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バンド 漁港 森田釣竿の店「泉銀」からの不定期コラム 「魚食えコノヤロー!」マンボウの巻

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フィッシュロックバンド 漁港 の 森田釣竿氏が店主を務める浦安・鮮魚店「泉銀」から、不定期でお届けする業界初・エンタメ系魚食コラム。今回は、千葉県をはじめとした全国各地にて現在実施されている「まん防」ではなく「マンボウ」についてご紹介です!

さらに2017年1月渋谷TSUTAYA O-WESTで開催された「DAIZ FEST vol.0」より、円谷プロ公認バンド科楽特奏隊と漁港のコラボパフォーマンス動画もご紹介!8月10日午前9時からEテレ放送「ギョギョッとサカナ★スター」出演情報も追加掲載しました。(2021年7月22日追記)


アカイサキ と
黒アワビの肝

午前11時ともなると、既に外はうだる様な暑さだ。しかし「泉銀」は朝の5時過ぎからキッチリ仕込みをしていると、店主 森田釣竿氏は語る。

「今日はサクを多めに作ったから、お買い得だよ!」そんなさりげないオススメも買い物客には有難い。

店頭には、眼にも鮮やかな色とりどりの魚が丸のまま並べられている。

特に今回 眼を引いたのは、新鮮であれば、あるほど色鮮やかと言う「赤イサキ」。ピンクとも赤とも言えるベースカラーに、黄色のラインと言う絶妙な配色が、なんとも美しい。

こちらは白身で甘みのあるお味との事。皮目もキレイなのでサッと湯引きして、お刺身にするのがおススメだとか。カルパッチョ風にして食べるのも、この暑い時期には良いかも知れない。

黒アワビの肝は、煮つけにしても美味しいそうだが、今の時期ならアヒージョ的な感じで、オリーブオイルで、たっぷりのニンニクと炒めても美味しいと、森田氏の奥様 海苔子氏がアドバイスをくれる。

キンキンに冷えたビールとあわせたら、キモの苦みもあいまって、どんなに美味しいか…。いや、まてよバターとニンニクもありかな?唐辛子とニンニクでも…..

ビール
ビール
プハー!!!ですな!!!!


だめだ、ドキュメンタリー調に今回は記事を書こうと思ったんですが、どうにもビールと黒アワビの肝の妄想に邪魔されましたw

こうやって食材を目の前にして、どうやって食べたら美味しいか?ナニを併せたら美味しいか?などと考えたり、話したり、アイディアをもらったりするのも、対面販売の良いところ。

で、今回の目玉ですが…う~っ!マンボウ!です!



が、アレ?小さめ?

森田釣竿
森田釣竿
そーなのよ。今回は小さめ。

マンボウ

今回の宮城県で獲れたマンボウは、ちょっと小さめ。とは言え、ある意味ご家庭にはちょうどいいサイズとも言えるかも。

マンボウは「お刺身」、特にマンボウの肝をあえたお醤油=肝醤油や、肝あえなどで食べると美味しいとの事。また、腸も美味しいとの事だが、なにぶんマンボウは水分の多い魚なので、鮮度の維持が難しいらしい。

とは言え、水分の多い魚だからこそ、マンボウの身は「コリコリ」していてナタデココの様な不思議な食感が楽しめる。

また皮は、今回のマンボウだと薄いかもしれないけでど、大きいモノだと、それこそ「寒天」の様な食感で、黒蜜等をかけるとデザート的にも楽しめるとの事(そう言う発想はなかったので驚き)。

因みにマンボウの、筋肉中の水分含有量は90%近いらしい。そりゃプルプルするわけだ。

調理方法等の詳細については以下リンクをご参照下さいませ。

ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑
https://www.zukan-bouz.com/syu/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%9C%E3%82%A6

なかなか一般流通ではお目にかかる事はないマンボウは、世界的に見ても日本と台湾のみが食用として利用しているとの事。

それも、台湾では花蓮市、日本では宮城や千葉、静岡、三重など、ごく一部の地域しか食べていないらしい。

筆者も、以前南房総の海沿いにある道の駅で一度食べた事はありますが、一般的な食堂やスーパーなどでは見かけた記憶はありません。

そんな魚が、普通に店頭に並んでいるのも「泉銀」ならでは。

森田釣竿
森田釣竿
今回は手のひら(にのる)サイズだったけど、浦安魚市場時代にはスゲーでっかいのが来たこともあったのよ~。

マンボウ
浦安魚市場時代


ババーン!こう言うのは水族館で見るサイズなんじゃないですかねぇ?こちらは10年前、浦安魚市場時代の泉銀に入荷された時のマンボウとの事。

解体に奮闘する森田氏の様子。いやー、さすがにコレは大変だわ。

森田釣竿
森田釣竿
畳1畳?1畳半?2畳くらいはあったのかな。コレも獲れた魚だから、さばく方も無駄なくさばいてあげないと、マンボウも成仏出来ないよね。ちゃんと無駄なく、有難く食べないとね。


因みに森田さん、今回の「顔」アイコンのこの写真は何ですかね?

森田釣竿
森田釣竿
コレ?ちょっとデカいサイズで見せちゃう?
いくよ!ドカーン!
 

森田釣竿
森田釣竿
コレは、赤マンボウを解体した時の記念写真だね!
 

なんですかね、夏だけにちょっとしたお化け屋敷感もある写真ですね(苦笑)

森田釣竿
森田釣竿
赤マンボウも魚市場時代、でっかいのが来たのよ。因みに「マンボウ」と「赤マンボウ」は全然違う魚だから。ちびっこのみんな、間違えないでね!
 

