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BON.井上 1stワンマン公演「ツルペタ革命」を大阪RUIDOで4月29日開催。意気込みインタビューも公開

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TikTokフォロワー数が35万人超え・総再生数1億5千万回超え と注目を集めるBON.井上が、 1stワンマン公演「ツルペタ革命」を大阪RUIDOで2024年4月29日に開催。意気込みを語るインタビューも公開された。


BON.井上 プロフィール

BON.井上:Musician, Actor, 動画クリエイター, 振付師

幼少の頃からダンスを始めダンサーを目指す。親からの勧めでエンターテインメントの高校に入学。校長先生の勧めで歌を始め、ミュージカルも始める。

卒業後、TikTokでダンスや変顔をいかし投稿を始める。 現在3,235万フォロワー・総再生数1億5千万回。現在ではTikTokのみならずドラマ、舞台、振り付け、CD楽曲リリースなど幅広く活動中。

 2022年に放送されたテレビ東京系「リズスタ-Top of Artists!」カイリー役で出演。ダンスの経験を活かし、アイドルグループ「我儘ラキア」の振り付けを担当。

2021年ラサール石井 演出「夫婦漫才」、2023年 主演・屋良朝幸のオリジナルミュージカル 「The Agent」ミリー・ローズ役で出演。

2024年3月20日 シングル「nattemota」リリース。

https://ymn.tokyo/artist/bon-inoue/

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BON.井上 インタビュー

わたしが伝えたいのは、「ありのままの自分でいいんじゃねぇか?」ということ。

みずからの貧乳を「ツルペタ」と称しながら題材にするなど、女性特有の悩みを自虐ネタにした投稿の数々へ大勢の女性たちが賛同の声を上げれば、男性たちも熱い興味の視線を注いでいるBON.井上。

もともとはダンサーを目指してアーティスト活動を始めた彼女が、2024年4月29日に大阪RUIDOで、1stワンマン公演「ツルペタ革命」を行う。そこへ至るまでの歩みを、彼女の言葉を借りてお伝えする。(TEXT:長澤智典 / Edit Onigiri Media)

デビューまでの道のり

──BON.井上さん、最初はダンサーを目指して活動を始めた方なんですよね。

BON.井上 そうなんですよ。よく、芸人さんに間違えられるんですけど(笑)。

きっかけは、うちのお母さんがダンスの先生だったこと。物心ついた頃からずっとダンスを学んでいて。ちっちゃいときの夢が、マイケル・ジャクソンの後ろで踊ること。

でも、小学6年生のときにマイケルが亡くなったのを知って。すごいショックやったし、マイケルの後ろで踊る夢は叶わなくなったけど。でも、ダンスはずっと続けてて。中学生の頃からは、地元でグループを作ってコンテストに出たりもしながら。

卒業後は、OSMというダンスを学べるエンターテインメントの高校へ入りました。

 その高校は、歌やお芝居、ミュージカルなども学べる学校。それまでダンス一本だったけど、校長先生から「歌もやってみたらどうだ」と言われ、そこから歌も学び始め、「アーティストして活動をしていきたい」気持ちも、その頃から芽生え始めましたね。

──OSM在籍時代には、全国的にも名を馳せているアイドルグループSO.ON projectのメンバーとしても活動をしていたんですよね。

BON.井上  SO.ON project自体は、学校が主動しているグループ。全国津々浦々までライブ活動をしにいったり、MVを撮影したり。今も交遊を持つ友達ができるなど、自分の人生観を変えたくらい。わたしの表現者として生きる人生はそこから始まりました。

──BON.井上さんの人生観を変えてしまうくらいの体験だったわけだ。

BON.井上  SO.ON projectでの活動も含めた、OSMに在学していたときの活動すべてがですけどね。

わたし自身、けっこうメンタルが弱かったし、中学時代には、先輩などと一緒にコンテストを目指して結成したグループで一人だけ無視されたりもしていました。

わたしは純粋に踊りたいだけなのに、人間関係にもどかしさを覚え、「もうしんどいな」と、一度はダンスを辞めようと思っていたくらい。

じつはOSMへ入学を決めたのも、お母さんに「高校は勉強するだけの場じゃない。社会勉強をしにいく場。その学校でダンスを楽しみなさい」と言われたことが決め手でした。

入学後も、学校内で行われていたいろんなオーディションへ応募。SO.ON projectでも、高校1年生のときから選抜メンバーに入って活動。高校3年生のときには、グループ校合同で、毎年NHKホールで行っている骨髄移植をテーマにしたミュージカル「明日への扉」の主役の座を獲得。

