香港映画史上初の1億HKドルを突破し、最終的に1.21億HKドルを記録した香港映画歴代興行収入No.1ヒット作「毒舌弁護人~正義への戦い~」が、いよいよ2023年10月20日よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開される。
香港映画
歴代興行収入No.1
『私のプリンス・エドワード』『縁路はるばる』『星くずの片隅で』など、新世代香港映画が日本で連続公開され、新たな香港映画ブーム到来している現在。
香港映画歴代興行収入を塗り替えたヒット作「毒舌弁護人~正義への戦い~(原題:毒舌大狀)」が、2023年10月20日よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開される。
2023年の旧正月に合わせて香港で公開された本作は、香港映画史上初の1億香港ドル(約17億円)を突破し、最終的に1.21億香港ドル(約22億円)を記録した。
香港映画界事情
1960年代に設立された映画会社「ショウ・ブラザーズ」、そして1970年設立の「ゴールデン・ハーベスト」等が制作した、ブルース・リーやジャッキー・チェンが出演した作品が世界中でヒットしていた香港映画。
しかし近年は中国本土の映画市場の急成長等もあり、迷走をし続けてきた。
香港映画市場においても、年間興行収入ランキングに入っていた作品のほとんどが、ハリウッド大作映画と言う状態だった。
ところが ここ数年、香港映画に大きな変化が訪れている。
2022年の香港年間興行収入ランキングトップ10には 4本の香港映画が名を連ねた。
激動の社会変化を経験した香港市民は「香港」という町に対する帰属意識が強くなっていると言われている。
その変化を受けてか、今までのような香港アクション映画ではなく、より庶民の生活を描く作品、ローカル性の高いエンタメ作品、あるいは社会派作品がランクインする様になった。
本作「毒舌弁護人〜正義への戦い〜」は その勢いを体現し、香港映画の新記録を生み出した。
毒舌弁護人〜正義への戦い〜
作品概要
「毒舌弁護人〜正義への戦い〜」の監督・脚本は、香港のアカデミー賞と呼ばれる香港電影金像奨に過去4度ノミネートされているジャック・ンが手掛けている。
ジャック・ンは、香港映画のヒットメーカーであるダンテ・ラム監督作品の脚本を何作も担当し、2021年にはリョン・ロクマン監督の話題作『アニタ』でも脚本家として参加。
「毒舌弁護人〜正義への戦い〜」はそのジャック・ンの監督デビュー作となる。
正義が失われた法廷で、人々のために、香港のために、必死に戦う毒舌弁護人を演じ、主演を務めたのは香港の国民的スター ダヨ・ウォン。
映画『棟篤特工(原題・2018年)』、『6人の食卓(原題:飯戲攻心・2022年)』などヒット作に連続で出演している。
- 2023年/香港/カラー/シネスコ/133分/5.1ch
- 原題:毒舌大狀
英題:A Guilty Conscience - 日本語字幕:鈴木真理子
- © 2022 Edko Films Limited, Irresistible Beta Limited, the Government of the Hong Kong Special Administrative Region. All Rights Reserved.
- 配給:楽天
- 配給協力:シネメディア
- 宣伝協力:活弁シネマ俱楽部
ストーリー
50代の治安判事ラム・リョンソイ(ダヨ・ウォン)は、新しい上司の気分を害したことで、職を失ってしまった。
友人の勧めもあり、法廷弁護士として復活したラムがはじめて手掛けた事件は、複雑には見えない児童虐待事件であったが、事件は予想外の展開を見せ…
ラム・リョンソイとパートナーの若い女性法廷弁護士のフォン・カークワンは、大きな権力闘争に巻き込まれていく…
出演・制作
- CAST
- ラム・リョンソイ役
ダヨ・ウォン、カム - ユンサン役
ツェ・クワンホー - ツァン・キッイ役
ルイーズ・ウォン - チュン・ニンワー役
フィッシュ・リウ - トン・ワイクオ役
マイケル・ウォン - “御曹司”役
ホー・カイワ
- ラム・リョンソイ役
- STAFF
- 監督/脚本
ジャック・ン - 撮影監督
アンソニー・プン - 製作
ビル・コン / アイヴィ・ホー
- 監督/脚本
日本公開情報
2023年10月20日より東京 シネマート新宿・ユナイティッド・シネマ アクアシティお台場、10月27日よりシネマート心斎橋 ほか全国で順次公開される。
公開スケジュール詳細は以下にてご確認下さい。
- 日本語Website
https://dokuzetsubengonin.com/ - 日本語 X (Twitter) @DokuzetsuRmovie
https://twitter.com/DokuzetsuRmovie
なお、本作は楽天グループ株式会社が国内外でIP(知的財産権)を包括的にプロデュースするために設立したコンテンツレーベル「Rakuten Content Central」(楽天コンテンツセントラル)によって配給される。