神話や民話を伝えるシンガーソングライター/パフォーマー/小説家のエコツミ(Ekotumi)が、コロナ禍で製作した歌うアート作品「スプレーコーラス」。この作品が2023年5⽉23~25⽇ ブルガリア第2の都市である Plovdiv(プロヴディフ)市内各エリアの会場にて開催された、ブルガリア初の⾳楽ショーケースフェス「SPIKE」で展示された。
アート作品
スプレーコーラス
2023年5⽉23~25⽇ ブルガリア第2の都市である Plovdiv(プロヴディフ)市内各エリアの会場にて開催された、ブルガリア初の⾳楽ショーケースフェス「SPIKE」。
この「SPIKE」で展示された「スプレーコーラス(Spray Chorus)」は、歌と舞を使って、日本神話をテーマにライブ公演を国内外で継続的に展開してきたエコツミが、コロナ禍で製作した歌うアート作品。
コロナ禍で広まった「消毒スプレー」をアートに昇華。消毒スプレーを使うと、各スプレーに設置されたスピーカーよりエコツミの声が発せられる仕組みになっている。
詳細
https://www.ekotumi.jp/spraychorus
- Camera/撮影
t2photo - Actors/出演
Seiji Kawasaki/川崎誠司
Satoshi Kitagawa/北川聡
Kazuya Sakai/酒井和哉
Naoko Yamazaki/山﨑直子
- First prototype/初号機
- IoT device/IoTデバイス
Cherry Chain, inc./株式会社チェリーチェーン - Antiseptic solutions/アルコール除菌
Synaptech Inc./シナプテック株式会社 - Second prototype/二号機
- IoT device/IoTデバイス
KEICA Co.,Ltd./株式会社ケイカ
エコツミ コメント
コロナ以降、どの施設のエントランスにも消毒液が設置されるようになった。 どこかの扉をくぐるたび、私たちは半ば追い⽴てられるようにそれを押す。
もし「消毒すること」を、「⾳楽を紡ぐこと」に変換できたら、どうなるだろう。あなたが⼿を消毒するたびに、⾳がなり、ほかの誰かが出した⾳と混ざり合って、⾳楽が⽣ まれたら、どんなに素敵だろう。消毒が⾳楽になればいい。
作品は、これまで、フランス・La vardens 城 Fragments du Japon 展、静岡・演劇祭ストレ ンジシードなどで展⽰・利⽤されています。
⾳楽ショーケースフェス
SPIKEについて
ブルガリア初の⾳楽ショーケースフェス。ブルガリア第2の都市である Plovdiv(プロヴディフ)にて、今年2023年は 5⽉23~25⽇に市内各エリアの会場にて開催された。
パネルディスカッションでは、フェスティバルの持続可能性、⾳楽業界のメンタルヘルス、権利搾取、デジタル配信 等について討論が行われた。
SPIKEはコロナ禍でオンライン化を余儀なくされたものの、2022年よりリアル開催されている。
Website
https://spikeshowcase.com/
「スプレーコーラス」展示の様子
エコツミ Ekotumi
プロフィール
神話や民話を伝えるシンガーソングライター/パフォーマー/小説家。早稲田大学卒。神社検定1級。
数多くの舞台・ミュージカルに出演し、在学中に映画挿入歌にて歌手活動をスタートする
。
言葉の語源にこだわる独特の詩とメロディ、そして舞台演出が評価され、ライブ公演
、PV、イメージソング、ゲーム主題歌など、多方面に活躍。
2010年からは、歌と舞を用い日本神話に独自の解釈を加えた和風歌劇「新訳古事記シリーズ」を展開。
2015年以降はヨーロッパを中心に世界各国でコンサート公演を行っている。パリ、 ロンドン、リトアニアではソロ公演も開催。
アーティストとしても活動しており、Anderson Sudario 氏とのインタラクティブアート作品で北九州デジタルクリエーターコンテストを受賞。自身のパフォーマンス映像がベルリン「WomenCinemakers」に選出。地域芸術祭 MMM にてグランプリを受賞。
Website
https://www.ekotumi.jp/