エンタメ系魚食コラム「魚食えコノヤロー！」をOnigiri Mediaで不定期連載している浦安 鮮魚「泉銀」の店主である森田釣竿率いるフィッシュロックバンド 漁港が、2023年9月3日、4年ぶりに開催された浦安百縁商店街のメインステージでライブを実施。その笑いと波乱に満ちたライブを動画にてレポートする。
Contents
浦安百縁商店街 とは
2023年9月2日/3日に、東西線浦安駅周辺にて4年ぶりに開催されたイベント。
浦安市や商店会をより活気あるものにしていくことを目的としており、「百円」の商品を中心に販売されているのが特徴。
今回は72のお店が軒を連ねた他、駅前の特設ステージではライブやパフォーマンスが繰り広げられた。
第8回浦安百縁商店街（令和5年9月2日）
浦安市Website
https://www.city.urayasu.lg.jp/shisei/koho/topics/1038372/1040652/1040665.html
浦安市商店会連合会Website
https://www.urayasu-shoutenkai.jp/100yen_2023/map-timetable/
フィッシュロックバンド
漁港 プロフィール
4年前に開催された第7回浦安百縁商店街でも、特設ステージのトリを務めたフィッシュロックバンド「漁港（gyoko・正式表記は「港」が反転）」。
初めて目にする人たちも居ただろう。その激しくも可笑しいライブに度肝を抜かれたかも知れないが、今一度、彼らのプロフィールをご紹介したい。
なお、2019年の百縁商店街での漁港ライブ含む過去のライブはOnigiri Media YouTubeでも御覧頂けます。
https://www.youtube.com/watch?v=zbaqbrt62nM&list=PLpK-7wtH6FD7N1p09BbFJI_MMlLHZB3Ef
1986年に結成され、2004年ユニバーサルミュージックよりメジャー・デビューも果たしているバンド・漁港（gyoko・正式表記は「港」が反転）。
現在のメンバーは歌手・包丁担当で、鮮魚店・泉銀店主の森田釣竿氏と、ギター他担当の深海光一の2人。 森田釣竿氏は2016年に水産庁が任命する「お魚かたりべ」にも選出されている。
日本古来の食文化・魚食を広めるべく、店舗はもちろん、様々なステージにて活動している。
なお、漁港のCDは以下漁港Website及び森田釣竿氏のお店「泉銀」にて入手可能だ。
漁港Website
https://www.gyoko.com/
漁港Twitter
https://twitter.com/pnlozwA9H3qkcTY
アーカイブ楽曲も公開中・漁港YouTube公式チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCriPbYlL0DhTu7cVLpcCigg
鮮魚 泉銀
店舗情報
- 定休日：火・水 (不定休あり)
- 2023年9月は4日（月）～6日（水） / 12日（火）・13日（水）/ 18日（月）/ 26日（火）・27日（水）がお休み予定です。最新情報は森田釣竿氏のX（Twitter）にてご確認下さいませ。
- 営業時間
11時00分～17時30
（土・日を除く）
土曜日：8時00分～17時30分
日曜日：8時00分～14時00分 - 住所
千葉県浦安市堀江3丁目25−1 - Website
https://www.gyoko.com/ - 泉銀 / 漁港通販サイト
https://gyoko.thebase.in/ - 森田釣竿 X（Twitter）
@tsurizaomorita
来店が難しい方には通販サイトもございます。併せてご利用下さいませ。
漁港 ライブ
at 浦安百縁商店街
2023年9月3日16時20分～ 浦安百縁商店街 特設ステージで行われたフィッシュロックバンド 漁港ライブ。
その内容は、漁港らしく笑いと波乱に満ちた内容となった…
オープニング～鰹 出港街道
いつものライブの様に包丁（模造品）を振り回し登場した森田釣竿氏。
この漁港ファン+浦安（一部）市民には見慣れた登場が、その後とんでもない事に繋がるのだが…それは後で紹介するとして、まずは1曲目定番の「鰹 出港街道」にて、「カツオのタタキ」コール＆レスポンスで勢いをつける漁港。
続いては、嫌われ者だが海辺を奇麗に保ってくれるフナムシを歌った曲「Hunamushi」が続いた。
Hunamushi （トーク多めバージョン）
ここで、ギター他担当の深海光一に異変が…
「腹から声出せ！」と煽られる深海氏だが、実はギターの音が出ないと言うアクシデントが発生！
しかし芸歴？バンド歴？23年は伊達じゃない。荒波にもまれつつも、なんとか乗り切った2人の阿吽の呼吸に、客席は大爆笑だった。
続く3曲目「魚食えコノヤロ音頭」では、泉銀の名が背中に書かれた法被に着替えて歌う森田釣竿。
応援団として心強い人々（内1人はゴリラ？）が登場し、会場を盛り上げた。
魚食えコノヤロ音頭
最後に森田氏が「やっぱ、楽しいのイイネ！」は心からの言葉だろう。
人が集まり、手拍子をし、歌うことは、コロナ禍の3年間出来なかった事。もちろんウイルスの脅威は、まだまだ続いているが、それでも人々が青空の下、暑さもかまわず集い、笑顔で歌い踊る姿に、少し胸が熱くなった。
コロナ、色々大変だったですけれども、百縁商店街 こうして無事に、俺たち以外は無事に開催できたと思っております。これ、家に帰るまでが、遠足の様な百縁商店街ですから、ね、皆さん気をつけてお家まで帰ってください。
森田釣竿
で、次のライブ、もう漁港はほとんどライブ断ってます。魚屋の本業があるんで、もうソッチがライブ。だからいつまで続くかわからないんで、タイミングの合う時に見にきてやって下さい。
次は一応 海洋大学 11月5日 東京海洋大学（海鷹祭） 品川キャンパス、国立の大学でも包丁振り回して出てます。あの…意外とホームなんです。学生が皆応援してくれるんでね。
だから包丁振り回して、今年も11月5日 東京海洋大学で大暴れしたいと思っております。
東京海洋大学 第64回海鷹祭 詳細はコチラ
https://umitakasai-kaiyo.net/
この様なトークの後に「海の国」を演奏、そして最後はマグロヘッドの解体で知られる「鮪 スペースコロニー脳天頬肉」で、漁港のライブは幕を閉じた。
Set List
2023年9月3日
- 鰹 出港街道
- Hunamushi
- 魚食えコノヤロ音頭
- 海の国
- 鮪 スペースコロニー脳天頬肉
衝撃の事実！
無事にライブも終了…と思いきや、特設ステージ司会の女性から衝撃的な発言が飛び出したのは、この時だった。
「実は入場の際に持っていた包丁の件で、警察の方がお見えになっていて、運営の方からも模造包丁である事は説明したのですが、一応 森田さんにもお話を伺いたいって事で…」
4年前、いや、それ以前の浦安百縁商店街のステージでも同様に、森田氏は包丁を振りかざして登場していたのだが、何も言われた事はなかった（目の前に交番があるのに）。
これが4年の月日の流れか…と苦笑いしながら噛み締めた、ライブだった。
森田氏のX（Twitter）には、当日の様子の投稿が多数シェアされているので、併せてぜひチェック頂きたい！「魚食え！コノヤロー!!」
森田釣竿 コメント
百縁商店街実行委員会の皆様と共に警察官の皆様とお話しをさせていただきました。
森田釣竿
お騒がせをいたしましたが、表現の限界は感じてはおりません。今後とも宜しくお願い申し上げ鱒。魚食え！コノヤロー！！！
鮮魚 泉銀
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