新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う、約2ヶ月に及んだ緊急事態宣言、そして外出自粛=STAYHOME期間。
2020年5月25日に、ようやく緊急事態宣言は全国にて解除となったが、withコロナの時代と呼ばれている昨今、島谷ひとみが仲間と一緒に立ち上げた「うれしいことを探そう!プロジェクト」とは…?
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今、この場所(STAY HOME)から、歌声を通して想いを届けよう
約2ヶ月に及ぶ外出自粛・STAYHOME期間、自宅で過ごしていた島谷ひとみは、休日返上で日夜戦い続けている医療従事者たちの姿に感銘を受け、少しでもエールを送りたい気持ちをずっと持ち続けていた。
しかし、当時は自宅から出るのは難しい環境…。
さらに島谷ひとみ自身も、全ての仕事がキャンセルになり、自らの音楽活動の術も失っていた。
しかし「どんな形であろうと、歌声さえ届けば、その音楽は人々の心の力になる」想いから、彼女は一つのプロジェクトを立ち上げた。
うれしいことを探そう! プロジェクト
島谷ひとみの呼びかけで集まった「うれしいことを探そう!プロジェクト」に賛同・参加した「音楽な人たち」は以下の通り(※順不同)。
- 島谷ひとみ(Vo)
- 井出泰彰(Pf)
- m.c.A・T (Vo)
- 伊丹谷良介 (Vo)
- HIPPY (Vo)
- 今井マサキ(cho)
- 芋洗坂係長(dance)
- 菊地圭介 (Key)
- 睦 (cho)
- 秋元直也(Gt)
- 梶原健生(Gt)
- 佐原陽(Gt)
- 天野恵(Vn)
- 林綾子 (Ob)
- 稲田一朗 (Dr)
- 小林香織(Dr)
- YoYo the “Pianoman” (SOFFet) (Pf)
- JB (Dr)
- 浜崎 賢太(Bs)
- Qurata (Bs)
医療従事者への感謝の気持ち、新型コロナウイルスで苦しんでいる人々、新型コロナウイルスの影響で平穏な日常が過ごせなくなった人々に向けて発足したこのプロジェクトは、島谷ひとみの楽曲「うれしいこと」をリモート録音。
2020年6月10日に、YouTubeにて収録の様子を公開した。
「うれしいこと」は、2012年3月28日に配信限定でリリースされた、島谷ひとみのシングル曲で、島谷が同い年のシンガーソングライター星村麻衣に作詞・作曲・ピアノ演奏を依頼して制作。
NHK教育テレビの子供向けアニメ『はなかっぱ』のエンディングテーマとして、2011年3月から放送で使用された。
島谷はこの曲を「とてもとても、優しい気持ちになれる素敵な曲」と紹介している。
島谷ひとみ・コメント
新型コロナウィルスの影響により、わたしたちアーティストも仕事を失い、ひたすら自宅待機という時期を過ごしてきました。そんな中で、いつも「今のわたしにできることは何か?」を模索し続けていました。
わたしは今年で活動21年目を迎えました。過去にも、いろんな災害による困難を乗り越え、その都度「音楽家として何が出来るのか」を考えては、実践し続けてきた経験もありますし、その都度「音楽に心を励まされ、それを力や糧に困難から立ち上がってきた人たち」の姿を見てきました。
何より、その姿を見るたびに「音楽を通し、わたし自身も心を励まされ、音楽の力に救われて」きました。
今は、リモートというスタイルを取れば、自宅にいながらでも歌声を、音楽を届けることは出来ます。それに改めて気づいたことから立ち上げたのが、STAY HOMEしながらでも想いを届けられる今回のプロジェクトでした。
心にエールを届ける術として「うれしいこと」という楽曲を選んだ理由は、この曲を歌うたびに喜びや光を心に覚え、その気持ちにわたし自身が支えられてきたし、この歌を聴いた人たちから「嬉しい」「幸せな気持ちになれる」と言ってもらえることで、わたし自身の心の糧にもなってきたからです。
その想いもあって「うれしいこと」をみんなで歌い演奏し、少しでも心に閉塞感を覚えている人たちの気持ちに「嬉しい」や「楽しい」という喜びを届けたくて、この曲を選びました。
芋洗坂係長 振り付けバージョン
さらに「うれしいことを探そう!プロジェクト」では、「うれしいこと」の芋洗坂係長による振り付けバージョンもYouTubeにて公開。
この振り付けは手話を用いたダンスとなっており、「ダンスを踊って、ハッシュタグをつけてSNSにあげよう!」とよびかけている。
ハッシュタグ・ #うれしいことを探そう #医療従事者の皆さんありがとう
島谷ひとみプロフィール
広島県出身。1999年7月のデビュー以来、良質の作品を着実にリリース。
ジャンルを超えて様々なタイプの楽曲を歌いこなす”歌唱力”や透明感の高い”歌声”が支持され、「亜麻色の髪の乙女」「Perseus-ペルセウス-」「パピヨン-papillon-」「YUME日和」など数々の大ヒットソングを生み出す。
NHK紅白歌合戦に4年連続出場の他、全国有線大賞新人賞受賞など数々の賞を受賞。
また、音楽活動だけにとどまらず、多くのラジオ、バラエティー番組などに出演し、レポーターとしても活躍。
2018年『YUME日和』がLGBTイベントテーマソングに選出される。
東日本大震災後には、阪神淡路大震災被災地域の子どもと東北の子ども77人と共に復興を願い合唱したチャリティソング「しあわせ運べるように」の発売や、昨年発売した『CYCLE~サイクル~』でSDGs応援ソングを歌うなど、チャリティコンサートへの出演と意欲的に活動している。
昨年、デビューから20周年の20th ANNIVERSARY LIVE TOURを行い大成功に終えている。
島谷ひとみは、2020年7月4日より「HITOMI SHIMATANI Concert Tour 2020 “haute couture”」を開催予定。現在、準備を行っている。
自ら「KEEP DISTANCE LIVE」と名付けたように、いわゆるソーシャルディスタンスなどウィルス対策を徹底して施した形でのライブになるとの事。
詳しくは島谷ひとみのWebsiteまたはTwitterにて確認頂きたい。
島谷ひとみWebsite
https://shimatani.tokyo/