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CVに山下大輝、東山奈央、キャラクターデザインを山口つばさ、アニメ制作をCloverWorksが担当 ショートアニメ「色を知るたび、世界が広くなる」

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公益社団法人色彩検定協会がショートアニメ「色を知るたび、世界が広くなる・就活篇」を2022年8月18日に特設サイトおよび公式YouTubeチャンネルにて公開した。

本動画はCVは山下大輝と東山奈央が担当。キャラクターデザインを「ブルーピリオド」の山口つばさ先生、アニメーション制作を「SPY×FAMILY」のCloverWorksが担当する豪華タッグによるアニメーション動画となっている。

本作公開記念として、CV担当の山下大輝と東山奈央の特別コメント、及び山口つばさ、CloverWorks、色彩検定協会による対談インタビューも公開された。


ショートアニメ
色を知るたび、世界が広くなる

就活扁

公益社団法人色彩検定協会が、8月8日より開始した2022年度 冬期検定(3級・2級・1級・UC級)【第59回】の出願者募集にあわせて、ショートアニメーション動画2本制作。

「就活篇」は2022年8月18日公開、さらに翌週8月25日には「私の仕事篇」を公開する。

ショートアニメ
「色を知るたび、世界が広くなる」 
特設サイト
https://www.aft.or.jp/findyourtruecolors

ショートアニメ「色を知るたび、世界が広くなる」 私の仕事篇

  • 公開日時
    2022年8月25日 午前11時(予定)
  • CV
    主人公・南七世(みなみ ななせ)役
    東山奈央

上記公開日程後、特設サイトまたは色彩検定YouTubeチャンネルよりご覧ください。

特別コメント

山下大輝

https://www.artsvision.co.jp/talent/518/

――山口先生の作品「ブルーピリオド」のアニメにも出演されている山下さん。今回の山口先生×CloverWorksによるアニメーション動画のオファーを聞いた時はどのように感じましたか?

すごく力が入ってるな、と思いました。プロの漫画家さんとプロのアニメスタジオさんのタッグで作るところに本気度を感じましたし、完成が楽しみだなと思いましたね。

あと山口先生の個性的で、分かりやすい絵が個人的にすごく好きなので、漫画のブルーピリオドもがっつり読ませていただいてまして。先生が描く違うキャラクターはどんな風になるんだろうなと非常に楽しみでした。

――作中では、同級生にどんどん先を越され、未来に焦りを感じる就活生を演じていただきました。山下さんの性格や過去の経験など、主人公と重なるところはありましたか?

父がテニスのコーチをしているので、本当に小さいころからテニスばかりやっていたんです。身長がそこまで大きくないのですが、周りは中学生・高校生になってくると、体がどんどん大きくなってくるんですよ。

最初のうちは勝てていた子が、いきなり大きくなって強くなっていって高校の時には負けてしまうとか、結構そういう悔しいことがあったので、その経験は主人公ともリンクするなと思います。

――色彩を学ぶみなさんに、応援メッセージをお願いします。

僕には分からない、すごく複雑でそしてめちゃくちゃ面白い世界なんだろうなとは思います。道は違えど繋がっているような気もしていて、僕も努力していつか皆さんと一緒にお仕事できる日が来たらいいなと思います。

もしこのメッセージを聞いている人がいつか未来で一緒に仕事ができる日があったら、その時は是非「あの時のやつ聞いてました!」なんて言ってもらえたらすごく嬉しいです。是非その時は一緒に楽しい仕事をしましょう。

東山奈央

http://toyamanao.com/

――収録時の印象に残っている出来事や、動画の見どころについてお聞かせください。

主人公の元気のない時と一念発起して頑張ろうと思った時のギャップを描いたシーンは何度かテイクを重ねさせていただいたところだったので、やはりこだわられているのだなと感じました。

皆さんが見ていて、落ち込んでしまった時に立ち上がる勇気になるような、パワーが届けられるアニメーションになっていたらいいなと思います。頑張っている姿に私も励まされましたし、「頑張れ~!」という風に思いながら彼女を見ていました。

――本動画は、悩みを抱える主人公たちが色彩検定を通して未来を切り開く物語です。声優のお仕事で東山さんがこれまでに一番悩んだ、または辛かったエピソードを教えてください。また、辛いことがあった時は、どのようにして乗り越えていますか?

自信が持てない時が辛いなと思いますね。傍目から見ると、私は結構デビューも早くて順風満帆に見えているかもしれないんですけど、その実自分になかなか自信が持てなくて、場数踏ませていただいても、それが自信に繋がりにくいタイプみたいで、それがハングリー精神になってくれることもあれば、心が折れてしまう場面というのも多くて。

自分の心がへこんでいる原因ときちんと向き合って、何とかそこを攻略する、克服するというのが一番ストレスの解消になるのかなと思います。

――色彩を学ぶみなさんに、応援メッセージをお願いします。

生きていて色から離れることはあまりないと思うので、色彩をプロフェッショナルとして学ばれる方もそうでない方も、より日々を楽しく彩っていくために色彩検定で人生が明るくなっていったらすごくいいなと、今回がその一つのきっかけになっていただけたら私もすごく嬉しいなと思いました。

