生活に不安を抱えた 相撲・音楽ライターの和田靜香が、国会議員 小川淳也に「生きづらさ」をぶつけた書籍『時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか?国会議員に聞いてみた。』が、2021年9月5日に発売される。刊行記念オンライン・トークイベントも併せて本記事ではご紹介する。
Contents
時給はいつも最低賃金、
これって私のせいですか?
予約開始後、Amazonランキング選挙カテゴリーで第1位、書籍総合でも16位にランクインするなど注目を集め、既に重版も決定している『時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか? 国会議員に聞いてみた。』が、2021年9月5日に発売される。
プロフィール
著者:和田靜香
和田靜香(わだ・しずか)
相撲・音楽ライター。千葉県生まれ。
著書に『世界のおすもうさん』、『コロナ禍の東京を駆ける――緊急事態宣言下の困窮者支援日記』(共に共著、岩波書店)、『東京ロック・バー物語』(シンコーミュージック)などがある。猫とカステラときつねうどんが好き。
Twitter @wadashizuka
https://twitter.com/wadashizuka
取材協力:小川淳也
小川淳也(おがわ・じゅんや)
国会議員。1971年・香川県生まれ。東京大学法学部卒。
1994年自治省に入省し、2003年に民主党より衆議院議員選挙に初挑戦するも惜敗。2005年に初当選。現・立憲民主党所属の衆議院議員(5期/2021年7月現在)。レンチンした「おあげさん」が好き。
Twitter @junyaog
https://twitter.com/junyaog
内容紹介
この不安や生きづらさは「私のせい」?いつも最低賃金で働いてきた著者が、国会議員・小川淳也に「この国で生きること不安」をぶつける。
お金、住まい、税金、働き方、ジェンダーなど、人それぞれが抱える悩みを政治の力を使って解決へ導く1冊。
目次
- はじめに
コロナ禍の前から私はずっと不安だった - 第1章
生きづらいのは自分のせい? - 第2章
耳タコの人口問題が生活苦の根源 - 第3章
「なんか高い」では済まされない税金の話 - 第4章
歳をとると就職できない理由 - 第5章
見て見ぬふりをしてきた - 第6章
自分を考える=政治を考える - おわりに
私の不安は日本の不安だった - 政治問答ブックリスト
書誌情報
- タイトル
『時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか? 国会議員に聞いてみた。 』 - 著者
和田靜香 - 取材協力
小川淳也 - イラスト
伊野孝行 - 装幀
松田行正+杉本聖士 - 出版社
左右社 - 発行日
2021年9月5日
第一刷発行 - 判型
四六判並製/280頁 - ISBN
978-4-86528-045-6 C0031 - 定価
1870円(税込) - 書籍詳細
http://sayusha.com/?p=5870
はじめに
「コロナ禍の前から私はずっと不安だった」より
日本はこれからどうなっちゃうんだろう? 私はここで、どう生きたらいいんだろう?
『時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか?国会議員に聞いてみた。』 より
願いはある。一人もとりこぼされることなく、全員があたりまえに安心できる暮らしが保証されることを。誰かが助かるために、誰かが蹴落とされないことを。今日の誰かの営みが、誰かの明日を創ることを。分かち合い、共にあることを。強く、強く、願う。私はそういう社会に生きたい。そうでないと生きることが難しい。絶対的死活問題だ。
じゃあ、そのために、私はどうすればいいんだろう?
それが分からなくて、知りたくて、2020年11月、私は東京の地下鉄・永田町の駅に降り立った。向かうのは衆議院第二議員会館。国会議員に、直接聞いてみることにした。
えっ? 何を考えてんだ、あんた?
大丈夫。ムチャなのは知っている。私はたいていの場合、そんな風に生きてきた。あとさき考えず、思うままに、やみくもに。私は自分の「分からない」をぶつけに行くことにした。高まる気持ちはまるで道場やぶりだ。当たって砕けろ!
ドンドンドンッ、たのもーーーーっ!
本書 の「はじめに」は、現在noteにて無料公開中
【無料公開】はじめに/和田靜香『時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか? 国会議員に聞いてみた。』より https://note.com/sayusha/n/neaef2e3f526b
刊行記念
オンライントークイベント
『時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか? 国会議員に聞いてみた。』刊行記念オンライン・トークイベントが、本屋B&Bにて2021年9月1日開催される。
Zoomでのリアルタイム配信と、1ヶ月の見逃し配信あり。(見逃し配信の視聴方法はイベント終了後、準備が出来次第案内となるとの事)
サイン入り書籍付きチケットも販売される。
- イベントタイトル
和田靜香×小川淳也×星野智幸「私は政治がわからない」 - 出演者
著者:和田靜香
(相撲・音楽ライター)
取材協力:小川淳也
(国会議員)
星野智幸
(作家) - 開催日
2021年9月1日 - 時間
20:00~21:30
※19:30オンライン開場 - 配信プラットフォーム
Zoom - チケット
- 配信参加のみ
1,650円(税込) - 配信参加+サイン入り書籍
1,650yen+1,870yen(税込) - チケット購入
https://bb210901a.peatix.com/ - イベント詳細
http://bookandbeer.com/event/20210901_politics/
作家・星野智幸
プロフィール
星野智幸(ほしの・ともゆき)
作家。1965年アメリカ・ロサンゼルス市生まれ。1988年に早稲田大学卒業。新聞社勤務後、メキシコに留学。
1997年『最後の吐息』で文藝賞を受賞しデビュー。2000年『目覚めよと人魚は歌う』で三島由紀夫賞、2003年『ファンタジスタ』で野間文芸新人賞、2011年『俺俺』で大江健三郎賞、2015年『夜は終わらない』で読売文学賞、2018年『焔』で谷崎潤一郎賞を受賞。
近著に『呪文』『未来の記憶は蘭のなかで作られる』『星野智幸コレクションI~VI』『だまされ屋さん』などがある。
Twitter @hoshinot
https://twitter.com/hoshinot