フランス出身のドラマー兼シンガーソングライター Lawson Jr’Music(ローソンジュニアミュージック)が、ジャパン・ツアーの為 自身2度目となる来日を果たした。Onigiri Mediaでは、彼にインタビューを実施。2022年9月にリリースした「Let It Go」についてや、昨年出演した「りんご音楽祭」について、そして今回のツアーについて聞いた。(インタビュー動画あり)
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Lawson Jr’Music
プロフィール
Lawson Jr’ Music(ローソンジュニアミュージック)は、フランス生まれカナダ育ちの天才ドラマー兼シンガーソングライター。
Festival de Jazz de Montréal、Ted Summit等 有名イベントに多数出演。世界的なシンバルブランド〈SABIAN〉のエンドースとして、業界からも認められている。
幼い頃 約3,000名規模のゴスペルグループで演奏をしたことから音楽活動を開始。今に至るまで、Sonor Hohner Sonor Music Academy Trophy をはじめとする様々な称号を獲得した。
ドラム以外にもプロデュースからMCまでマルチにこなし、オーガニックR&BやJAZZ等、様々なジャンルを操る。
最近ではパリのボイラールームで、ビヨンセの「My Power」にプロデューサーとして参加したDJ Lagと公演をし成功裏に収めたほか、過去にはレディー・ガガのバックバンドとも共演。
スタジオやライブのセッションマンとして活躍の幅を広げ、スティーヴィー・ワンダーやアンダーソン・パークなどの有名ミュージシャンからも賞賛を受けている。
2022年9月には日本のBside レーベル からシングル「Let It Go」をリリース。
「Let It Go」配信リンク
https://orcd.co/letitgo_lawsonjrmusic
Lawson Jr’Music
インタビュー
Lawson Jr’Music(ローソンジュニアミュージック)が、ジャパン・ツアーの為に自身2度目となる来日を果たした。
Onigiri Mediaは、そんな彼に都内でインタビューを実施。2022年9月にリリースした「Let It Go」についてや、昨年出演した「りんご音楽祭」について、そして今回のツアーについて聞いた。(インタビュー動画あり)
2023年10月3日 都内にてインタビュー
Interviewer: Tomoko Davies-Tanaka
ーーまずは自己紹介をお願いします。
All right, 私はLawson。アフロ・フランスのドラマー、シンガー、プロデューサー、作曲家です。
フランスで生まれて、6歳からドラムを習い始めたんだ。母と一緒にゴスペルの教会に行っていたから、それでドラムを覚えたんだ。
その後、フランスでAlain Bemerのドラム・レッスンを受けて、プロのドラマーになったんだ。70カ国以上を旅したよ。それからカナダで、私自身のプロジェクト The Focus Project を始めたんだ。
キム・ソニが代表を務める日本のレーベル Bside レーベルとは、去年(2022年)契約したよ。今はマスタークラス、ツアー、パフォーマンス、コンサートに参加している。
今回はThe Focus Project のプロモーションのためにここに来たんだ。
ーー2022年9月に長野で開催した「りんご音楽祭」で、日本での初パフォーマンスを披露されていますが、その時の感想を教えて下さい。
本当に素晴らしいと感じたよ。日本のファンとのつながりを強く感じた。彼らは私のドラムスタイルや曲をとても気に入ってくれたんだ。
演奏中にファンがリンゴをくれたのを覚えているよ。「りんご音楽祭」だからね、演奏中にリンゴをくれたんだ。それで、歌いながらリンゴを食べたんだ。
本当に楽しかったし、歓迎されていると感じたよ。オーディエンスと私の間に、最高のエネルギーが感じられたんだ。
Music Video
Let it Go / Lawson Jr’Music
ーー2022年9月にリリースした「Let it Go」は、サイバーパンク的なイメージをミュージックビデオやカバー・アートに使用しています。これはアナタの日本のイメージを反映したものでしょうか?
Oh, of course, yes. 私にとって日本は、科学的な価値観とニューエイジ的 価値観の絶妙なバランスを保っている国なんだ。サイバーパンク・ミュージックやサイバーパンク・イメージの様にね。
一種のレトロフューチャー的な哲学みたいな。だから日本が大好きなんだ。
なぜなら、日本には多くの価値観があり、人々はその様々な価値観を尊重しているから。そしてニューエイジ的 価値観と新しい価値観が一緒になることを許してる。
それは私にとっては完璧なバランスなんだ。素晴らしいことだと思う。
私はそれらを自分の音楽にも込めたんだ。儀式的なものと言うか、コード(和音・響)というか…それに未来的な要素も入れた。そう。それが私のやり方なんだ。
ーーあなたはドラマーであり、シンガーでもあり、かつ音楽制作もされています。この様なキャリアを作るにあたって目標にしたミュージシャン、憧れたアーティストの方はいますか?
