「日本の食文化を魚に戻し鯛!」をコンセプトに活動するフィッシュロック・バンド 漁港 の ボーカル・包丁担当 森田釣竿氏が店主を務める鮮魚店「泉銀」。
森田氏の「魚食」へのこだわりが詰まったお店から、不定期で彼がおススメする魚を紹介する、業界初・エンタメ系魚食コラム。合言葉はもちろん「魚食えコノヤロー!!! 」by 森田釣竿。
バンド 漁港 とは?
1986年に結成され、2004年ユニバーサルミュージックよりメジャー・デビューも果たしているバンド・漁港(gyoko)。
現在のメンバーはボーカル・包丁担当で、鮮魚店「泉銀」店主の森田釣竿氏と、ギター他担当の深海光一の2人。 森田釣竿氏は2016年に水産庁が任命する「お魚かたりべ」にも選出されている。
日本古来の食文化・魚食を広めるべく、店舗はもちろん、様々なステージにて活動する 筋金入りのフィッシュ・ロッカーだ。
森田氏の魚を捌く雄姿は、打首獄門同好会のミュージック・ビデオ「島国DNA」で見る事が出来る。
https://onigirimedia.com/2019/10/06/fishrock/
浦安 鮮魚店 泉銀
森田氏が店主を務める鮮魚店 泉銀は、千葉県浦安市にある。
泉銀・住所:千葉県浦安市堀江3丁目25−1
多種多様な魚が並ぶ店内には、バンド漁港のCDも置かれており、魚を買いつつCDも購入する事が可能だ。
干しコマイ(干し氷下魚)
マグロやギンダラ、ブリなどお馴染みの魚が並ぶ中、今回 森田釣竿氏がおススメしてくれたのは「干しコマイ」。
コマイは、またの名をカンガイ(寒海)とも言い、日本海、オホーツク海、ベーリング海を含む北太平洋に生息する魚との事。
漢字表記の「氷下魚」は厳冬期に、氷を割って漁をした事から名付けられたそうだ。
北海道の珍味としても知られる干しコマイ。食べ方は軽くあぶって、マヨネーズに七味をかけたモノをつけて食べるのがおススメとの事。
また軽く揚げて頭から丸ごと食べるのも良し、あぶったモノの身をほぐして食べるのも良しだそうだ。
メジャー(に、流通している魚)が全てじゃない!
スーパーに行けば、切り身や刺身、分かりやすく、食べやすい、馴染みのある魚が、季節を問わず置いてある。
それは便利な事だし、悪い事ではない。だがしかし、一般的に余り知られていない魚でも、美味しい魚は沢山ある。
そんな魚を紹介し、旬や食べ方、保存方法等を丁寧に教えてくれる泉銀、そして森田釣竿氏。その姿は、正にフィッシュ・ロッカーである。
暫くはバンド・漁港としてのライブ予定は無いとの事なので、日本で唯一のフィッシュ・ロッカーに会いたい人は、ぜひ浦安・鮮魚店「泉銀」に足を運んでほしい。
なお、最新の泉銀の営業情報及びその日のおススメは、森田釣竿氏がTwitterで発信しているので、ぜひチェックして欲しい。
また漁港のWebsiteからは、CDはもちろん鮮魚も購入可能なので、こちらも要チェックだ。
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