声も出ぇへんくらい本気で向き合ったことで、自分の殻をバーンと破るきっかけになるなど。いろんな先生方に怒られつつ、メンタル面で鍛えられながら,「わたしがやってきたことは間違いじゃなかったんや」と感じさせてもらえる、いろんな経験を積み重ねてきました。

──高校時代の経験が、自分の指針も明確にしてくれた形だ。

BON.井上  目指す道は見えましたね。在学中から「NYで本格的にダンスを学びたい」気持ちもありながら。

でも、卒業をすることで、ダンスを学ぶ環境や、舞台への出演、たくさんのお客さんの前でのライブ活動など、それまで目の前にあった環境が無くなってしまうわけじゃないですか。

卒業したんやから、当たり前ですけど。19歳のあの時期は正直迷いもあって自分自身すごく低迷していたし、「どうしたらいいやろう」といつも考えていました。

そんな時期、OSMの校長先生に「いつ辞めてもいいから、一度学校へ戻れ」と、OSM系列の専門学校への入学を進められました。それで学校へ入り直し、そこから自分の目指すべき道筋が、よりしっかりと固まりました。

──まさに、救いの神だ。

BON.井上  ほんまにありがたい。校長先生を含め、あの頃の先生方には本当に感謝しています。

その専門学校にはSO.ON projectの専門学校バージョンに当たるBUZZという立ち上がったばかりのグループがあって、そこへ参加。改めてステージに立つ喜びを、BUZZの経験を通して感じていました。

同時に、高校3年生のときに主役で立ったミュージカル自体が、すべての系列校の人たちで作りあげる舞台だったことから、「もう一度主役の座を取ろう」と頑張り、ふたたび主役の座を射止めました。

 その頃から明確に持っていたのが、「2年生を終えて卒業するまでに絶対に所属事務所を決めて、デビューしよう」という意志。

当時から、学校主催のイベントに、いろんな会社の方々が新人発掘のために見にきてくださっていたんですけど。その中の一つの会社がわたしのことを認めてくださり、晴れて事務所へ所属することができました。

──ようやく、プロとしてのスタートラインに立ったわけだ。

BON.井上  でも、結果的にその事務所は辞めてしまったように、自分にはどうしてもそぐわない面もありました。

目標を達成するためには根を詰めるなど、本来は生真面目な性格なんですけど。ふざけたことをするのも好きで、その面も出したかったんです。

だけど当時は、それを押し殺して活動をしなきゃいけない環境。それがけっこうつらかったのもありました。

ただ、舞台やミュージカルへの出演、ドラマへもレギュラーで出させていただくなど、ダンスや歌に加え、お芝居という表現の幅を広げる機会にも繋がりました。

──BON.井上さんは、アイドルグループ「我儘ラキア」の振り付け全般も担当していますよね。

BON.井上  我儘ラキアには高校の同期もいれば、メンバーの星熊(南巫)とは真剣に思いを交わしあえる仲。

その関係もあって始めたことですけど。SO.ON projectの同期には、我儘ラキアのメンバーとして活動をしているLもそうだし、他にもアイドル活動をしていたり、LDHへ所属していたりと、今も頑張っている仲間がめちゃめちゃ多いんですね。

そんな仲間たちの活動も刺激になっています。

Tik Tokの世界へ

いつもの自分を出したふざけた映像を作って、TikTokにアップしたんですね。そしたら急に数字が伸びだして…。 

──ストイックに歌やダンサーの道を目指していたBON.井上さんが、なぜTikTokの世界へ?

BON.井上  事務所へ所属していた時期、自分の本当のキャラをずっと押し殺しながら。それでも盲目的に頑張っていました。

同じ事務所に所属しているアーティストたちはオリジナル曲を持ってライブをやっているのに、わたしにはオリジナル曲がなくて、ずーっと考えあぐねいていました。そんな時期に、世の中がコロナ過になり、まわりの人たちのライブ活動がままならなくなった。

そのときにわたしは、「これは、逆にチャンスや」と思いました。その時期に、友達に「TikTokをやってみたら?」と言われたことが、始めたきっかけになります。

  最初の頃は格好いい映像をアップしていましたけど、正直、反響は出ませんでした。そんな中、気心知れた友達に見せるための動画として、いつもの自分を出したふざけた映像を作ったんですね。

それが、胸にタオルを入れた姿で登場。曲に合わせてタオルが下へ落ちて胸がツルペタになるという、友達をわらかすためだけに作ったネタ。

それを、友達に向けて「見て~」みたいな感じでTikTokへアップしたら、急に数字が伸びだした。そこからなんです、まな板ネタなど、今のTikTokのスタイルに繋がったのは…。