4人いる。最初は私の師である Alain Bemer 。この人は偉大な起業家(アントレプレナー / entrepreneur)だし、私の1番のインスピレーション源なんだ。
Zildjian Performance
Carter Beauford plays “So Much To Say”
2人目は Carter Beauford というドラマー。 Dave Matthews Bandの伝説的ドラマーだ。アメリカに住んでいたとき、バージニアでこのドラマーに出会ったんだ。
音楽的にも素晴らしいインスピレーションを与えてくれたし、人間的にも素晴らしいインスピレーションを与えてくれた。
3人目は Stevie Wonder。伝説的な人だ。2011年にパリのAccor Hotels Arenaで行われたコンサートで彼に会う機会があった。
彼はマルチ・インストゥルメンタリストであり、ドラマーであり、ピアニストであり、才能豊かな人物で、音楽で世界に衝撃を与えたんだ。
そして最後は Anderson .Paak、彼もスゴい事をやっている天才だ。
2012年に南アフリカで開催されたAfro-Punkで彼に会う機会があったんだ。うーん、2007年だったかな?ああ、20年…2020年…? いや、わからない。とにかく 数年前。そして彼もまた、素晴らしい人だ。
Anderson .Paak feat. Rick Ross
CUT EM IN
ーーあなたの音楽スタイルがどのようにして生まれたのか、教えてください。
私のドラム・スタイルと音楽スタイルは、私の人生と個性とともに進化してきたから、独特なんだ。
最初はただのドラマーだったけど、年月が経つにつれて、自分で作曲したり、歌ったりするようになったんだ。
それはどうしてか?成長するにつれて新しい能力が備わったんだと思う。だから、それを発展させて、今に至っているんだ。
ーー今回のジャパン・ツアーで楽しみにしている事はなんですか?注目して欲しいポイントは?
今回のツアーは、まるでアスリートのような、リングに上がって戦うボクサーのような気分だよ。
(実際に)試合はしないけどね。良いエネルギーをまき散らすよ。日本のファンもきっと受け入れてくれると思う。
私が期待しているのは、彼らが私のヴァイブレーション、私の音楽を受け取ってくれること。そして音楽によって人生を一緒に祝うこと。それが今回の来日の主な目的だよ。
ーー最後にファンへのメッセージをお願いします。
まずは「ありがとうございます」と言いたい。
SNSでたくさんのメッセージをもらって、とてもありがたいよ。特にインスタグラム。だから(沢山すぎて)返事ができない。
みんなに返信するのに時間がかかってしまうけど、たくさんのメッセージをもらって、良いフィードバックがあることを、ただただ嬉しく感じているよ。
だから、これが私からのメッセージです。 Thank you, a lot.
みんなとコンサートのステージで再び会えるのが待ちきれないよ。And yeah, We will have fun together!
Lawson Jr’Music
インタビュー動画
※英語字幕のみになります。インタビュー内容の日本語版は上記にてご確認下さいませ。
Lawson Jr’Music
Japan Tour
- 東京
- 2023年10月4日
THREE・東京 (LIVE) - 2023年10月5日
LEGACY LOUNGE (DRUM MASTERCLASS)
- 2023年10月4日
- 大阪
- 2023年10月6日
KMC 2023 (DRUM MASTERCLASS) - 2023年10月7日
KMC 2023 (DRUM MASTERCLASS)
- 2023年10月6日
- 神戸
神戸ライブ詳細
2023年10月8日
- 会場 Flat Five
- 時間 Start 16:30
- 入場料 3,000円 (1ドリンク付)
- 出演
Neodym / 福田 佑亮 / Lawson Jr’Music / Prophecy Playground / 渡辺 カズ / パンドラ / Milliampear / SATORU(エレクトーン)
2023年10月10日
- 会場 VARIT
- 時間 Start 19:00
- 入場料 (1ドリンク別)
前売 2,000円 当日 2,500円 - 出演
Lawson Jr’Music / ハイグレードピーマンズ / 泥団子 / Kensuke Sudo - チケット