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森田釣竿 率いるバンド 漁港 3年ぶりのライブをプロデューサー 福田裕彦氏に背中を押されて実施!(特集)

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約3年間の活動休止状態を経て、あの、森田釣竿が率いるバンド漁港 (正式表記は「港」が反転)が、戻り鰹の様に戻ってきた。2022年7月18日海の日に下北沢 音倉で開催された、音楽プロデューサー 福田裕彦氏とのトーク&ライブショー「地球の海から魚が消える日」拡大版。Onigiri Mediaでは、その奇跡的な瞬間を特集レポートする。


バンド 漁港とは?

まず最初にお伝えしておきたいのは、バンド 漁港とは、なにか?

バンド 漁港(gyoko・正式表記は「港」が反転)は、1986年に結成、2004年ユニバーサルミュージックよりメジャー・デビュー。

現在のメンバーはボーカル・包丁担当で、鮮魚店・泉銀店主の森田釣竿と、ギター他担当の深海光一の2人。

日本古来の食文化・魚食を広めるべく、店舗はもちろん、様々なステージにて活動していたが、2019年のライブを最後に、この約3年間はコロナ禍もあり活動休止状態にあった。

https://onigirimedia.com/2019/10/06/fishrock/

バンドマン 森田釣竿

バンドが活動休止状態であったこの3年間「鮮魚店 店主 森田釣竿」は、なぜかメディアの注目を浴び、TV番組等に多数出演する他、あれよあれよと言う間に、初著書「魚食え!コノヤロー!!! 」を時事通信出版局から2022年4月26日に刊行。

NHK Eテレにて毎週金曜日 午後7時25分~放送の「ギョギョッとサカナ★スター」、そして毎週日曜 午後6時05分~ NHK総合で放送の「超ギョギョッとサカナ★スター」にも不定期ながら出演している。

今回のトーク&ライブショー「地球の海から魚が消える日」拡大版は、そんな「メディアに登場する ちょっと変わった魚屋さん 森田釣竿」が、バンドマンとしてのアイデンティティを取り戻す機会でもあった。

仕掛け人は、数々の有名作品も手掛ける音楽プロデューサーであり、作・編曲家である福田裕彦氏。もちろん漁港の作品の数々も手掛けている。

通常、バンドのトーク&ライブショーと言えば、楽器のセッティング等もある関係上、きっちりトークパートとライブパートは分れているモノだが、そこは流石の福田氏&漁港。

ライブ・トーク・ライブ・トークと言う、シームレスな構成での展開となった。

福田氏と漁港の出会いから、今までの活動を曲とトークで振り返りつつ、バンドの魅力を余すことなく体感できる笑いに溢れたイベント「地球の海から魚が消える日」拡大版。

本記事ではその内容を掻い摘んでお伝えする。

ライブレポート
地球の海から魚が消える日
拡大版・前半

個性的なオシャレを楽しむ若者や、楽器を背負った若者が闊歩する街 下北沢。その一角にあるCom.Cafe 音倉 にて、2022年7月18日海の日、バンド 漁港&福田裕彦 トーク&ライブ 「地球の海から魚が消える日」拡大版は開催された。

スタート時間17:00キッチリに客電が落ち、会場にハワイアン・ミュージックが流れると、のっそりとステージに登場したギター他担当の深海光一氏が、ぼそっと「漁港 はじめます」とつぶやく。

約3年ぶりのライブである。見ているコチラも「あぁ、そうそう、漁港のライブってこんな始りだったよね~」と感傷深く思っている所に、ナマハゲの様なギラギラとした眼光の森田釣竿が登場。

