Jack Bruce(ジャック・ブルース:Cream)、Char、屋敷豪太(ex.Simply Red)によるスーパー・ユニットJack Bruce, Char & Gota が、2012年にBillboard Tokyoで行なった秘蔵ライブがついに映像化!2021年6月30日までオンラインにて配信。
さらに同ライブ音源よりJack Bruce, Char & Gotaによる伝説のバンド・クリーム/Creamの「White Room」も配信中。
Contents
Jack Bruce, Char & Gota
Absolute Live in Japan 2012
グループとしての活動は1966年~68年と言う短い期間にも関わらず、未だに世界中のロックファンを魅了するスーパーグループ・クリーム/Creamのベーシストである Jack Bruce(ジャック・ブルース)が、日本を代表するギタリスト Char、そして世界的な活躍をするドラマー 屋敷豪太とともに、2012年日本で行なったスペシャル・ライブ「Jack Bruce, Char & Gota : Absolute Live in Japan 2012」が、9年の時を経て映像化された。
音楽を共通言語にお互いのプレイで会話した極上のセッションが収められており、中でも3人が奏でる「Crossroads」「Badge」「Sunshine of Your Love」「White Room」といった名曲たちは必見だ。
オンライン配信は2021年6月30日23:59まで。
配信情報詳細
- 配信期間
2021年6月30日(水) 23:59まで - 配信プラットフォーム
Streaming+
FAVER - チケット販売期間
2021年 6月30日(水) 22:00まで - チケット価格
e+(Streaming+)
4,000円 +手数料220円
FAVER
3,700コイン (4,070円 税込) +手数料 - チケット購入+ライブ詳細
e+(Streaming+)
https://eplus.jp/sf/detail/3435510001-P0030001
FAVER
https://faver.tv/live/show/11 - ライブ特設ページ
https://zicca.net/jcgonline/
音源配信
「Jack Bruce, Char & Gota : Absolute Live in Japan 2012」のライブ音源より、クリーム/Creamのヒット曲「White Room」が各種配信プラットフォームにて配信されている。
distributed by FRIENDSHIP.
https://FRIENDSHIP.lnk.to/WhiteRoom
Absolute Live in Japan
エピソード
この夢のようなステージが実現したのは2012年8月のこと。東日本大震災によって傷ついていた日本を盛り上げるべく企画されたライブで、ジャックはオファーに対して“どの曲を歌って欲しいかリストを送ってくれ”と快諾したという。
こうして発足した新プロジェクト・Jack,Char & Gota は、30分程度のリハーサルを行なっただけでBillboard Live Osakaにて最初のステージを迎えることとなった。
卓越したセンスとテクニックを持つもの同士だからこそ、事前の細かい打ち合わせは必要なかったのだろう。一緒に音を出し演奏することがお互いに理解を深めるための最善の方法であり、それを証明するかのように“音楽”を通して会話するかのようなスリリングなジャム・セッションがくり広げられていく。
今回映像化されたのはBillboard Live TOKYOで行なわれた2ndステージ。そのパフォーマンスからは、プロフェッショナルが相対することで生まれる独特の張り詰めた緊張感と敬愛の念、そして巨大な音楽愛がステージを包み込んでいるのを感じ取れるはずだ。
名曲たちが、原曲へのリスペクトを込めつつJ,C&Gのカラーに染め上げていく様は必見!
多くの楽曲でCharがお馴染みのムスタングやストラトキャスターではなく“クリーム期のクラプトンの愛器”だったギブソンSGを手にしていたことや、耳と指先に染み付いたお馴染みのフレーズを粋に崩しながらリード・フレーズを紡いでいく姿も深いリスペクトを感じさせるポイントのひとつだ。
またジャックが20年以上ぶりとなるクリームの演奏で、フレット付きベースを弾きながら歌っていることも胸が熱くなるハイライトと言えるだろう。
ロック史にその名を刻む名手とともに、時に火花を散らし、時に互いを支え合い、彼らだけのサウンドスケープを描き出した奇跡の一夜。伝説を生きる男たちが真っ向勝負をして奏でた名演の数々に、ぜひとも酔いしれてほしい。
プロフィール
Jack Bruce
ジャック・ブルース:スコットランド生まれ。ロックバンド “クリーム/Cream” ではリード・ボーカル、ベース、ハーモニカ、チェロ、ピアノなどを担当した。アンプを大音量で鳴らし常にベースソロのような状態で弾くベースプレイは後世まで世界中のベーシストに多大な影響を与えており、ロック界を代表するベーシストの一人とされる。
1966年 Eric Clapton(エリック・クラプトン:Guitar)、Ginger Baker(ジンジャー・ベイカー:Drums)とともに ”クリーム/Cream” を結成。パワー・トリオの走りとして活動を続け、2年間で3,500万枚のアルバムを売り上げるものの、1968年末に解散。
プラチナディスクを獲得した3枚目のアルバム『Wheels of Fire』では「I Feel Free」「White Room」「Politician」などの多くをブルースが作曲し、歌っている。
1993年、”クリーム” の一員としてロックの殿堂入りを果たし、授賞式では解散以来となるクリームの再結成ライブが行われた。
