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伝説的スーパー・インスト・バンド ナニワエキスプレス「THIS is IT!」が高音質CDにて2月リリース

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関西が生んだスーパー・インストゥルメンタル・バンド ナニワエキスプレスが、剛腕ドラマ― デニス・チェンバースを迎えて制作、2004年に発表した「THIS is IT!」が、高音質CD=アルティメイト・ハイ・クオリティCD(UHQCD)にて2023年2月22日リリースされる。


ナニワエキスプレス とは

1982年デビュー。関西が生んだ、スーパー・インストゥルメンタル・バンド。

主にジャズやフュージョン・シーンで活躍しているが、そのサウンドはジャンルを超越したパワフルさと存在感を誇っている。

1986年に一旦活動を休止したが、2000年より限定復活によるツアーを実施。2002年には完全復活。2022年には結成45周年、デビュー40周年を迎えている。

メンバーは、清水 興(B)、岩見和彦(G)、中村建治(Key)、青柳 誠(Sax・Key)。東原力哉(Dr)の5人。

個々のメンバーに休止期間はあるが、現在もこのメンバーは変わることなく、オリジナルメンバーで活動している。

Website
http://www.naniwaexp.com/

THIS is IT!
NANIWA EXP

2002年には完全復活し、レコーディングを開始したナニワエキスプレス。

この再活動時のバンドの英表記は「NANIWA EXP」(現在の英表記はNANIWA EXPRESSに戻っている)。

2003年には18年ぶりのオリジナル・アルバム「life of music」を発表。全国ツアーおよびCROSSOVER JAPANへの出演も果たした彼らは、2004年 剛腕ドラマ― デニス・チェンバース / Dennis Chambersを迎えてツアーを行い、そのままアルバム制作に入る。

そして2004年10月に発表したのが、今回高音質CD=アルティメイト・ハイ・クオリティCD(UHQCD)にてリリースする「THIS is IT!」だ。

〈力哉&デニス〉の爆音ツイン・ドラムによるヘヴィなグルーヴは必聴。ロック・クラシックスへのオマージュと言えるカヴァーも収録されている。

デニス・チェンバース
Dennis Chambers

米国出身。デニス・チェンバースはドラムを始めたのが4歳、そして何とその2年後にはナイトクラブで演奏するという早熟の天才少年型ミュージシャン。

18歳の時にパーラメントとファンカデリックのドラマーになり、26歳の頃にジョン・スコフィールドのバンドメンバーとなる。

それ以降、ジャズ・フュージョンのシーンの人気ミュージシャンからのファースト・コールを受け共演を重ねていく。

共演ミュージシャンは、ジョージ・デューク、ブレッカー・ブラザーズ、ジョン・マクラフリン、マイク・スターンほか多数、日本でも人気のあるミュージシャンばかりである。

特に人気が高かったブレッカー・ブラザースの1992年再結成アルバムに参加し、日本での注目度も一気に上昇。

同1992年 日本のレコード・メーカーが立ち上げたフュージョンに特化したレーベル「グラス・ハウス」より、ソロ・デビューを果たす。

その後、MR.BIGのビリー・シーンとの『ナイアシン』、サンタナ・バンドと活動。活躍のフィールドをさらに広げた。

Pearl website
https://pearldrum.com/ja/artist/dennis-chambers
Website
https://www.dennischambers.com/

リリース情報

  • タイトル
    THIS is IT! / ディス・イズ・イット!
  • アーティスト
    NANIWA EXP / ナニワエキスプレス
    ※ゲスト・ドラマー
    Dennis Chambers / デニス・チェンバース
  • リリース日
    2022年2月22日
  • リリース形態
  • UHQCD
    ※高音質CD
  • デジタル配信
    96kHz/24bitおよび44.1kHz/16bit
  • CD価格
    2,860円
  • 品番
    STPR035
  • 発売
    ステップス・レコーズ

収録カバー曲 解説

UHQCD(アルティメイト・ハイ・クオリティCD)にのみ収録される「Come Dancing」及び「Whole Lotta Love」。

2曲目の「Come Dancing」は、ロック・ギタリスト ジェフ・ベック / Jeff Beckの名盤「WIRED」に収録されたバージョンが良く知られており、ジェフ・ベックのバージョンのドラムは ナラダ・マイケル・ウォルデン / Narada Michael Walden が演奏している。

6曲目に収録の「Whole Lotta Love」は、ロック史上に燦然と輝くバンド レッド・ツェッペリン / Led Zeppelin の大ヒット曲。邦題は「胸いっぱいの愛を」。

2007年、レッド・ツェッペリンがロンドンのO2アリーナで演奏する直前、ジョン・ボーナムの息子ジェイソン・ボーナムはインタビューで「もし、誰かにこの機会を譲るとしたら、どのドラマーをドラムの座につく者として推薦しますか?」と問われ、『デニス・チェンバース』の名前を挙げている。