客席をぬい、観客に顔を近づけて威嚇しながらステージに向かう為、マスクを着用しているので、余計にその尋常でない眼光が強調される。

そんなコロナ禍での、新しい生活様式も踏まえた登場を果たした森田釣竿・バンド漁港が、幕開け1曲目に披露したのは定番「鰹出航街道」。

「そうそう、漁港のライブはこの曲で始まらないとね~」と思わせる1曲だ。

トーク&ライブの構成

ここで先に、今回のトーク&ライブの構成について紹介したいと思う。

「地球の海から魚が消える日」拡大版は、休憩15分を挟み前半・後半の2部制で行われた。

前半は、バンド漁港の初期楽曲+福田氏とバンド漁港の出会い、そして漁港のシングルコレクション+曲についてのトーク。

後半はアルバムからの楽曲や、近年の漁港がリリースしている演歌ロックを、これまたトークも交えながら演奏となった。

※セットリストは、本記事最後に掲載しています。

蛸 オクトパドン VS
地球防衛船 第三泉銀丸

「鰹出航街道」でスタートしたライブは、シュールな2曲目「鮟鱇(アンコウ)待つわ」に続き、「蛸(タコ)オクトパドン VS 地球防衛船 第三泉銀丸」が3曲目に演奏された。

この曲を形容するのは、非常に難しい。ただ、この曲は「重度怪獣オタク」である福田氏の琴線にガッツリと響き、漁港と福田氏を結び付けた記念すべき1曲である事が、この後のトークで披露された。

福田氏と漁港は、バンド漁港がメジャーデビューをした2004年よりも前、2000年頃にライブハウス LOFT/PLUS ONE で出会った。

Q・タランティーノ監督映画『KILL BILL vol.1』に出演+殺陣指導・振付を手掛けた島口哲朗氏が率いる、現在 世界各国にて活躍する剱伎衆かむゐが主催するイベントだったと言う。

全員がまだ無名だった当時、尖りまくっていた森田氏と人生で一番ダメ期であった福田氏は、そのイベントにゲストで呼ばれていたにも関わらず、べろべろに酔っぱらって、勝手にステージのダメだしをするなどしていたとの事。

そんな「若気の至り」的な出会いをした2人だが、「蛸(タコ)オクトパドン VS 地球防衛船 第三泉銀丸」等を始めとした、漁港の強烈なパフォーマンスに魅力を感じた福田氏との交流は、この時からスタートする。

その後 漁港はユニバーサル ミュージック ジャパンからメジャーデビューを果たし、1枚目「鮪 マグロ節」はそれなりのセールスも記録。しかし2枚目の「」の売り上げが1枚目を超えず、残念ながら契約終了となった。

それを見かねた福田氏が、自身のレーベルからアルバムをリリースする事を提案。2007年にアルバム「漁港」。そして2008年には2ndアルバム「FISH&PEACE」をリリース。

なんと「FISH&PEACE」は 水産庁で発売記者会見も実施。後にも先にも水産庁でアルバムリリース発表をしたバンドは漁港以外にはいないだろう。

この時の面白エピソード、そして 『Act Against AIDS 2008 THE VARIETY』で観客をドン引きさせた、伝説の武道館でのマグロ解体ライブについても、このトークパートでは語られた。

バンド 漁港 シングルコレクション

その後、漁港は2011年3月に3rd アルバム「」をリリースするが、直前に東日本大震災が発生。

福田氏も映画音楽を手掛ける等の活動がスタートし、なかなかアルバムを作る時間も取れない状況下で、バンド漁港はシングルを次々にリリースする様になる。

シングルをリリースする様になった理由について森田氏は「楽だから」と語っていたが、時代の先駆けであった事も間違いない。

そのシングル・コレクション中から「鮪 マグロ節」「Squid addiction (from 7thシングル・イカ)」「フナムシロック (from 4thシングル・HUNAMUSHI)」「Christ鱒 From Toyama (from 5thシングル・鱒)」の4曲が、ここでは披露された。

因みに、漁港の楽曲の配信バージョンは、読んで、聴いて、買える ミュージック・ストアOTOTOY でチェックする事も可能だ。

https://ototoy.jp/_/default/a/9800

※全アルバム・シングルが配信されている訳ではありません。ご理解・ご了承下さいませ。

地球の海から魚が消える日
拡大版・後半

当日会場では漁港CD及び森田釣竿 初著書
魚食え!コノヤロー!!! 」も販売された。

15分の休憩を挟み「地球の海から魚が消える日」(拡大版)の後半は、トークからのスタートとなった。

初期 漁港の楽曲プロデュースを手掛けた三原重夫氏 (ローザ・ルクセンブルクメトロファルスのドラマー、またアジアン・カンフー・ジェネレーション等のドラムチューナーとしても活躍)との、下北沢シェルターでの出会いのエピソードや、今井 真監督による主演・森田釣竿/深海光一も出演の映画「アナタの白子に戻り鰹」等について語られた。

