密を避けて、稽古も上演もすべてオンラインにこだわるオンラインシアター「サヨナラワーク」は、2020年9月13日(日)に、第3回公演「ネバーエンディング・ガールズストーリー」を配信にて上演します。
サヨナラワークとは?
演劇の歴史とは前時代の否定の歴史だと「サヨナラワーク」は言う。
新型コロナウイルスの影響で、軒並み小劇場演劇は従来の方法での上演が難しくなっているが、歌舞伎を否定して新劇が生まれ、新劇を否定して小劇場演劇が生まれた。
そしてここに新しいコミュニケーションの形が根付こうとしている。オンライン・コミュニケーションが日常化する中で生まれた「サヨナラワーク」からのメッセージ。
人間のコミュニケーションを表現するのが演劇。ならば、オンラインでのコミューケションツール使った演劇も演劇と呼べる、そして、それはこれからの演劇の新しいかたちだと私たちは信じています。
コロナの影響から生まれた“新しい芸術”にどうぞご期待ください。
サヨナラワーク
第3回公演「ネバーエンディング・ガールズストーリー」
2020年7月の初回公演から3ヶ月連続で公演を続けてきたサヨナラワーク。今回はアプリ「Zoom」の機能を生かした、オンラインならではの演出にも挑戦するとの事。
序章
言うなれば、これはネバーエンディング・ストーリー。
だから夜が怖くて眠れぬ姫の君のために、月をやっつける話ではないし、例えば神様と同じ人を好きになって、神様と恋敵になる話でもない。
だって君が笑えば、ほらまた世界が変わる。
出演
作・演出
作:略してエリー。演出:深寅芥
企画・制作:サヨナラワーク
演出:深寅芥コメント
コロナ禍からオンライン演劇を始めて3作目の演出となります。
1作目、2作目と創作してライブ配信での演出のノウハウや安定した機材選びができるようになりました。 積み重ねは貴重な経験です。
近い将来、オンラインでの「企業の会議」や「学校の授業」は、よりエンターテインメント性を増すかと思われます。オンラインのエンターテインメントは無限の可能性を秘めていると私は考えています。
適切な演出による視聴者の方への驚きや緊張感。そして感動。私達サヨナラワークはオンライン演劇の無限の可能性に今後も挑戦します。是非ご視聴ください。
深寅芥(みとら あくた)
日本大学芸術学部演劇学科卒業。日本演出者協会会員。
2004年劇団『空間ゼリー』にて演出・俳優を担当。2009年より舞台プロデュースを実施している。
近年の演出作として「劇団ドリームクラブ」(2013~2017)、内田康夫原作「靖国への帰還」(2014)等
「サヨナラワーク」ではzoomの機能を駆使した、オンライン演劇の演出を構築する。
公演概要
- 公演タイトル:「#3 ネバーエンディング・ガールズストーリー」
- 公演日:2020年9月13日(日)
- 時間:開場 20:30・開演 21:00
- 見逃し配信期間:
2020年9月16日(水)18:00〜 9月23日(水)24:00まで - チケット:2000円
(※With打ち上げ・見逃し配信込)
※以下詳細リンクnote有料版の記事の購入で観劇頂けます。
本公演は約40分程度の上演時間となります。上演後には、出演者2人の打ち上げ『With打ち上げ』を40分程度予定しています。チャットボックス機能を生かしたお客様と双方向のやりとりも…。サヨナラワークの『With打ち上げ』に是非ご参加ください。