2001年、“Jack Bruce & The Cuicoland Express” を編成。キップ・ハンラハンとの共作をロビー・アミーン、エル・ネグロ・オラシオ、バーニー・ウォーレル、ヴァーノン・リードで演奏し、このグループで2002年に福岡、大阪のブルーノートにて公演を行っている。
2005年5月、”クリーム/Cream” 再結成コンサートをロンドン・ロイヤル・アルバート・ホールで、同年10月には “クリーム/Cream” によるニューヨーク・マディソン・スクエア・ガーデン・コンサートを開催。
2012年8月、Charと屋敷豪太とのトリオ “Jack Bruce, Char & Gota” のライブのため来日。 Billboard Live OSAKA、Billboard Live TOKYO にて公演を行った。
2014年初頭に14枚目のソロアルバム『Silver Rails』をリリースするが、その年の10月25日に71歳で死去。Eric Claptonが自身のフェイスブックで「偉大な音楽家であり作曲家だった。私に多大なインスピレーションをもたらした」とコメントを発表した。
Website
http://www.jackbruce.com/
Char
1955年6月16日東京生まれ。本名・竹中尚人 (たけなか ひさと)。ZICCA REDORDS 主宰。8歳でギターをはじめ、10代からバックギタリストのキャリアを重ねる。
1976年『Navy Blue』でデビュー以降、『Smoky』『気絶するほど悩ましい』『闘牛士』等を発表。Johnny, Louis & Char 結成翌年、1979年に日比谷大野外音楽堂にてフリーコンサート「Free Spirit」を行う。
1988年 江戸屋設立以降、ソロと並行して、Psychedelix、BAHO での活動を行う。
2009年にはWEBを主体としたインディペンデントレーベル「ZICCA RECORDS」を設立し、自身が影響を受けたギタリスト (エリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ベンチャーズ、ジミ・ヘンドリックス等) のカバーであるTRADROCK シリーズ (DVD/CD) 全7タイトルを発表。
2015年5月、十二支のアーティストによる書き下ろしアニヴァーサリーアルバム『ROCK 十』 (ロック・プラス) を発表 [子: 泉谷しげる, 丑: 佐橋佳幸, 寅: 布袋寅泰, 卯: ムッシュかまやつ, 辰: 石田長生, 巳: 奥田民生, 午: 松任谷由実, 未: 佐藤タイジ, 申: JESSE, 酉: 福山雅治, 戌: 宮藤官九郎, 亥: 山崎まさよし]。
6月15日、 生れ還る暦を迎える前夜に、13組のアルバム参加アーティストをシークレットゲストに迎え、武道館公演を開催。7月、日比谷野外大音楽堂にて、フリーコンサート「RockFree」を開催。
2016年、ギターマガジン誌による、プロギタリストを中心とした音楽関係者へのアンケート投票「ニッポンの偉大なギタリスト100」にて1位に選ばれる。
2018年、Fender Custom Shop にて日本人初のプロファイルドモデルを発表、オリジナル楽器ラインZICCA AX を展開中。
2021年4月10日、ルーツである日比谷野外大音楽堂にて、デビュー45周年を記念したアニバーサリーライブを開催。公演当日にはその模様が生中継で配信されたが、編集し直した映像とリミックスされた音源により新たに作品化した『Shinin’ You Shinin’ Day』[Blu-ray/DVD+CD] を6月16日リリース。
Website
https://www.zicca.net/
屋敷豪太
1962年 京都生まれ。1982年に上京し、こだま和文らとMUTE BEATを結成。
1987年にはMELONのメンバーとして、ヨーロッパ公演を行う。また、中西俊夫、藤原ヒロシらとダンスミュージックレーベルMajor Forceを設立。1988年に渡英後、1989年Soul ll Soulの1st.アルバムに参加することからグランド・ビートを生み出し、世界的な注目を集め、その後もロンドンを拠点に、さまざまなレコーディングに参加。
1991年にはSimply Redの正式メンバーとしてアルバム「Stars」のレコーディングと 2年間にわたるワールドツアーに参加。
ジャンルを越え、多くのアーティストをプロデュース、また楽曲をリミックスする一方、ソロアーティストとして、またB.E.D.(Jimmy Gomezとのユニット)としてアルバムを発表。
2004年から活動の拠点を日本に移し、新人アーティストのプロデュースや、アルバムプロデュース、リミックス、またドラマーとしての活動などを精力的に行うかたわら、ソロプロジェクトとして iTunes Music Storeより『Vol.1 (2005.9)、『Vol.2』(2005.11) をリリース。翌年1月にはCD化 (『Silent Love』) された。
『新堂本兄弟』(フジテレビ系列) では堂本ブラザーズバンドのドラムを担当。NHK総合テレビにて放送中の『プロフェッショナル 仕事の流儀』のテーマ曲「Progress」を演奏している kōkua のメンバーでもある。
これまでにレコーディング、ライブ等で関わったアーティストは、Bomb The Bass、Soul ll Soul、Sinead O’Connor、SEAL、ABC、Massive Attack、Tom Jones、Bjork、Neneh Cherry、Swing Out Sister、藤井フミヤ、槇原敬之、スガシカオ、尾崎亜美、小泉今日子、NOKKO、JUJU、いきものがかり、MOND GROSSO (敬称略・順不同) 等、多岐に渡る。
また、小原礼氏とのユニット「The Renaissance」やダブバンド「DUBFORCE 」での活動も行っている。
Website
http://gota.com/