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『夜に駆ける』、嵐の歴代名曲メドレーなど即興演奏 人気ピアノYouTuber ハラミちゃん at 渋谷マークシティ ストリートピアノ設置記念イベント

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2021年10月4日実施された「渋谷マークシティ ストリートピアノ設置記念イベント」にて、ピアノYouTuberハラミちゃんが登場。人気楽曲『夜に駆ける』の演奏や、お客様からのリクエストに即興演奏で応えるコーナーを実施した。本記事では、彼女の特別インタビューも併せてご紹介する。


渋谷マークシティ
ストリートピアノ
設置記念イベント・レポート

渋谷マークシティのリニューアルを記念して、ウエスト4階のアベニュー広場にストリートピアノが設置された。足を止めピアノの写真を撮る人や、不思議そうに目を向ける人がいる中、人気ピアノYouTuberのハラミちゃんがゲストとして登場。

やや緊張した面持ちでピアノの前に座るも、鍵盤を前にすぐにリラックスし、美しい音色を響かせた。

渋谷は、東急文化会館を筆頭にカルチャーの発信地として多方面にわたる文化を発信してきました。

中でも音楽との関係は密接。「公園通り」、「道玄坂」、「宮益坂」の三つの坂を拠点として、それぞれが生み出した音楽文化が流れ込み、積み重なってきました。そんな渋谷音楽カルチャーの発信を、渋谷マークシティはランドマークとして20年間見守ってきました。

しかし、新型コロナウイルスによる外出自粛の影響で、昨年からマークシティと接点を持つユーザーは減少しています。このような状況下で、再び音楽の力で渋谷を盛り上げたいという思いから、ストリートピアノを設置しました。
※プレスリリースより

  • 設置場所
    渋谷マークシティ ウエスト4F アベニュー広場
  • 設置期間
    2021年10月1日(金)~しばらくの間
  • Website
    https://www.s-markcity.co.jp/

YOASOBI『夜に駆ける』

まず、披露したのはYOASOBIの人気楽曲『夜に駆ける』。

疾走感のある楽曲が、ハラミちゃんならではのアレンジにより、リズミカルでドラマチックな雰囲気に変化。ピアノの音色が響いた瞬間、通りすがりの人たちも思わず足を止め、わずか数小節の演奏でマークシティの広場は一転してコンサート会場に。

ピアノの最後の一音が響いたあとは、一瞬の間のあと、割れんばかりの拍手が起こり、ハラミちゃんもニッコリと笑顔を見せた。

嵐の歴代名曲をメドレー形式で

続いて、演奏を楽しむお客さんにハラミちゃんが自らリクエストを募ると、一番先頭にいた女性が、思い出の曲としてリクエストしたのは嵐の『Love so sweet(ラブ・ソー・スウィート)』。

同曲の演奏中、女性は両手を口の前で合わせ、じっとピアノを見つめていた。

ハラミちゃんは演奏しながら後ろを振り返り、女性と何度もアイコンタクトをとると、そのまま嵐のメンバー二宮和也さんの人気ソロ曲『虹』や、大ヒットナンバー『Happiness』など、次々と嵐の曲をメドレー形式で披露。

ときに優しく、ときに激しく。「頭に思い浮かんだままの即興だった」とハラミちゃんは演奏後に語った。

その他エドシーランの「Shape of You」を華麗に演奏する等、聴き入っていた観衆を大いに沸かせまた。

約20分にもわたる演奏が終わる頃には、ピアノの音色に導かれ、通勤時間とは思えない人の数がピアノの周りにはあった。

ハラミちゃんはピアノから立ち上がると、お客さんに一礼し、笑顔で場を後にした。

本イベントの様子は2021年10月中旬開設予定の渋谷マークシティ公式YouTubeチャンネル及びハラミちゃん公式YouTubeチャンネル「ハラミちゃん〈harami_piano〉」にてアーカイブ配信を予定との事。

設置されたストリートピアノは、2021年10月4日から一般開放、演奏することが可能だ。

ハラミちゃん
特別インタビュー

デビュー3年目
「子どもたちのために何かできたら」

―本日のイベントはいかがでしたか?

マークシティのような商業複合施設で演奏するのは初めてだったので、どういう方が観にいらっしゃるのか不安でしたが、想像より皆さんの熱気がすごかったです。のびのびと演奏させていただきました。

―本日のイベントに向けて、どのように練習しましたか?