赤マンボウ

コチラは2015年のTweetなので、さらにそこから5年前となると2010年の頃の話ですね。

赤マンボウ解体ライブって(苦笑)

赤マンボウはアカマンボウ上目アカマンボウ目アカマンボウ科アカマンボウ属の魚なので、スズキ系フグ目マンボウ科マンボウ属とは異なる魚になります。

赤マンボウは1度食べた事がありますが、身も赤く(オレンジ色?)ちょっとメカジキとか、そう言った味わいの魚なので、見た目は似ていても、食感や味わいはマンボウと異なります。

皮が赤く、水玉の様な斑点があるのが特徴です。

森田釣竿
森田釣竿
赤マンボウもマンボウも、一般流通ではなかなか目にしない魚だけど、色んな魚を食べる事で、海の資源を守る事も出来るから、怖がらず1度トライして欲しいね。食べ方がわからなければ、聞いてくれればアドバイスするからさ。
 

大量流通、大量消費が当たり前となっている昨今ですが、よく考えてみれば、この様な状況になってから100年も経っていない訳で。それまでは各地域で獲れる魚を、それぞれ工夫して食べるのが一般的だったんですものね。

丸の魚を自分でさばく事で、命の尊さを知り、様々な魚を食べる事で、海の多様性を知る…そんな事も、それとなく教えてくれる、街の鮮魚店「泉銀」なのであります。

  • 店舗の品ぞろえは日々変わるので、記事でご紹介した魚や品物が毎回あるとは限りません。その点はご了承下さいませ。
  • 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、来店時には必ずマスクを着用下さい。また店内の混雑を避ける為、店頭で少しお待ちになる場合もあります。
  • お店の混雑状況によっては、お客様のご質問等にお答えできない場合もあります。どうぞご理解下さいませ。
  • 泉銀の混雑時間等を知りたい方は、あくまでも目安ではありますが、GoogleまたはGoogle Mapにて「泉銀」で検索すると、混雑時間等をチェックする事も可能です。https://goo.gl/maps/QCgZtTgjjwVFrqU39

2021年8月10日
Eテレ放送
泉銀で触れ合いシャークの回

2021年8月10日午前9時からNHK Eテレ(NHK教育テレビジョン)で放送する「ギョギョッとサカナ★スター」に、森田釣竿氏が出演します。番組ホストはさかなクン香音さん。

森田釣竿氏とさかなクンは、とっても仲良し。さかなクンのYouTubeチャンネル「さかなクンちゃんねる – FISH BOY – Sakana-kun」に投稿された動画でも、さかなクンが泉銀にサプライズ訪問しています。

2021年8月10日午前9時からNHK Eテレ(NHK教育テレビジョン)で放送する「ギョギョッとサカナ★スター」は、泉銀で触れ合いシャークの回との事ですので、こういう事かしら?

https://twitter.com/tsurizaomorita/status/1413475632487419911?s=20

本コラムでも5月にシュモクザメをご紹介していますので、併せてチェック頂ければ幸いです(便乗です・苦笑)

バンド 漁港 森田釣竿の店「泉銀」からの不定期コラム 「魚食えコノヤロー!」シュモクザメの巻フィッシュロックバンド 漁港 の 森田釣竿氏が店主を務める浦安・鮮魚店「泉銀」から、不定期でお届けする業界初・エンタメ系魚食コラム。今回は「シュモクザメ」売れるの早すぎ!...

浦安 鮮魚 泉銀
店舗情報

https://twitter.com/tsurizaomorita/status/1416494776409485312?s=20

バンド 漁港 ライブ映像

海の多様性、命の尊さを知る事でフードロスを減らそう的な、いわゆる「SDGs」な感じでまとめた今回の記事ですが、「日本の魚食文化」を啓蒙する事を目的に結成されたバンド漁港は…実は!こんなバンドですからね~!

科楽特奏隊 × 漁港

2017年1月23日 渋谷TSUTAYA O-WESTで開催された「DAIZ FEST vol.0」より、円谷プロ公認バンド 科楽特奏隊と漁港のコラボパフォーマンスで「蛸 オクトパドンVS地球防衛船第三泉銀丸」。

途中のナレーションは 宍戸留美 さん!可愛い~!

動画冒頭と、動画最後に「オチはありません」と話している福田裕彦さんは、2021年1月のシナぷしゅ「おくいぞめ」の作曲/編曲もされています。

バンド 漁港 プロフィール

1986年に結成され、2004年ユニバーサルミュージックよりメジャー・デビューも果たしているバンド・漁港(gyoko)。(正式表記は「港」が反転)

現在のメンバーはボーカル・包丁担当で、鮮魚店・泉銀店主の森田釣竿氏と、ギター他担当の深海光一の2人。 森田釣竿氏は2016年に水産庁が任命する「お魚かたりべ」にも選出されている。

日本古来の食文化・魚食を広めるべく、店舗はもちろん、様々なステージにて活動している。

なお、漁港のCDは以下漁港Website及び森田釣竿氏のお店「泉銀」にて入手可能だ。

漁港Website
https://www.gyoko.com/
漁港Twitter
https://twitter.com/pnlozwA9H3qkcTY

アーカイブ楽曲も公開中・漁港YouTube公式チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCriPbYlL0DhTu7cVLpcCigg

鮮魚 泉銀
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https://onigirimedia.com/tag/gyoko/

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おにぎり1号・Tomoko Davies-Tanaka
Onigiri Media メイン・ライター おにぎり1号こと Tomoko Davies-Tanaka (Team Little-Big) は、フリーランスPRエージェント。海外⇔国内、英語⇔日本語業務を中心に、スモールビジネスのPR業務のサポート他、コーディネーションやブッキングも行っています。 インタビュー記事 https://ledgeweb.com/740/