対談インタビュー

――本アニメ動画の制作に至った経緯や背景についてお聞かせください。

山中:ここ5年くらい、色彩検定協会としてアニメやイラストに絡めた広告を打つことが非常に多かったんです。

アニメやイラストの中で色彩は非常に大事な要素ですし、日本が誇る文化を大切にしたいという思いもありました。それに加えて、(色彩検定が)将来アニメやイラストの道に進まれることを考えられている方や、現役でお仕事されている方のお力になれたらと思っています。

私自身、(色彩検定協会の仕事を通して)アニメの影響力を肌で感じていたので、今回そのお力をお借りして、より多くの方に色彩の楽しさを知っていただけたらなということで、制作をお願いすることになりました。

――山口先生とCloverWorksさんを起用された理由についてお聞かせください。

山中:山口先生が手がけられている『ブルーピリオド』のアニメを拝見している中で、主人公の八虎くんの言葉に共感したことがきっかけです。

八虎くんは、美術の世界に踏み込む前は特別な才能を持つ人だけが絵を描けると思っていた、と。でも実際に足を踏み入れてみると、そこにはいろいろな理屈があって、理詰めでも良い絵が描けるという考え方に変化していく。

それって、色彩検定でも同じことが言えるなと。デザインや色彩(感覚)って「センスがある人や才能がある人のもの」と考えられている方は非常に多いと思うんです。

でも良い色使いにはルールがあって、それを把握することで、色を操る能力を身につけることができる。そういう部分でご理解していただけそうだなと思っていました。

CloverWorksさんにお願いした理由は、CloverWorksさんが手がけられている『約束のネバーランド』のアニメや『SPY×FAMILY』のPVを拝見している中で、クオリティの高いアニメーション制作をされているなと思っていました。

また、原作を生かした作品づくりをされているという印象もありました。山口先生のキャラクター原案を生かした制作をしてくださるのではないかと思い、CloverWorksさんにお願いしました。

――皆さんの普段のお仕事と色の関わり合いについて教えてください。普段の仕事の中で、色をどのように扱っていますか?

山口つばさ:漫画の中ではグレーの部分を気をつけるようにしています。デッサンをするときも、紙の上に(グレーの色味が)乗っているだけでも印象が変わるので、スクリーントーンを重ねるときも注意しています。

例えば、ドットのトーンだけではなく、砂目のトーンや、実際に紙に描いてスキャンして水彩っぽくしたもの、時にはザラザラとしたブラシを使用して、単純に濃い色にするだけではなく、ニュアンスがどう変わるか気をつけています。

グレーって、単純に白と黒を混ぜるだけではなく、黄色と紫を混ぜてもグレーになるんですよね。そういう意識というか。黒と白の重なり方次第で、人間の受ける印象って変わると思うので、そこは気をつけるようにしています。

山口舞:アニメの場合は、漫画・小説の表紙やカラーページなどの、元のイメージを崩さないことを意識しています。

漫画の場合は(通常のページが)グレーなので、表紙やカラーイラストがないという場合も多いです。そういった場合は原作者の方から「現場で色を決めていいですよ」とおっしゃっていただくことが多いので、そのキャラクターの性格を考えつつ「ピンクの服は着ないだろうな」「青はどうかなぁ」などと考えながら作っていきます。

アニメの場合は絵を見て楽しむ方が多いので、色のイメージが違うと、作品に集中できなくなってしまう可能性もあります。それはあってはいけないので、作品を見ていて邪魔にならない感じといいますか、視聴者の方が違和感を抱かないような色選びをする、ということを意識しています。

――普段のお仕事と並行しての作業は大変でしたか?また、普段のお仕事と違うと感じたことはありましたか?

山口舞:「色にこだわった短編」ということで、普段のTVシリーズとは違って細かく色の作業をしていました。

TVシリーズの場合は長く放送するので、私の場合は、隔週で区切って、まとめて作業をすることが多いのですが、今回の場合は、普段テレビではやらないような色の指定もあったので、毎カット調整をしていました。

カロリー的には高かったのですが、すごく楽しく作業できたので苦労するという感じはなかったです。

山口つばさ:普段出さないキャラクター造形でもあったので、私はずっと楽しかったです。だから大変なことはなくて。今はどんな風に動画になって、どんなリアクションが返ってくるのかが楽しみです。

いつもと違うという点で言うと、漫画も回によって気をつけなければいけない部分が違うので、その延長という感じはありました。

ショートアニメ
「色を知るたび、世界が広くなる」 
特設サイト
https://www.aft.or.jp/findyourtruecolors

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おにぎり1号・Tomoko Davies-Tanaka
Onigiri Media メイン・ライター おにぎり1号こと Tomoko Davies-Tanaka (Team Little-Big) は、フリーランスPRエージェント。海外⇔国内、英語⇔日本語業務を中心に、スモールビジネスのPR業務のサポート他、コーディネーションやブッキングも行っています。 インタビュー記事 https://ledgeweb.com/740/