 当時の事務所的に「こういうネタは駄目」と言われていた題材ほど、コメント欄に「最高です」「めっちゃ気分アガりました」「どこのスポブラ使ってるんですか?」「わたしもこれ(貧乳)で悩んでて。でも、勇気が出ました」など、たくさんのコメントが寄せられたんですね。

そのときに「あっ、これで良かったんや」「自分のことを笑いにするだけで、人を救えるんならもっとやっていこう」となって、今に繋がっています。

──でも、だいぶ自虐ネタですよね。

BON.井上  わたしは(貧乳のことを)デメリットとは思ってないどころか、「それを題材として面白くすることで、いろんな人を勇気づけられるんやったら」ということから積極的にやっています。

──BON.井上さん、もともと自虐的な性格なんですか?

BON.井上  自虐というか、それをネタにすることへ抵抗はなく。むしろ、前からそれをネタに友達を笑かすことが多かった。

自分が「幸せ」と思うときって、自分の行動によって誰かが笑ってくれたり、何かが変わっていくこと。その瞬間を見るのが一番好きやから、その気持ちの延長としてやっていたことなんやなと思います。

TikTokは、すごくありがたい出会いの場になりました。

──TikTokへアップしているのは、女性だからこそ表現できる題材も多いですよね。

BON.井上  そうですね。ただ単にふざけたことをやるのは違うなと思ったときに、自虐的にならないスレスレのラインで笑っちゃうようなことをやろうと思ったし、自分で作りながら自分で笑ってしまう。そういうところを上手く見極めて題材は作っています。

──TikTokには、自虐ネタを歌にして届けている内容も多いですよね。それは、アーティストとして表現するというこだわり?

BON.井上  そうです。TikTokを通しての活動は続けていくけど、わたしはTikTokerではないし、そこの一線はしっかりと見極めてやっています。

もちろん、ウケるネタも求められるから、そういうのは考えますけど。ただ、TikTok専門ではないからこそ、毎日投稿や毎週何曜日に投稿、何日にかならず投稿など、そういう縛りは作ることなく、自分が本当に納得のいく内容ばかりを投稿しています。

ルーティンがあるからと、しょうもないネタは流したくないんですよ。それよりも、1本1本どれも100万回の再生数を超えるくらい納得のいく内容を…。わたしは、量よりも質を高めたうえで毎回投稿しています。

「ツルペタ革命」

この日のワンマン公演を第一章の集大成であり、第二章の始まりにしたかったので、ここを革命の日に変えたい気持ちから、「ツルペタ革命」とタイトルを付けています。

──BON.井上さんの場合、ツルペタ(貧乳)ネタが多いですよね。その題材に、確かな手応えを覚えているから?

BON.井上  わたしとは逆の、デカいのを売りにしている人はいくらでもおると思うんですけど。それ(貧乳)を売りにしているのは…。

売りにしているわけじゃないですけけど(笑)、中学生の頃からそれでいじられてきたし、自分でもネタにしてたっていうか、それを自分でも面白くてずっとネタにしていたんで、それをTikTokでもネタにしてみたら、思っていた以上に数字が伸びてったみたいな感じです。

──TikTokへの投稿を始めたことで、いろいろ変化もありました?

BON.井上  声をかけてくださる方が多くなったことです。声をかけてくださるのは、女性の方が多いです。

あと、投稿するためのネタを日々考える生活にも変わりました。今はTikTokを中心に、Instagramのリールやショート動画でも数字を伸ばしていますけど。

オリジナルの楽曲制作にも時間を使っているから、今は、アーティスト活動にも時間を費やしています。TikTokに投稿しているショートのオリジナル曲をフルサイズにしていく作業を、いろいろと進めているところです。

──4月29日には、大阪RUIDOを舞台に1stワンマン公演「ツルペタ革命」を開催します。

BON.井上  この日はTikTokでやっていることを見せながら、わたしのオリジナル曲も聴かせる内容にしていきます。今回は、「オリジナル曲をしっかりと聴かせること」をテーマにしているから、そこを軸に据えたうえで、替え歌などもいろいろ披露していけたらなと思います。

──タイトルが「ツルペタ革命」というのも、らしいですね。

BON.井上  まわりから、めっちゃ「なんで、そのタイトル?!」と突っ込まれるんですけど。でも、ワンマン公演へ繋がるきっかけもそこから始まっているんで。

ただ、今年はアーティストとしての道を切り開いていこうと思っていれば、この日のワンマン公演を第一章の集大成であり、第二章の始まりにもしたかったので、ここを革命の日に変えたい気持ちから、そのタイトルを付けています。

