ニュース PR

ギタリスト 宮野弘紀 2ndアルバム「フル・セイル」を高音質CDにて11月12日リリース 初のCD化!

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

ギタリスト 宮野弘紀が1982年にリリース、本多俊之など豪華ゲストが参加した2ndアルバム「フル・セイル」の全音源が、初のCD化!2025年11月12日高音質CD(UHQCD仕様)にてリリース。


ギタリスト 宮野弘紀
プロフィール

元スイング・ジャーナルの編集長で世界のジャズ史にかかわってきたジャズ・ジャーナリスト 児山紀芳氏と、’60年代、’70年代のマイルス・デイヴィスのプロデューサーとして知られるテオ・マセロ氏に見いだされ、ニューヨークで録音されたアルバム「マンハッタン・スカイライン」にて、1981年にデビューしたギタリスト 宮野弘紀。

※スイング・ジャーナルは、1947年 創刊から63年もの間、日本のジャズ文化をリードした雑誌。2010年に惜しまれながら休刊。

デビューアルバム「マンハッタン・スカイライン」には、ウォーレン・バーンハート(Key)、ジェフ・ミロノフ(G)、マーカス・ミラー(B)等が参加。 宮野弘紀は一躍、アコースティック・ギタリストとして注目を集めた。

デビュー翌年の1982年には、セカンド・アルバム「フル・セイル」を日本国内にてレコーディング、83年にはアール・クルーとの共演アルバム「ホテル・カリフォルニア」をリリースする。

アルバム「ホテル・カリフォルニア」は、サイモン&ガーファンクルの「Mrs. Robinson」、イーグルスの「Hotel California」、ビリー・ジョエルの「Honesty」等など、誰もが知る名曲を中心にカヴァーしたアルバムとなっている。

その後、1985年にフュージョン・グループ「ライト・スタッフ」を結成し、エレクトリック・バードレーベル(キング)よりアルバム・リリース。1986年には、自身がリーダーの「アコースティック・クラブ」を結成、7枚のアルバムをメルダックよりリリース。

ニューエイジ・ミュージックとして話題となり、「アドリブ」誌でベスト・アルバム賞も受賞している。

Website
https://hirokimiyano.jimdofree.com/

初CD化 2nd アルバム
「フル・セイル」について

宮野弘紀が1981年にリリースしたデビュー・アルバム「マンハッタン・スカイライン」は、ニューヨークのミュージシャンとスタジオでのセッションを中心としたレコーディングだった。

一方、1982年リリースのセカンド・アルバム「フル・セイル」は、宮野自身のグループである「バード・オン・ザ・ウィンド」に加え、国内の豪華なゲストを迎え、日本で制作されている。

「フル・セイル」は、時間をかけてタイトに録ることを念頭において制作されたアルバムで、収録された全曲は、宮野弘紀によるそれぞれが違ったタイプのオリジナル作品となっている。

これは「コンポーザーとしてのプレゼンテーションでもあった」とのこと。

アルバム「フル・セイル」は、1982年にLPレコードでリリースされて以来、一度もリイシューされていない作品でもある。

2025年6月、音楽ライター金澤寿和氏の監修によるギタリスト作品のコンピレーション・アルバム「マイ・ギター・シングス・メロウ」に、アルバム「フル・セイル」収録の「キャロット・ウォーク」が収録され、この1曲だけが唯一CD化されている。

実は、この「マイ・ギター・シングス・メロウ」はリリース後に評判を呼び、収録曲全てが再びスポットを浴びた。

そこで満を持して宮野弘紀のアルバム「フル・セイル」が初CD化されることとなった。

今回のCD化では、オリジナル・マスターを使用し、最新の環境でリマスタリングされ、高音質CD / UHQCD仕様でリリースされる。

リリース情報

収録曲

  1. ESTRADA                   
  2. CARROT WALK                       
  3. LA MER                      
  4. MOONLIGHT MIST                
  5. LIBRA                         
  6. SYBIL’S DREAM                     
  7. COOL CHASER                       
  8. BOTTLE KEEP
  9. SPANISH WAVE 
  • 作・編曲は全て宮野弘紀
  • オリジナル・アルバムより全曲収録。M2を除き、他全曲は初CD化音源となる。
  • M4、M5、M9のストリングスおよびブラス・セクションのアレンジは樋口康雄が担当。

参加アーティスト

  • Bird on the Wind
    • 宮野弘紀:Acoustic Guitar
    • 斉藤 誠:Bass
    • 佐々木隆:Drums
    • 平下政志:Keyboards
    • 園山光博:Flute, Soprano & Tenor Sax
  • Guest Musicians
    • 向井慈春:Trombone (M1, M9)
    • 本多俊之:Soprano Sax (M5, M9)
    • 横山達治:Percussion (M6, M9)
    • 川瀬正人:Percussion (M1, M2, M3, M4)
    • 篠崎政嗣:Violin (M8)
    • 野力奏一:Keyboards (M1, M3, M4)
    • Sybil Thomas:Vocal (M6, M9)
    • 伊集加代子:Vocal (M3)

宮野弘紀 コメント

オリジナルLPライナーノーツより抜粋

前作の「マンハッタン・スカイライン」から約1年ぶりにセカンド・アルバムの発表です。今回のレコーディングに携わった、スタッフ、そしてゲスト・ミュージシャンにバード・オン・ザ・ウィンドのメンバーたち、皆さん、本当にどうもありがとう。無事にレコーディングも終え、ホッ…と一安心!

前回では、ニューヨークのミュージシャンとスタジオ・ライヴ録音だったので、今回は少し時間をかけてタイトに録ると共に、この1年間しこしこ作ってきた僕のオリジナルのいろいろな世界を出してみました。一曲一曲、違ったタイプの作品ばかりですが、全曲を通してひとつにした時、そこに何らかのモノを感じていただければ、これに勝る喜びはありません。

(中略)

 今回は、セカンド・アルバムとの事でどんなアルバムを出すか、迷いましたが、前作の延長線上であると共に今やりたいことを素直に出しました。

これから自分がどの方向に行くか、その時々の自分の信じる事をやって行きたいと思ってます。音楽にはスケベ人間なのでジャンルにはこだわりませんが、ただ一つ言える基本的なポリシーとして、常にビジュアルに音を捕らえてハートのある音を作って行きたいと思います。

メインはアコースティックですが、別にこだわりはないので、次回はエレキも弾くかもしれません。現在の僕の気持ちは、楽器を弾く事よりも自分の作ったメロディーが形になって現れた時に喜びを感じる方なので、これからもどんどん曲作りには励んで行きたいと思ってます。

(中略)

今回のLPタイトルは「フル・セイル」、船が帆をいっぱいに張って全力疾走している意味がありますが、シャレで在庫一掃なんて言うのもおもしろいでしょう!

では最後に、このLP が多くの人たちに聴いてもらえるのを願って、次回作に向けて、フル・セイルしていきたいと思います、よろしく!

ABOUT ME
おにぎり1号・Tomoko Davies-Tanaka
Onigiri Media メイン・ライター おにぎり1号こと Tomoko Davies-Tanaka (Team Little-Big) は、フリーランスPRエージェント。海外⇔国内、英語⇔日本語業務を中心に、スモールビジネスのPR業務のサポート他、コーディネーションやブッキングも行っています。 インタビュー記事 https://ledgeweb.com/740/