このインタビューの3年前に、今回リイシューとなるこのナニワエキスプレスのアルバムで、デニス・チェンバースも参加し「Whole Lotta Love(胸いっぱいの愛を)」をカヴァー演奏していたのを、ジェイソン・ボーナムは知っていたのかも…。

ナニワエキスプレス
メンバーによる収録曲解説

オリジナルリリース盤より転載

  1. DOLIO 
    曲:青柳 誠

    「ドライオ」と読みます。勇者のみが持つ力と孤独ってことでしょうか。決してドラゴンズとライオンズの日本シリーズ決戦を意味しているものではありません(笑)。(青柳 誠より)
  2. Come Dancing 
    曲:ナラダ・マイケル・ウォルデン

    NANIWA復帰2作目企画段階での話し合いで、「カバーをやってみても良いのでは…」と言う状況の中、ロック的スピリットとエネルギー豊かなNANIWAにやって欲しい曲として真っ先に出てきた曲でした。

    いろんな意味で派手な曲でも有名なヒット曲でもありませんが、私にとってはツイン・ドラムの絶妙にずれた重たいグルーヴに開眼させられた曲で、この曲をやっていただくにあたって…ということで、Dennis Chambersへともつながっていったのでした。

    力哉&Dennisでこの渋くも超かっこ良い曲が再現できて最高にハッピーです!(中村建治より)
  3. X tribe 
    詞:B.Bandj 曲:清水 興

    近所の河原を走ってる時に妙に思い浮かんだベースラインを基にFREE JAMしてみました。BandjのrhymeもKG-Kのscratchも信じられないスピード感です。フェイドアウトするつもりでしたが、あまりにみんなの息がぴったりだったので、最後までMIXしてしまいました。(清水 興より)
  4. Lakeside Breeze 
    曲:青柳 誠

    ベタなタイトルでスンマセン。そのタイトルの通り、クルーザーがいくつか浮かぶ午後の湖に、さわやかな風を感じつつゆっくりと時間を過ごしたいという日には、ぜひこの曲を聴いてください。(青柳 誠より)
  5. Berkshire Stomp 
    曲:中村建治

    オールドタイムなスウィング・ビートに挑戦しました。MIXを見学したある人が「黒豚の親分」のイメージだと言ったので、そのままタイトルに頂戴しました。途中でラテン・ロックに変わるのですが「何故?」とメンバーに聞かれました。私にも分かりません。(中村建治より)
  6. Whole Lotta Love 
    曲:J.ペイジ/R.プラント/J.P.ジョーンズ/J.ボーナム

    以前からカヴァーしたかった曲でした。今回はボンゾを敬愛する2人のドラマーとトラッキング出来てとても満足しています。MIXもクラシック・マナーに敬意を表して行いました。俺たちのクラシックに対するオマージュといっていいでしょう。(清水 興より)
  7. S.L. 
    曲:岩見和彦

    懐かしき70年代のRock & Funky Groove! 何の畏れも知らなかった青春に、もう一度戻れたら…(岩見和彦より)
  8. Early Bird 
    曲:岩見和彦

    爽やかな朝の日差しの中、清々しい高原やまっすぐな海岸線を貴方とドライブ! 急接近、間違いない。(岩見和彦より)
  9. Mandrill 
    曲:青柳 誠

    緊張感と虚脱感の間を行き来する、遊び心満点のトラックになりました。ちなみに「マンドリル」はサルの仲間で、カラフルな長い鼻を持った奇妙な顔です。(青柳 誠より)
  10. Urban Barbarian 
    曲:中村建治

    Urbanでタイトなトラックになるはずでしたが、エンディング直前でBarbarian氏がバッチリ決めてくれました。こういったフィル・インのアイディアは初めてだったので、目からウロコの思いでした。(中村建治)
  11. Lone Prospector 
    曲:中村建治

    アルバムの発売に先駆けて8月のDRUM’ n’ DRUM TOURで演奏された曲です。この曲はドラマーにシングル・ストロークを要求するようで、リキも、ゲストのドラマー、デニス・チェンバースも「ぷるぷる」と叩きまくり、ついに2人は「ぷるぷるブラザース」を名乗るに至りました。曲名も危うく「ぷるぷる天国」になるところでした。(中村建治より)
  12. Still… 
    曲:岩見和彦

    今でも忘れ去ることのできない、あの日あの時の情景。追憶と未練が交錯して、思わず涙が…(岩見和彦より)
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おにぎり1号・Tomoko Davies-Tanaka
Onigiri Media メイン・ライター おにぎり1号こと Tomoko Davies-Tanaka (Team Little-Big) は、フリーランスPRエージェント。海外⇔国内、英語⇔日本語業務を中心に、スモールビジネスのPR業務のサポート他、コーディネーションやブッキングも行っています。 インタビュー記事 https://ledgeweb.com/740/