本作は単館での上演のみではあったが、「MOOSIC LAB 2013」では観客賞・最優秀男優賞(森田釣竿)を受賞している。

また森田氏は、2022年9月1日より全国ロードショーとなる、さかなクンの自伝を原作とした映画「さかなのこ」にもチラリと出演しているとの事。

当日、会場に来場していたお客様は30代~が中心の様に見受けられた。

デビュー当時4人組だった漁港のライブを見た人も1名 会場にいらしたが、漁港のライブを見たことが無いと言う人もチラホラ居た。

彼らは、今 目の前で行われているトークやライブをどう見ているのだろうか?

漁港はフィッシュロック?
フィッシュテクノ?

漁港のメッセージには一貫性があるが、漁港の音楽には一貫性はない。

福田氏は「漁港はフィッシュ・ロックじゃなくて、フィッシュ・テクノだ」と話していたが、それも一理あると思う。なぜならデジタル系なアレンジによる楽曲も多いからだ。

後半最初のトークの後に演奏された「FISH&PEACE」からの楽曲「鯵(あじ) Flying Aji Fried」などは、バグルスはもちろんフランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドなどのプロデュースでも知られるトレバー・ホーン的な、ロックとデジタルの融合的なモノが感じられる。

しかし次に演奏された、映画「アナタの白子に戻り鰹」でも使われた「Seafood Elegy」は、マッドネス等を連想させる「スカ」サウンドに、回転寿司と海洋環境問題の歌詞がのっている。

さらに「お魚天国」のアレンジカバー「おさかな甲子園」は、原曲のテイストを微塵も感じさせないパワフルすぎる曲だ。

そりゃぁ、福田氏も「カバーになってないじゃん!」と呆れるはずだ(苦笑)

しかし、これだけテイストの違う楽曲を作り、歌う事が出来るのは、ある意味スゴイ才能ではある。

そもそも、歌の内容やパフォーマンス、そしてトークによりコミックバンド的に捉えられがちな漁港ではあるが、コミックバンドと言えば、植木等がボーカルを務めたクレイジーキャッツや、ビートルズの前座も務めたザ・ドリフターズなど、笑いも歌も演奏テクニックも、ツワモノぞろいで無ければ出来ないバンドなのだ。

果たしてバンド漁港が、そんな諸先輩方に並び称される程のバンドかどうかはわからないが、音楽的にも多彩で豊か、つまり森田氏が店主の鮮魚店「泉銀」の店頭の様にバラエティに富んだバンドである事は間違いないだろう。

漁港の新境地
演歌ロック

さて、そんな漁港が近年 踏み出したジャンル、それが演歌ロックだ。

魚食を1人でも多くの人に伝えて、広める為には、おじいちゃん/おばあちゃんから子供まで、誰でも歌えるテイストの曲が必要だと福田氏が提案。

福田氏の作詞/作曲により生み出されたのが、3rd アルバム「」に収録の、大漁旗のバックでかかっても不思議ではない楽曲「海の国」だ。

音倉でのライブでは、なんと福田氏がボーカルで参加。森田氏とのデュエット・バージョンで演奏された。

続いて披露されたのは、音源化はまだされていないが、バンド漁港 結成20周年を記念して、YouTubeにて2020年に公開された「全ての川をのぼれ」。

この曲は、実はライブで歌うのは今回が初の楽曲。会場には本作を作詞したニノ倉らむね氏も来場しており、その初披露を大変喜んでいた。

なお、このMVの制作は映画「アナタの白子に戻り鰹」の今井 真監督によるものだ。

壮大かつ雄大、泣きのメロディが演歌的かつ、ある種のメタル的な雰囲気も醸し出す「全ての川をのぼれ」の1日も早い音源化、そして出来ればカラオケ音源化も希望する。

そして、メインステージ最後に演奏されたのは「魚食えコノヤロ音頭」。この曲は作詞 福田裕彦・森田釣竿となっている。

実際には森田氏が「魚食えコノヤロー」と、登場する魚の名前を担当。それ以外はキラーワード「四の五の言わずに魚食え!」も含めて、全て福田氏の手によるものだと言う。

三波春夫氏をイメージして作られたと言う本楽曲は、「全ての川をのぼれ」の哀愁漂うボーカルとはうって変わり、森田氏のスコーンと抜けた明るい歌声が特徴でもあるが、そのレコーディングはなかなか大変だったらしい。