特別な練習はしていません。ストリートピアノのときはいつもそうなんです。その場のリクエストやコミュニケーションのなかで弾くことが多いので、あえて練習しないで、その場の雰囲気に合わせてテンポやアレンジを変えています。

―本日イベントにて披露された曲はどのように決めましたか?選曲に込めた意図、思いなどをお聞かせください。

最初は誰もが知っているヒット曲がいいかと思い、1曲目は『夜に駆ける』を演奏させていただきました。あとは決めずにその場のリクエストを募りました。思い出の曲ということで、一人の女性の方から嵐さんの『Love so sweet』をご要望いただいたので、その曲を。

振り返るとその方がとても嬉しそうにされていたので、もっと弾きたくなってしまって(笑)その方の推しである二宮さんのソロ曲や嵐さんの歴代の名曲を弾かせていただきました。こうした一期一会がストリートピアノの醍醐味だなと思います。

―渋谷マークシティに来ることはありますか?渋谷やマークシティにまつわるエピソードがあればお聞かせください。

私は渋谷のデパ地下を巡るのが好きで、マークシティにもよく訪れます。美味しいものを探そうと思ったら“マークシティに行けばある!”という感じです。私のなかでマークシティに行く、イコール、お腹が空いているというイメージ(笑)

―6月にはYouTubeデビュー2周年を迎えられましたが、どのような2年間でしたか?

この2年間で自分の想像を大きく超える、活動の幅が広がりました。こうした生き方ができていることが今でも不思議です。

もともとは自分を元気づけるために始めたピアノでしたので、決して有名になろうと思っていたわけではなく。振り返ってみて今でも実感が追いつかないままです。

いつかは追いつくのかな、と2年間思っていたのですが、まだ追いつかない。もしかしたらこのままずっと追いつかないのかもしれません。

―3年目の目標、意気込みをお聞かせください。

「目標を持たないこと」をあえて目標にしています。目標を持ってしまうと、自分の本当の笑顔から少しずつズレていってしまう気がして。

あえて今は具体的な先を見定めていません。でも、ピアノが好きな人を少しでも増やしていきたいという活動の軸があるので、そこは忘れずにフラットな気持ちで前を向いていきたいです。

―今後挑戦してみたい仕事はありますか?

最近は「ハラミちゃんを観てピアノを始めました」というお子さまがすごく多くて。

ストリートピアノでも、私と同じように帽子とポシェットを身につけて演奏している子どもたちを見ると、子ども向けの、子どもたちが笑顔になるイベントみたいなものをできたらいいのかな、と思います。

ハラミちゃん
プロフィール

YouTubeを中心に活躍しているポップスピアニスト。2019年6月から「ハラミちゃん」として本格的に活動開始。

「ピアノを身近な存在にする」を目標に活動している。

YouTubeでの動画総再生数4億回以上、チャンネル登録者数約180万人(2021年9月現在)。絶対音感、即興演奏などの特技を活かし、東京都庁や京都駅、仙台空港など、各地のストリートピアノ動画で人気急上昇中

2020年7月に発売した1stCDアルバム「ハラミ定食〜Streetpiano Collection〜」ではビルボード週間総合ランキング1位、オリコン週間総合ランキング2位、オリコン週間J-POP部門で1位を獲得している。

2020年にはワンマンライブを都内2カ所で開催。2020年から2021年にかけ全国11箇所22公演の全国ツアー開催など、活動の幅を広げている。来年1月には日本武道館での公演が決定している。

STREET PIANO in 日本武道館
~ハラミちゃん947日目のキセキ~

  • 開催日
    2022年1月4日(火)
  • 時間
    ①13:00開演 ②18:00開演
  • 会場
    日本武道館
  • チケット
    先行販売中・チケット詳細は公式サイトにて
    https://harami-piano.com/

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おにぎり1号・Tomoko Davies-Tanaka
Onigiri Media メイン・ライター おにぎり1号こと Tomoko Davies-Tanaka (Team Little-Big) は、フリーランスPRエージェント。海外⇔国内、英語⇔日本語業務を中心に、スモールビジネスのPR業務のサポート他、コーディネーションやブッキングも行っています。 インタビュー記事 https://ledgeweb.com/740/