歌いあげていた。
次曲の「赤赤」でも、楽曲を提供したGEEKSのエンドウ.がゲストギタリストとして登場。
「赤赤」は、太田家ナンバーの中でもとくにアグレッシブさを出した楽曲。荒ぶる感情を、エンドウ.が荒ぶるギター演奏で盛り立てた。
5曲目は、太田家のメロコアチューン「じゃぱにーず・いでぃおっと」。爆走する楽曲の上で、カラッと晴れた気持ちと歌声を太田彩華は走らせていた。
6曲目の「クソゲーって言うな!」では、太田彩華はゲームコントローラー仕様のマイクを用い、舞台の上を右に左に駆けながら、「もっともっとみんなクレイジーになっちゃいなよ」と誘いかけるように声を張り上げていたが、途中、あまりにもはしゃき過ぎてマイクのトラブルも発生。
そんなアクシデントさえ逆にパワーに変え、太田彩華は舞台の上から絶叫し続けていた。
切々とした太田ひさおくんの奏でるエレピの音色に乗せ、メンバーらが澄み渡る歌声を重ねて届けたのは、卒業ソングとしてお馴染みの「旅たちの日に」。
美しい合唱と演奏は、途中から一気に加速。熱情抱いた青春パンクスタイルに進化。観客の声に出来ない想いもあり、会場はアツい熱気に包まれた。
「みんなの明日がもっと強く、もっと優しく輝きますように」と言う言葉と共に演奏されたのは、吉崎綾に提供した楽曲「光れ」。
永遠の夢追い人の太田彩華、そして太田家らしい楽曲でもある。
最後には、太田家流の青春パンクソング「愛とアストロノミア」を演奏。太田家の顔の一つとも言うべき高揚メロディックな青春パンクロックが、会場にいる人たちみんなの気持ちを一つにし、大きな拳の波をフロアに作りあげていった。
止まないアンコールの手拍子を受け、ふたたび舞台に登場した太田家は「シュプレヒコールが眠らない」と、彼らの始まりの曲「名もなき少年の 名もなき青春」を力強く演奏。
様々な制限にも負けない、アツいステージで太田家のライブは幕を閉じた。
冒頭にも記したように、今回はコロナ禍である事を考慮し、THE BOOGIE JACKと花男は会場に足を運ぶ事無く中継での出演となったが、「もう一度、このメンツでリベンジ公演をやろう」と誓い合ってもいた。
その日が1日も早く来ることを楽しみにしたい。
PHOTO:菊島明梨
TEXT:長澤智典
EDIT:Onigiri Media
セットリスト
2022年2月20日「おおた祭り例大祭 レジェンドとおおた!」太田家セットリスト
- 星明かりのメロディ
- 青春
↑THE HIGH-LOWS↓ カバー - 夏のイカれ野郎
- 赤赤
- じゃぱにーず・いでぃおっと
- クソゲーって言うな!
- スノーグローブ
- 旅たちの日に
- ツアーは続く
- 光れ
- 愛とアストロノミア
-ENCORE- - シュプレヒコールが眠らない
- 名もなき少年の 名もなき青春
太田家とは
声優が詠う、文学的青春パンクバンド太田家(おおたや)。
立ち止まってしまいそうなら手を引くし、一歩踏み出したいなら背中を押そう。どんな季節も、一緒に顔を上げて寄り添って歩きたい。ベッドの脇やカバンの中、いつもあなたのそばにある愛読書のように。
それが太田家の文学的青春パンクです。
メンバーは、声優であり、ベーシストであり、作詞家の太田彩華、太田ERIKA様(Gt)、太田ひさおくん(Key)、太田たけちゃん(Dr)。
Website
https://otaya-band.jp/
https://onigirimedia.com/2022/02/04/ootaya_2ndalbum/