イントロが流れ出すと、何も言わずとも音頭のリズムの手拍子が沸き起こり、会場が自然と一体となる「魚食えコノヤロ音頭」。

コロナ禍で人が集う事が難しい現在、音楽だけで会場をヒトツに、明るい気持ちにさせるこの曲は、バンド 漁港におけるQueenWe Will Rock You だな…と思ったのだが、それは言いすぎだろうか?

アンコール

さて普通ならラスト曲が終わったら、いったんステージから引っ込んで、その後 お約束的に再登場して演奏するのがアンコールだが、今回のライブにはそんなお決まりは通用しない。

そのままアンコールに突入してしてしまうのが、漁港+福田流。

本当の意味でのライブ・ラストの曲は、森田氏の地元 浦安の海への想いが詰まった美しいバラード「あの海へ」。

福田氏の美しいピアノ伴奏で、森田氏は切々と歌い上げたのだった。

約3年ぶりとなったバンド 漁港のライブ。初めて見た人は、どんな感想を持ったのか、ぜひ聞いてみたいところだ。

個人的には、鮮魚店 泉銀店主の森田釣竿もありつつ、一見トンデモだが、おかしくて、なぜだか一体感に包まれてしまうバンド 漁港のライブを、もう少し頻繁に見たいと思う。

そして観客全員で漁港版 We Will Rock Youである「魚食えコノヤロ音頭」を、手拍子しながら大きな声で、誰に気兼ねする事なく歌いたい。コロナ禍での切なる願いでもある。

セットリスト

2022年7月18日 下北沢 音倉
バンド 漁港&福田裕彦
トーク&ライブ

「地球の海から魚が消える日」拡大版

前半

  1. 鰹出航街道
  2. 鮟鱇(アンコウ)待つわ
  3. 蛸(タコ)オクトパドン VS 地球防衛船 第三泉銀丸
  4. 鮪 マグロ節
  5. Squid addiction
  6. フナムシロック
  7. Christ鱒 From Toyama

後半

  1. 鯵(あじ) Flying Aji Fried
  2. Seafood Elegy
  3. おさかな天国(おさかな甲子園)
  4. 海の国
  5. 全ての川をのぼれ
  6. 魚食えコノヤロ音頭
  7. あの海へ(アンコール)

バンド漁港の音源については、世にも珍しい鮮魚もCDも買える通販サイト 漁港市場でお求めいただけます。

https://gyoko.thebase.in/

また一部音源は、森田釣竿氏が店主を務める鮮魚店 泉銀 でもお求めいただけます。

浦安 鮮魚 泉銀
店舗情報

※祝日などがある場合、お店のお休みの日が変更となる事があります。営業情報含む最新の情報は森田氏のTwitter にてご確認下さいませ。

アーカイブ版

2022年7月18日 下北沢 音倉で開催されたバンド 漁港&福田裕彦 トーク&ライブ 「地球の海から魚が消える日」拡大版のアーカイブ動画視聴チケットが、発売された。

見逃した方は、ぜひこの機会にチェックして欲しい。

  • チケット販売期間
    2022年7月20日23:59まで
  • 動画視聴可能期間
    2022年7月25日23:59まで
    ※上記期間内であれば何度でも視聴可能
  • チケット取扱い
    https://tiget.net/events/194430

※チケットの購入方法詳細は、上記リンクに掲載されています。ご確認下さいませ。なお、こちらは2022年7月18日に開催されたトーク&ライブショーの、配信動画の視聴チケットになります。

鮮魚 泉銀
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おにぎり1号・Tomoko Davies-Tanaka
Onigiri Media メイン・ライター おにぎり1号こと Tomoko Davies-Tanaka (Team Little-Big) は、フリーランスPRエージェント。海外⇔国内、英語⇔日本語業務を中心に、スモールビジネスのPR業務のサポート他、コーディネーションやブッキングも行っています。 インタビュー記事 https://ledgeweb.com/740/