──BON.井上さんは、女性ファンがとても多いですよね。

BON.井上  円グラフにしたら70%が女性。わたしは、TikTokを通して「ありのままの自分でいいんだよ」ということを、いろんな題材を通して伝えていますけど。

結果的に言いたくても言えない女性の気持ちをわたしが代弁していることから、女性ファンの支持は多いです。わたし、もともと嘘をつけないタイプだし、自分にとってリアルなことばかりを届けているから、知らないことは届けられないという姿勢。

そのうえで、わたしのデメリットを表現したら、思いの外共感してくださった方が多かったのが現状です。

──ワンマンへ足を運ぼうとている人たちへ向けて、見どころを語っていただけますか。

BON.井上  わたしがライブを見せるというよりも、来てくださるみなさんと一緒にライブを作る。それが自分にとってのライブだと思っているので、動きやすい格好で来ていただけると嬉しいです。

この日のライブを観た人たちに、「あっ、これで良かったんや」「今のままの自分で良かったんや」という気持ちになれるライブをお届けします。

──ワンマン公演は、今後も定期的に行うのでしょうか。

BON.井上  今、オリジナル曲をどんどん増やしているように、今回の第二章へ向けての革命となるライブをきっかけに、会場のキャパシティも大きくしていきたいなと思っていますけど。

ただ、ワンマン公演を重ねるのではなく、TikTokやYouTube上に動画をアップしては、そこでいろんな手応えや反応をつかんだうえで、それら一つ一つの手応えをワンマン公演へ繋げる形にしたいなと思っています。

今はまず、BON.井上とは何者なのか??それをしっかり示していく活動を見せていきたいですね。

──ということは、引き続きTikTokなどの動画投稿を中心にした活動になるのでしょうか?

BON.井上  TikTokやYouTubeへの企画ネタやオリジナル曲の動画アップもそうですけど。ミュージカルや舞台、バラエティや役者など、これまでに活動をしてきた経験も変わらずに活かしながらの活動も引き続きしていきます。

──どういうオリジナル曲を用意しているのかも気になります。

BON.井上  貧乳のことをネタにした『ツルペタ』や『ブラつけてない』、80年代のテイストを持った『ありのままdisco』、好きな人と一夜を共にしようと思ったら生理になってしまったことを歌にした『nattemota』など、この辺はライブでも披露する予定ですし、MVも今、2曲制作に入っていて、本番までには2本アップをしようと制作を進めています。

──それらの曲は、TikTokにもアップしている題材のやつですね。

BON.井上  そう、まずはTikTokで反応を見て、ウケのいい曲はしっかりフルサイズにしていく。その流れで、これからもやっていこうと思っています。

──ライブが楽しみになってきました。最後に、ひと言メッセージをお願いできますか。

BON.井上  わたしが伝えたいのは、「ありのままの自分でいいんじゃねぇか?」ということ。

まわりにもいますけど、一度プチ整形をしたことで、どんどんエスカレートしている子、彼氏の前では化粧を落とせないと悩んでいる子。世の中の女性には、そういう悩みを抱えている子たちがいますけど。

そういう子たちに、わたしは「一度でいいから、ありのままの自分のままでいってみたら?」と伝えたいし、そういう思いを、これからも伝え続けたいなと思っています。

4月29日の1stワンマン公演の日は、みんなでTikTokの撮影もやろうかなとも計画していますし、とにかく一緒に騒げるライブにしていくので、ぜひお越しください。会場でお待ちしています。

BON.井上
1stワンマン公演

BON.井上 「ツルペタ革命」

  • 開催日
    2024 年4月29日(月・祝)
  • 時間
    OPEN:17:00 / START:17:30
  • 会場
    大阪RUIDO
    〒542-0081 大阪府大阪市中央区南船場3-10-11 FPG links SHINSAIBASHI B1
  • チケット
    オールスタンディング
    前売 3,500円 / 当日 4,000円
  • チケット取扱い
    https://eplus.jp/sf/detail/4051300001
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おにぎり1号・Tomoko Davies-Tanaka
Onigiri Media メイン・ライター おにぎり1号こと Tomoko Davies-Tanaka (Team Little-Big) は、フリーランスPRエージェント。海外⇔国内、英語⇔日本語業務を中心に、スモールビジネスのPR業務のサポート他、コーディネーションやブッキングも行っています。 インタビュー記事 https://ledgeweb.com/740/